ぼくの考えた魔法少女対国家権力

現場猫教授 @Dr_crowfake

魔法少女対正常性維持機関をテーマに、来年あたりにはなんか書きたい……。SCP財団風に言うならタイプ・ブルーのGoIと日本国正常性維持機関コミュニティとが対立するところに漁夫の利を得ようと世界オカルト連合が突っ込んでくる感じの。財団は存在しないというバランスで。

現場猫教授 @Dr_crowfake

「魔法少女、このリリカルな呼び名に騙されるな。奴らは詠唱1つで現実を歪曲し、多大な人的被害と正常性への打撃を与えうる、潜在的脅威存在だ。そっとしておけ？　日本国を無数の信管が刺さった爆弾のままにしておけ？　ありえない。我々は公共の福祉に対する義務を負っている。野放しはできん」

現場猫教授 @Dr_crowfake

「魔法少女だってだけで、どうして付け狙われ殺されるんですか？　あんまりです！」 「彼らの言い分は『私達の存在自体が現行法規では裁けず、なおかつ『正常性』を毀損するから』よ」 「正常性？」 「世界は何も不思議なことなく動いている、いつもと同じ日常が訪れる、そういう信頼のことよ」

現場猫教授 @Dr_crowfake

「たった、たったそれだけのことで、私達は世界の敵扱いされるんですか？」 「そうよ、認めなさい。どんなに尊い願いを持って魔法少女になっても、高い志をもって行動しようとも、『彼ら』は容赦するつもりはないのだから」 「和解の道があるはずです！　私達が同じ人間だって理解してもらえる道が！」

現場猫教授 @Dr_crowfake

「無理ね、正常性は『この人間世界には人類より優れた異分子は存在しない』という虚構によって支えられているもの。もし私達の存在が公になれば、彼らどころか、日本中の、いいえ世界中のありとあらゆる人間が『魔法少女狩り』を始めるわ」

現場猫教授 @Dr_crowfake

「そんな……。そんなの間違ってます！」 「そうよ。最初からボタンの掛け違い。だけど後には引けないわ。もう闘うしかないのよ。それがどんなに勝ち目のない修羅の道でも。私達は、魔法少女連合（Magia Union）の結成を目指して行動している。貴方も協力してくれる？」 「はい……」

現場猫教授 @Dr_crowfake

「天皇家を頂点とした日本の超常秩序は魔法少女との決戦により崩壊する可能性が高いわね」 「そうですな、大統領閣下」 「これは貴方達”MIB”にとっても大きな契機のはずだけど、どうかしら？」 「国家に真の友人はなく、この世界は鏡の荒野です。日本を支配下に置くにあたり、一寸の躊躇もありません」

現場猫教授 @Dr_crowfake

「ロシアや中国の正常性維持機関に介入されるのは避けたいわ。世界の警察、その影の面を支えてきた貴方達”MIB”の手腕を存分にふるい、横合いから力いっぱい殴りつけて頂戴」 「イエス、マム」

現場猫教授 @Dr_crowfake

かくして法の外に置かれた魔法少女たちと日本国正常性維持機関コミュニティ、そして米国＝300人委員会率いる超常秩序機関”MIB”の三つ巴の戦いが始まる……。 どっかで見た設定とはいえ、「やりたいからそうするの」って財前時子様も云ってた！　やっていくぞ。

現場猫教授 @Dr_crowfake

ちなみに日本対魔法少女対MIB、登場人物の9割を殺すつもりでおります。スクラップアンドスクラップ。登場人物の9割を特攻に出せば勝てると大西瀧治郎も云ってた。魔法少女、官憲に自衛隊特殊部隊、スターゲート計画特殊強化工作員、レプティリアン技術で改造されたテクノマンサーなどが出ては死ぬ！

現場猫教授 @Dr_crowfake

でも最後に勝つのは「あいときぼうのおとぎばなし」を決して手放さなかった清い心の『人間』なのです。そうこれは人間讃歌！　真紅のロマンホラーの血脈を継ぐ超伝奇人間讃歌なのです！（ろくろを回しながら力説