MMDとVRCとその他3DCGなどの考察のメモ(2020年版)

二年前にまとめた「MMDの文化とVRCに関する考察・説明のメモ(https://togetter.com/li/1226486)」と、 一年前にまとめたの「MMDが3DCGを~の話への感想まとめ(https://togetter.com/li/1313876)」とを 2020年2月時点で改めてまとめなおした話。かなり長い。 ●目次 続きを読む
ログ
11
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
MMDの1ユーザー視点から「MMDとVRChatなどとの関係や素材提供の話、3D関連の話」を改めてまとめる。以前まとめたものがかなり煩雑で古くなったのもあるので、なるべく整理してみるけどそれでもかなり煩雑で長い。およそ200ツイート分くらい。 免責:あくまで1ユーザーの視点ってところを留意する。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>ツイートの原文自体10日近くかけて書き直しながらまとめたものだけど、全文ツイートした後にも必要に応じて補足入れるかもしれない。例によってTogetterへまとめるつもりなので必要となったらそっちで補足したり、追加でツイートしたりする。 免責:専門的な部分についての真偽・詳細は専門家へ。

MMDとVRChatの違いについて
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
まず大前提。『MMDというソフト本体は動画制作を主目的とした【映像画像作成ソフト】である』『VRChatは"ソーシャルVRプラットフォーム"、【特有の機能を持ったSNSの一種】である』MMDの主目的は"作品制作"にあり、VRChatの主な機能は"特有の機能を利用した交流"である、根本から異なる。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>MMDの主目的、目標は「作品を作ること」でありMMDの最大の親しまれ方もまた「MMD作品を見ること」にある。そこで【様々な人がMMD作品を作り、そのMMD作品を見た様々な人がMMD用に素材を作り、さらに様々な人がMMD作品を作る】という「ファン創作の循環」が起きたため"MMD界隈"が形成されていった。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>VRChatの主目的は「3DやVRを用いるSNS」とのことであり、また機能的な応用によってユーザーがある程度のプログラムを利用・実行できるなどの自由度が確保されているらしい。そうした自由さと、特に「ユーザー製の3Dデータが利用しやすい点」と「VRモード"も"ある点」で有名になった模様。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>ハッキリ言ってこの二つは全く別の世界である。一時期VRChatが流行り始めた頃は『MMDモデルが利用できる』という致命的な誤解を招く情報が広まったり、今でもVRC利用者の中から「MMDをやっている人ならVRChatも」などと親和性があるかのような意見も見受けられるが、そもそも【主目的が異なる】
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>この辺り誤解されやすい点だが「主な目的が違う」のだから親しめる人も異なる。もちろんMMDとVRCどちらもも楽しめる人もいるが、片方しか楽しめない人もいて当然である。大雑把に「"3D楽しむってこと"が目的なら一緒でしょ」と思うかもしれないが、その楽しみ方からそもそも全く違うのである
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>VRChatの主な親しまれ方は「3Dモデルをアバターにして楽しんだり、人と交流すること」と「3Dワールドを巡ること」など、基本【VRChatの中へ参加することで楽しめるもの】が主。一応創作していなくともアバターは借りることで楽しめるが、"参加しなければあまり楽しめない"という部分が多い。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>MMDの親しまれ方は主に「動画作品を楽しむ」という"直接参加しなくても楽しめるもの"を軸として、様々な"創作活動"で参加するという形で楽しまれている。3Dのモデルやアクセサリ、ステージの他にもモーションやエフェクトが作られたり、それらを組み合わせて演出することで動画制作がされていたり。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>VRChatは"その場の楽しみ"という点が強烈に大きくあって、後は"その思い出"が大きい。一応創作することで楽しまれてる面もあるし、あるいは特殊な使い方をすればその場限りでない楽しみ方もできるだろうが、『VRChat自体の主な目的』は"3Dを使ったチャット"で、"その場限りの楽しみ"となっている。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>MMDは"創作する娯楽"であるため、ライブ的な楽しみはやや薄い。しかし『作品として残していくこと』が目的となっていて、その場限りでなく、作品を見直せば繰り返し楽しめるし、直接使わない人でも楽しめる。また「素材作品を配布すれば他の人に作品を作ってもらえることがある」という面もある。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
【VRChatは概ね"作った世界や作られた世界などへ入り込む"ような楽しまれ方】【MMDは"作品や世界を作り上げていく"ような楽しまれ方】となっている。「3Dモデルですぐ楽しみたい」のならVRChatの方が使いやすいと言えるが、「3Dモデルを良く見せたい」のならMMDの方が適していると言える。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>またVRChat以外も含め3Dアバター系のソフトは『リアルタイムで人物の動きを反映する』という点に特化しており、準備さえできればあとは簡単に"より人物らしい動き"などを反映させてすぐ"実在感を感じる"こともできる。準備するまで少々手間だが、VRを利用できるとその臨場感は劇的に高まる(らしい)
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>MMDはリアルタイムで動きを決めるものではなく、調整しながら作るという手間がかかる。予め綺麗なモーションを用意できればすぐ綺麗に動かすこともできるが、それでも調整が必要なことも多い。大変だが"作り込んでいく"ことでカメラワークや演出などまで決めて「映像作品」に仕上げることもできる。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
VRChatの3Dモデルは「主にアバター」MMDの3Dモデルは「主に一人のキャラ」として扱われている。特にMMDへ3Dモデルを提供しつつVRCへの利用は禁止している人から上がる声としては『知らない人の"アバターとして"使われることは嫌』といったものもある。中にはそうした忌避感を抱く人もいるのだ。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>またMMDで"素材を作って提供する"という場合について『MMD本体は映像,画像制作が主な機能でMMDでは"動画作品が楽しまれるもの"であり、広く親しまれうる"動画作品"を期待して素材が提供されている』という面があり、それらが期待できない「MMD以外への利用を原則認めない」という例も少なくない。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>VRChat関係への素材提供については(おそらく)"VRChatなどを楽しむため"の他、『有償』で配布されている場合もある。なおVRChat自体が後発で想定されている範囲が広く、また特にVRChatに限らず自由に利用できるものも多い。またそれらの多くは"オリジナル"なもの、権利的にクリアなものとなっている。

補足※(海外で見かけるらしい)違法な販売モデルについては割愛。

Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
創作するソフトとして"キャラを一人ずつ動かす"とか"世界・舞台をメインとして作る"といった所はVRChatの特長と言えるが、"MMDなら多彩な素材を利用できる"とか"細かく調整していけば映像作品として作り込める"と言った所はMMDの特長である。それぞれ単純に互換できるものではない
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
【VRChatに存在する楽しみ方の少なくない部分がMMDには存在しない】し、【MMDに存在する楽しみ方の少なくない部分がVRChatには存在しない】現実的、実用的には【ソフト機能や娯楽としての互換性は十分でない】。単なる機能的な互換性だけでなく、"環境的な意味でも互換性が無い"のである。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>特にVRChatは名の通り"チャット"であるため「人との直接的な交流」がメインとなり、それを求めない人には精神的なハードルが高い。ワールド巡りなど一人行動で楽しめる範囲もあるが、知人用など完全一人では入れない場所もある模様。VRChat用に創作する時間は孤独になりやすいが、最後はチャットだ。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>またVRChatの真髄と言える「VR」には、VR機材にお金がかかるという金銭的なハードルもあり、また没入するとVRC外含め時間を消費しやすいらしく「コストの重い"コア層・ヘビーユーザー向け"の娯楽」という部分が大きい。VRChatの雰囲気に合う人には沼だが、合わない人には"一歩目"すらない。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>一方でMMD本体は"動画制作ソフト"であり各自が動画などを作るものである。制作に関するコミュニティなどもあるが"制作や作品に関連する"という部分が大きく、人との直接的な交友はあまり多くない。人との交流が必須ではなく、特に作品制作中はほぼ「自分との闘い」であり基本的に孤独な時間が多い。
Philo.Dill📖 @vegel_dimerk
>一応"作品を通して"人と関わること、作品が広く楽しまれるといったこと、それぞれが個人的に人と交流するといったことはできるが、『人と直接交流すること』を主目的とする人には楽しみにくいものである。反対に言えば、密ではない関係性から他人と距離を置いて創作や動画を楽しむことがしやすい。
残りを読む(201)

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?

ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする