「ワイドスクランブル」が“ホットスポット”を取材
- toshihiro36
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諸澄:お宅の周りは5マイクロSv/hぐらいで一定しているんですけれども・・放射性物質が風に乗って飛んできて、屋根に落ちて・・それが雨水で流れて雨どいにどうしても溜まります。そういった意味で、雨水が流れていく所にはどうしても集まりやすくなりますね。
2011-06-08 01:02:57諸澄:250マイクロSv/hという数字はすごく高い値なんですけれども・・私たちは放射線防護の3原則といいますけれども・・遮蔽ですね。数値の高い所の土をどかすとか、コンクリートブロックや鉄の板で塞いでしまう。次にその付近が(数値が)高いと分かっていれば、なるべく近づかない。 (続く
2011-06-08 01:08:42諸澄:減っていきますね。距離が離れれば、距離の逆二乗則といって減ります。三番目に、時間を短くする。これは移動でもそうなんですけど、放射線の被曝に寄与する所になるべく近づかないのと、その中に入る時には時間を短くするというのがありますので・・・遮蔽・距離・時間の (続く
2011-06-08 01:16:06三井:皆さん「計画的避難区域に指定された飯館村より、うちのほうが高いじゃないか」ということで、現在市に対して放射線数値の正確な公表やリスクアドバイス・・それから計画的避難区域や緊急時避難準備区域の設定をしてほしいと・・。 (続く
2011-06-08 01:23:48三井:そうですね。これまで文部科学省が測定するようにということで指示をして測定した数値が公表されていたんですが、東京では地上およそ20mの高さで測定したもの。千葉ではおよそ7mの高さで測定したものということで、我々が日常生活をするような高さ・場所での測定ではない (続く
2011-06-08 01:32:15三井:ということで、先月末から今月にかけて各自治体が独自に調査を始めました。東京都では1mのものと(モニタリングポストは)大きな差はなかったんですけれど、千葉の松戸では0.153~0.394マイクロSv/h.。流山では0.15~0.36マイクロSv/hということで (続く
2011-06-08 01:37:27大下:これは大きい数値で言うと、松戸は0.394マイクロSv/h.。流山は0.36マイクロSv/hなんですが、これは人体への影響というのはどうなんでしょうか?
2011-06-08 01:43:27諸澄:よく言われるように、ただちに影響の出るレベルではない。これは放射線で言うと確定的影響がないという形ですね。ですので、地上7mとか20mというモニタリングポストは今回のような事故を想定して設置したものではないので、その数値というものは正確には反映していないと思う。
2011-06-08 01:48:04須田:諸澄さんのお話を伺って・・正しい知識を得て、正しい対応をすればリスクがものすごく軽減されるんだということがよくわかったんですが・・先ほどのVTRを見ていても、そういう知識・情報が伝わっているのかなあ・・逆にその部分が心配な部分。国だとか行政機関はそれを伝える必要がある。
2011-06-08 01:55:35川村:むしろ国の方が後退してて・・当初、水素爆発して建屋が吹き飛んだ時にも、30キロの同心円でやってますから・・風下とかそういうことを考えたら、もっと“ホットスポット”がたくさんあるだろうという形できめ細かな放射能汚染地図といいますか・・そういうマップを作らないといけない。(続く
2011-06-08 02:02:09川村:これ他局でしたけど、「ネットワークで作る放射能汚染地図」という非常に細かい・・いまも継続してやってますけれど・・それを本来、国がやらなきゃいけないと、私は思いますね。
2011-06-08 02:04:55寺崎:そうですね、きめ細かくきちんと測定して・・それをきちんとオープンにしてもらって・・そうすることによって、不安が解消されるということをきちんとやってもらいたいなあと思います。諸澄さん、どうもありがとうございました。
2011-06-08 02:08:08