煙鳥さんの「実話怪談って何だよおおおおお」を実話怪談作家の神沼三平太さんが論じてた話
学校の七不思議ってうちの学校は新しすぎて無かった。 中学で語り継がれていたのは、ヤンキーVS教師の戦い……(教師の車を卒業式にヤンキーが壊しただの、校庭に入ってきた族のバイクに正面から行ってドロップキックかましたとか) 色々不思議なことあったじゃん!? と、OBは思っている。
2020-02-19 23:29:09@syouko_0002 学校の七不思議なんてある学校無いですよ… 最近、色々な人に聞いてますけど! 学校の七不思議なんて、ただの都市伝説ですよ😩
2020-02-20 00:00:24@siki_siki666 やっぱりないんですかねぇ…… 二十年創立以下の学校だったので、ないだけだと思ってました。 母の通った学校にはあったそうなので。 色々聞いて回って統計とりたいなぁと。 幽玄さんの聞き込みもどんなだったか知りたいです。 機会あればお聞かせください。
2020-02-20 00:04:27@syouko_0002 もっといっぱい聞かないとどうにもならないですが、17歳〜22歳位の学生バイトにしか聞いて無いですが… 頑張って集めます。今度お会いする時に、良い報告が出来る様に頑張ります‼️
2020-02-20 00:18:05神沼三平太さんの論考
@3peta @syouko_0002 学生から報告があるなんて羨ましいです。 学校の七不思議って花子さんとかですか?レベルなのに、学校の七不思議が無い学校でも花子さんは学校の七不思議だって知られる。 花子さんは強いと思いました!
2020-02-20 00:32:53@siki_siki666 @syouko_0002 教員なので、職業柄もあって色々聞けるんです。僕の方では「花子さん」という名称ではないことが多いです(「花子さん」は小学校まで)。「旧校舎の女子トイレの奥から二番目の個室はいじめを苦にした生徒の自殺があったし、実際に先輩がそこで両足首を掴まれた」くらいですね。
2020-02-20 00:40:44@3peta @syouko_0002 学校の七不思議や怖い話は小学生までですかね、長くて中学生。 私の小学生には花子さん以外に太郎さんもいますしたよ! 二人とも話しの引き出しが多くてビックリです😳
2020-02-20 01:44:45@chick_encho 本当に起きた(これは体験者以外に共有される必要すらない)不思議な体験についての話のうち、特に情動(恐怖に限らない)の励起を目的としたエンターテイメント作品。
2020-02-20 01:48:12実話怪談とは何か、という話になると、もう先日の円盤人さんの「不思議要素のある面白い話」で良いじゃんみたいなことになる訳ですよ。面白さの軸の一つに「これは実際に起きたことなんだ、身近なことなんだ」というのがあってね。「実話怪談」ってのはその看板を分かりやすく掲げてるだけとも言える。
2020-02-20 02:01:36RT これね。これは必読でね。「聴く方はそれを実際にあった話として聴く」という前提に立てば、この話でトドメで良いのではないか。
2020-02-20 02:07:49まぁ、実話怪談屋としては作るより取材した方が圧倒的に面白いんでねぇ。それをコレクションして紹介してる訳ですよ。あと創作怪談において何故わざわざ「創作」と言うのか、みたいなところもある。「これは実際に起きたことを元にした創作です」ってのもどこまでを創作とするのかみたいな話。
2020-02-20 02:16:09面倒臭い話になってきたけど続けると、逆に「話を聞き手が実際に起きたことでは〈ない〉として聞いている場合は」、実際に体験者がいるという前提を共有できる必要があるということになる。つまり実話怪談という看板は、「実際に起きていないはずだ(小説だ)」という視点に抵抗するためのものだ。
2020-02-20 02:21:51それが実際に起きたこととして聴く人に対しては「面白いこと」が何よりも話の質を担保する訳だが、一方で実際に起きていないはずだ、という前提で聞く人に対しては、わざわざ実話だと宣言する必要があると。具体的には「小説と混同させないための看板」な訳だな。 面倒臭ぇぞこの話。
2020-02-20 02:25:57ちなみに「先生、ホラー小説書いてますよね」みたいに言われる時は、「えへへ、まぁそんな感じですかね」と済ませるチキンな僕であります。そこで実話怪談とは!みたいに言い始めても単に迷惑だからね。
2020-02-20 02:28:53では、実話怪談は100%確実な事実のみを伝えているかというと、まぁそんな表現物は当然世の中には一つもないので、「幻想ですね」って話になる。事実を編集するということは、視点を限定化して組み込むということだから、原則的にあらゆる編集物は創作物になってしまうんですよ。
2020-02-20 02:32:34これは実際に仕方のないことで、実体験した人が実体験しているリアルタイムでの体験のみが事実でね、例えば体験者が思い返すだけでも視点が編集されるので、ある意味創作物になってしまう。だから厳密に言えば、メディアは全て創作なんです。例えばコメントすら入れない生放送であったとしても。
2020-02-20 02:35:06「では実話怪談は創作怪談なんですね!」と鬼の首を取ったように言うのは待ってほしい。これは、レイヤーの違う話でね。実話怪談の〈実話〉は、「実際に体験者がいることを前提とする怪談話」、つまり実体験か実体験者への取材か、信用できる取材者に対する取材のいずれかの結果に基づく怪談と言える。
2020-02-20 02:40:42だから実話怪談における「実話」というのは創作(つまりある種の情動を喚起させるためのエンターテイメント作品を創造すること)のベースに実体験または実体験者への取材がある、ということであり、そこからは各著者によって方針は変わる、くらいで定義は止めるべきだろう。唯一無二の絶対は無いし。
2020-02-20 02:46:27で、こっから先は書き手としての「マナー」の話になっていくのだと思うけど、このマナーもね、「体験をそのまま書く」のが良いのか、「読者を怖がらせるように書く」のが良いのかは立場が違う訳だ。アカデミックな場合は絶対的に前者だけど、エンタメだとどちらが優先かは立場によって変わる。
2020-02-20 02:49:29著者によっては「事実を曲げても面白さに殉じる」だろうし、この辺り間違ってるとか正しいとか言い出したら戦争なので。ただまぁ「取材に基づく怪談」は実話怪談の共通点でしょう。だからこそ面白さの一端が担保される訳だし。
2020-02-20 02:53:33