「次亜塩素酸『水』ミスト」ってなに
とあるイベントで、ウイルス対策の空間除菌として、「次亜塩素酸水ミスト」というものが使われたという話が出ていました。
TLの医療関係者や研究者、分析屋の皆さんが「無いわ」と口をそろえて言うのです。
K-1の結果、どうなるかは本当にわからない。 運良く広まらないかもしれないし、オーバーシュートになるかもしれない。最悪パンデミック。 だが言っておく。 定期的に水を飲んだり、次亜塩素酸水を使った空間除菌は無意味だと断言する。 これは言い切れる。
2020-03-22 20:12:24ウイルス対策としての「次亜塩素酸水のミスト」。
これって、なに?いったいどこが悪いの?
体に悪そうということしかわからない。
「次亜塩素酸水ミスト」。 ンマー…。と言いたいところだけど、なんで霧にしたらダメなのか、説明が必要な気がする。 だって、次に繋がっちゃうかもしれないよね?
2020-03-22 20:24:25@Butayama3 らじかる ラジカル るるるるるー 酸化力とラジカルと大喜利 ~電子のやりとり~ togetter.com/li/878562 …ただしこれは次亜塩素酸水の話とは言いにくい。
2020-03-22 20:33:11エビさんが探してきてくれました。
これは、次亜塩素酸がどうして抗菌作用があるかを説明しているまとめです。お時間のある際にどうぞ。
ここから、エビさんの説明です。
エビさんはとある研究機関の化学分析屋さん。
食品分析がご専門です。
@Butayama3 面倒くさいのが、無関係ではないというところ。 次亜塩素酸の酸化力で殺菌するまでは合ってる。 実際、製造装置から出てくる次亜塩素酸水は効果ある。 が、それを霧状にしてもウイルスに対して有効な濃度になることはない。 というか、ウイルスに効果あったら人体にも悪影響あるレベル。
2020-03-22 21:00:16@ebi_j9 なるほど、まずはこの状況だと効果がないということが一つね。 もう一つは、濃度が濃いと人体に有害という点ね。 有害なのは、塩素ガスのせい?
2020-03-22 21:03:13@Butayama3 あー、ここで有害って書いたのは「霧状で効果がある場合」。 素手の消毒だと、少なくともハイターよりは安全。 霧状にすると、濃度少なくて実質無害。 …次亜塩素酸水って語るのとっても大変なのよ。 ある特定の条件なら効果があるのは事実だけど、市販されているのはほとんど気休めレベルのもの。
2020-03-22 21:12:50@Butayama3 大本は、電解水と呼ばれていた。 食品添加物の関係で、そちらに使われるものは次亜塩素酸水という名前になった。 そもそも、名前が同じでも中身は別物のことがありえたりする。
2020-03-22 21:14:33んん?電解水??
私たちが知っている「次亜塩素酸」は、あのプールの匂いのするハイターよ。
次亜塩素酸と名前の付くものって複数あるの?
今回は「次亜塩素酸『水』」のミストについてなのね。
@ebi_j9 待って。 次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンと次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムとハイターがあるん?!
2020-03-22 21:15:38こんなにあるの? ・次亜塩素酸 ・次亜塩素酸水 ・次亜塩素酸ナトリウム ・次亜塩素酸イオン ハイターって次亜塩素酸ナトリウム? じゃあ今回の「次亜塩素酸水ミスト)ってなに。
2020-03-22 21:18:10あっ、「塩素」。
@Butayama3 そうじ好きとか熱帯魚の飼育家からは嫌われているけど、体育の先生がプールの授業のときに投げ入れたりしてますな
2020-03-22 21:37:16まずは、次亜塩素酸ナトリウムについて。
これは私たちにおなじみのハイターのことね。