- arishima_takeo
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北田暁大『社会制作の方法』56。社会構築主義を上野千鶴子的な「政治的」と中河伸俊的な「方法論的」に分割する。分割して後者を救い出すという論旨か?
2020-01-12 17:43:25北田暁大『社会制作の方法』78。(b)のルートを採ると防御力が高いよみたいな話。 pic.twitter.com/l5LzX7xq4D
2020-01-12 18:10:28歴史の観察者は、自らの立場を「…主義」「…派」と囲い込んでしまう前に、表象の透明性なるものに懐疑を抱きつつも、それでも存在の金切り声を抑圧することのない、そんな文体を模索し続けなくてはならない。by北田暁大『社会制作の方法』97
2020-01-12 18:38:05北田暁大『社会制作の方法』115。サール「バックグラウンド」との対決。進化心理学との対決でもある気がする。 pic.twitter.com/gerkxY8qJX
2020-01-12 18:59:08ある出来事や状態の記述の真偽値のあてがいが可能であるとする以上、構築主義は本来的に非実在論でも実在論でもない。by北田暁大『社会制作の方法』150
2020-01-13 10:37:50「私の見立てでは、構築主義は、「責任」や「自由」、「人間本性」といった事柄を、「近代の産物にすぎない」と暴露啓蒙する研究プログラムではない」(北田暁大『社会制作の方法』151)。そう、小坂井さんの責任論は所詮は「暴露啓蒙」にすぎないんだよな。だから評価できない。
2020-01-13 10:44:31だいたい、「暴露啓蒙」で概念を無効化できるなら、「人権」だってある時代以降の発明物なんだから、左派が得意気になって使うもんでもないんだよな。
2020-01-13 10:47:43「使えるものは使う」という態度は、一見、自由な思索をもたらすようにみえるが、実際は逆である。「使えるところを使う」という使い方自体が、理論のみならず分析対象の複雑性をも縮減してしまう可能性を考えなくてはならない。by北田暁大『社会制作の方法』244
2020-01-13 19:36:32ルーマンを「使いたいように使う」態度が不毛なのは、思想史的に誤りであるから(だけ)ではなく、当の理論や説明したい世界を単層化してしまうからなのだ。by北田暁大『社会制作の方法』244
2020-01-13 19:38:38行為(規則に従うこと、過程)を規則(構造)への解釈だと考えるからこそ、適切な解釈が複数成立する(不確定性)という問題が生じ、それを解決するために共同体(他者)が挿入される。解釈主義が意味の不確定性と共同体・他者を呼び込むわけだ。by北田暁大『社会制作の方法』261
2020-01-14 06:24:59北田暁大『社会制作の方法』読了。半分くらいはよく分からなかった。たとえば、第三部第八章(「他者論のルーマン」)では過去に依拠していた行為の事後成立説とそこにある解釈主義が批判されているが、じゃあどうすりゃいいのか?
2020-01-14 06:31:14