- motoyaKITO
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第五段攻略中 ・章段名「たゆまるるもの」は『枕草子』三巻本で第二十三段、「怠けがちになるもの」という意味 ・原典では「精進の日のおつとめ、締め切りまで時間があるときの準備、お寺の逗留が長引いてきたとき」とあります ・章段名で出ると思った刑部姫登場、「ユウガオ」はもちろん夕顔ですね
2020-02-15 19:10:58・この(イベントの)世界観と執筆にまつわるやりとりが少し展開 ・「ここは誰の夢か」、「誰が望んだ世界か」が鍵になるわけですね(紫式部の、ではないよう) ・作品は、作者が筆を折ろうが、死のうが、時代が過ぎ去ろうが、それを覚えていて愛する人がいれば生き続ける、というやり取りにしばし昇天
2020-02-15 19:21:35・清少納言と紫式部の間柄については、古くは『無名草子』から連綿と続いていて、池田亀鑑や樋口一葉も言及してたりします(FGOのおかげで盛り上がって大変うれしい) ・生没年は両名ともはっきりしませんが、清少納言のほうが10歳くらい年上だったという説が一般的です
2020-02-16 16:24:45・FGO内では、清少納言は何か「喪失」を抱えているように描写されており(おそらく「中宮定子の政治的敗北と死」)、キャラクター造形の鍵となっていますが、考えてみると史実の紫式部のほうにも似たような「喪失」(母と姉、幼馴染と夫の死)を抱えているわけで、この先のふたりの距離が気になります
2020-02-16 16:28:36・紫式部の宝具「雲隠れにし夜半の月かな」は、「気づくと隠れてしまう雲」を比喩にして、「人と人との出会いと別れ(めぐり逢い)」を詠った和歌です(『紫式部集』の冒頭に置かれた代表歌) ・いっぽう清少納言の「春はあけぼの」は、そうした「世界のありかた」そのものを丸ごと祝福した賛歌です
2020-02-16 16:32:08・何もかも対照的に描写されるこのふたりが、(ともに抱えた大きな「喪失」を胸に秘めつつ)どのような関係を取り結ぶのか、とても楽しみですね
2020-02-16 16:33:48第六段(アップするの忘れてた)攻略。 ・「ムラサキ(=アビゲイル)」は、子供の姿で登場したということで「若紫」ですね。作中年齢で約10歳 ・あ…、、。ピックアップ対象になっていないキャラ(アビゲイル)が登場、、。つまり今後の登場サーヴァントがかなり自由になったということですか…、、
2020-02-17 20:27:36第七段攻略。 ・尊すぎて悶絶 ・こ、、こんなシナリオを、いま日本で一番お金が集まるコンテンツで見られるとは、、。、、 ・章題「近うて遠きもの」は『枕草子』第百六十一段、原作では「大晦日と元旦」などが挙げられていますが、今回のシナリオは「母親と息子」ということですね ・確かに近くて遠い
2020-02-17 20:30:47・葵上、朧月夜、夕顔、若紫ときて、5人目は藤壺 ・源頼光は清少納言、紫式部と同時代人です(藤原道長の部下) ・つまり頼光と同時代人の坂田金時、酒呑童子も同時代人(登場機会あるかな?) ・紫式部、基本的に全キャラ「〇〇様」呼びなのに、なぎこさんだけ「なぎこさん」呼びなの、最高じゃね?
2020-02-17 20:33:25・シナリオにあるとおり、定子没後も『枕草子』は宮中で読まれ続け、(一条天皇が未練を抱き続けたこともあり)影響力は甚大でした ・定子に同情して出家した貴族も出た ・道長は道隆や定子の亡霊を恐れたりしています ・つまり、清少納言は(政治的に敗れても、)文化的には勝っていた
2020-02-17 20:40:20・ただし、ここは本当に道長の政治手腕がすごいのですが、道長は対抗手段を用意しました ・それが、紫式部を雇って自分の娘(彰子)の家庭教師に付け、『物語』と『日記』を書かせたことです ・紫式部は、こうした厳しい状況(周り中が定子に同情する中)で、王手のひとつとして放り込まれたわけですね
2020-02-17 20:43:43(紫式部は道長の妻(源倫子)の親戚で、すでに『源氏物語』を書き始めていたが、道長がその評判を聞きつけ、宮中に雇い入れて物語の続きと『日記』を書かせたと言われています。『源氏物語』には道長のような最高貴族でないと知り得ない内容が多く含まれ、紫式部が道長に取材したと考えられています)
2020-02-17 20:50:46・本章七段で一番しびれたのは、和泉式部を出してきたところです。絶妙 ・和泉式部は紫式部と同僚(彰子後宮所属)です ・『紫式部日記』で清少納言と並んで批評されていて(紫式部「和歌や文章力はすごいけど、本人の素行はどうにも感心しない」とか書かれています)、清少納言とも和歌を送り合う仲
2020-02-17 21:06:54清少納言が初めて宮中に出仕して中宮定子の前に召し出された時(『枕草子』「宮に初めて参りたるころに」)、少納言はあまりに恥ずかしくて涙がこぼれそうになって土下座したまま固まってしまい(この世で一番憧れていたものがいきなり目の前に出現したわけで)、それを気遣って定子は絵を見せながら、
2020-02-18 14:06:57「この絵の作者はね」とあれこれ話しかけるのだけど、少納言は恐れ多くてまともに顔を上げるともできず、ただただ平服したまま見える、定子の美しく可憐な指先だけを記憶していて、「薄紅梅のようだ…」と記述していて、何が言いたいかというと、公園の梅がきれいでした。世界は美しいですね。 pic.twitter.com/7pvLM4emfC
2020-02-18 14:07:51😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏
2020-02-18 18:38:57(泣きながら) 『枕草子』第百六十二段(三巻本) 「遠くて近きもの 極楽、舟の道、人の仲」 人の、、、、仲、、。。、、。。 極、、、、。。、。。。。。。、、、、。。楽。。。。。。。。、、。。
2020-02-18 19:02:03ああああああーーーーーー!!!! ああああああぁぁぁっぁぁあああああああっぁああああああーぁぁぁっーーー!!!!! 😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭 🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏 😇 😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇 (なぎこさんからチョコもらいました、、。。。)
2020-02-18 20:09:51