「ワイドスクランブル」が“ホットスポット”を取材
- toshihiro36
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諸澄:(道路際で)いま2.85マイクロシーベルトですね。1時間当たり。 風に乗った放射性物質がミストという固まりになって・・あのような立木のほうに流れていく。立木に寄ってみると・・4マイクロシーベルトを超えましたね。雨が降ったりして地表を流れて、排水溝に流れていくと (続く
2011-06-07 23:28:03諸澄:排水溝の上で4.7~4.8マイクロシーベルトくらいですかね。それだけ下の水たまりに放射性物質がたまってるんだと思います。
2011-06-07 23:31:53住民との会話:「いまいくつでてます?」住民「2.49マイクロシーベルトですね。でもこれでも低くなってるんですよね。自宅のほうからすれば・・・」「自宅はもっと高いの?」住民「もうちょっと高くなりますね。」
2011-06-07 23:55:43<ナレーション> 高い放射線量が計測されたというのは、雨水が樋をつたって流れ落ちる場所だった。住人所有の線量計では最高227マイクロシーベルトという非常に高い数値が。念のため諸澄氏がもう一度計測してみると・・・
2011-06-08 00:08:20諸澄:ここだけの値ですので、一概には言えないと思います。この場所に1年中ずっといるんだったら問題になりますけど。24時間の生活の中で一時の通過であれば、いいと(問題ないと)思いますけれど。あとは距離ですね。距離の逆二乗則といって、離れれば離れるほど放射線レベルは下がっていきます。
2011-06-08 00:16:25-----CMが入ります-----
<ナレーション> 排水口の近くではおよそ250マイクロシーベルトを示した放射線量だが、一般的な測定基準とされている1mの高さで再び測ってみると・・・
2011-06-08 00:21:08<ナレーション> 高さ1mでの測定値は24マイクロシーベルトと排水口付近の放射線量のおよそ10分の1に。さらに排水口から5m離れると、その数値は5マイクロシーベルトに低下。その後50m・100mの地点でも計測したが、5マイクロシーベルトの数値に変化はなかった。 (続く
2011-06-08 00:25:49住人:どうなのかなって・・毎日生活していて、どうなのかなって・・・。いまの時点では問題なくても、将来的にどうなのかなってすごく心配がありますよね。
2011-06-08 00:29:58-----スタジオにもどります-----
大下:スタジオには取材にも同行していただきました、放射線の人体への影響にも詳しい埼玉県立がんセンター・放射線技術部副部長の諸澄邦彦さんにお越しいただきました。
2011-06-08 00:33:18三井:我々が取材した場所は、南相馬市の橲原地蔵木地区という所なんですよね。福島第一原発から33キロ近い距離の場所。警戒区域や計画的避難区域さらには緊急時避難準備区域には含まれていないんです。にもかかわらず、我々が測定してみましたら・・地上1mの高さでの空間線量が (続く
2011-06-08 00:50:16三井:2.5~5マイクロSv/hと高いんです。さらに、雨どいに近付けて測定しますと10マイクロSv/h。さらに雨水が落ちる軒下で測定しますと26マイクロSv/hと。VTRに出ていた方が一番気にしていた場所、雨水の出口の地面のそばで測りますと250マイクロSv/hが出たんです。
2011-06-08 00:56:52