自分探しと楽しさについて

どうやったら研究が楽しくなるか?
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Y. Furuta @hornistyf

【読了】自分探しと楽しさについて (集英社新書) by 森 博嗣 http://t.co/nQfWu0r 自分で何かを時間をかけて、能動的に作ることが楽しいのであって、お膳立てされたなんちゃらキットを受動的に作るのは求めているような楽しさではない。おっしゃる通り。

2011-06-12 19:10:48
Y. Furuta @hornistyf

研究なり仕事なり、続けられる理由としては、やはりやってて楽しい、という点が大きいはず。何が楽しいかと言えば、世界で自分だけしか知らないデータ出してニヤニヤすることとか、新しいことが出来るようになって自分の成長を実感することとか、人によっては社会貢献そのものだったりするのか。

2011-06-12 19:22:38
Y. Furuta @hornistyf

先述の本に「楽しさは他者から与えられるものではない」が本当であれば、上から一方的に与えられた研究テーマがそのまま楽しいということはないということか。言われるままに実験、解析を遂行していけば、結果はともかく技術は身に付くわけで、自分の成長は実感できるという点では楽しいはず。

2011-06-12 19:27:28
Y. Furuta @hornistyf

つまり上から一方的に与えられたテーマであっても、自分の成長の実感が楽しい人ならば、楽しめると言えるのか。しかしそのテーマが完成してふと気づいたら、自分は人の言うことにただただ従っていただけだった、と目覚める時がくるはずよね。

2011-06-12 19:31:44
Y. Furuta @hornistyf

そうならないためにも、与えられたテーマでも楽しくこなすには、そのテーマの面白さについて、周辺の文献(これも与えられた文献だけでは意味がない)を調べるなりして理解し、さらに自分から能動的に行うべき作業を提案していく、場合によっては別ゴールを提案する、くらいのことはせなあかんわね。

2011-06-12 19:35:15
Y. Furuta @hornistyf

そこまでやれば、与えられたかどうかということは最初のきっかけにすぎなくて、そのテーマに愛着も湧くだろうし、自分がそのテーマに関することを一番理解しているんだ、っていう意気込みも湧くのかと。

2011-06-12 19:37:29
Y. Furuta @hornistyf

ただ、そこまで行く過程で、文献調査をめんどくさがったり、「自分は初心者なので」と解析手法を提案するのを遠慮してしまったりする人が結構多い気がするのがとってももったいない。自分も昔はその手だったので、気持ちはわからんでもないが。

2011-06-12 19:40:55
Y. Furuta @hornistyf

ともかく、文献下調べやディスカッションをがんばれば、たとえ与えられたテーマでも楽しく楽しくこなせると思う訳で。その第一歩として所属ラボの論文全部読むことから始めてはいかがでしょ。特に筆頭著者がまだラボ内に残っているものから。ディスカッションもちかければ大概喜びます。

2011-06-12 20:22:16