岡田斗司夫公開読書「不働勿餓」『働かざるもの、飢えるべからず。』小飼 弾 (著) サンガ
公開読書「不働勿餓」ベーシックインカムの弱点克服その1 移民が増える。増えてもいいのでは?が作者の主張。国民が増えれば支給金額は目減りするが、その分景気は向上しているはず
2009-12-16 22:38:11公開読書「不働勿餓」 金持ちは国外に逃亡する? No! 資産の半分は不動産。工夫しても半分しか国外に持ち出せない。金持ちの年寄りは海外で暮らすのを望んでないし。
2009-12-16 22:39:33公開読書「不働勿餓」 ベーシックインカムの弱点克服その2 法人という抜け道は?法人税そのものをゼロにしてもいい。
2009-12-16 22:41:53公開読書「不働勿餓」 社会相続で唯一、損をするのは金持ちの子供。でも大金持ちほど子供には資産ではなく能力をのこしたがる
2009-12-16 22:45:29たぶん大丈夫。大丈夫というのは「働いても働かなくても、このシステムは実は上手く作動する」と思うよ。理由は後述するねRT @sirokumasann: 誰も働かなくなったらどうしよう やっぱり抜け駆けしたくなるかな… R
2009-12-16 22:46:45公開読書「不働勿餓」 第三章「所有から利用へ」 思考実験「貧富の差のある社会と、差のない社会では、どちらがより多様なモノを作れるか?」
2009-12-16 22:48:23公開読書「不働勿餓」 思考実験続き 世界が100人の島だったら。島で唯一のレストランは年収300万でないと入れないとする。年収1億が一人、残り99人が200万だったら、レストランを利用できるのはたった一人。
2009-12-16 22:52:26公開読書「不働勿餓」 逆に全員が年収300万だったら全員レストランに入れて利潤やニーズが生まれ、多様なレストランが生まれる。お金を使うためには貧富の差がない方が社会は豊かになる。(岡田のつぶやき「たしかにバブル時代、つまり国民のかなりが好景気だった頃は多様な店が生まれたよね」
2009-12-16 22:53:45それは妄言wRT @nextbeing: ちなみに苫米地英人氏は、国債を発行して、これから子供が1人生まれる毎にその子供に2億円給付して生涯所得を保証すれば、少子化も解消、世界経済も安泰・・・みたいな論を展開してます(笑)RT @ToshioOkada: 公開読書「不働勿餓」
2009-12-16 22:54:25公開読書「不働勿餓」 お金を稼ぐ方法は、自由に競争すべし。でも「使う」に関しては、より分配して公平に使わせた方が社会のためになる。共産主義は逆をやっちゃった。
2009-12-16 22:57:13そうだよ。僕は「世界征服は可能か」で、その問題を書いたから、この本の主張が実によくわかるwRT @kotoron: 逆に北朝鮮は、貧富の差が激しすぎて、何も生まれてない。ってことですよね。@ToshioOkada
2009-12-16 22:58:56公開読書「不働勿餓」 岡田のつぶやき「さて困ったぞ。第三章の後半はなかなかはしょって紹介できない。初見だからはしょる限界もわかんないしね」
2009-12-16 23:01:57公開読書「不働勿餓」 お金は「持つ」ものではなく「利用」するものでしかない。社会相続で死後、みんなのものになるのが嫌なら生きてるうちにバンバン使おう。個人で所有するより公共財にしたほうが「いいもの」が気楽に、管理もせずに利用できる
2009-12-16 23:04:19公開読書「不働勿餓」 岡田のつぶやき「このあたりは本当だね。お金持ちと付き合うとわかるけど、みんな映画みたいなスケールの生活してないよ。ケロロ軍曹やこち亀に出てくるような「地平線まで庭が広がる屋敷」とか存在しないもん。吉祥寺に住んでる僕のほうが、ヘタな金持ちより優雅な生活だと思う
2009-12-16 23:06:58うん、自宅のリビングにお金を投資するより、気持ちのいいカフェを知ってる方が快適。豪華な気分を味わいたいときはホテルに泊まればいい。それ以外の時も高い家賃払うのバカみたいだもんRT @kotoron: 「優雅な生活」時間、空間含めた考え方ですよね。
2009-12-16 23:16:32公開読書「不働勿餓」 地方では誰も使わないような施設に大金が投じられている。実にムダ。もっとみんなが使う公共財に資金を投資すべき。では、もっとも重要で、かつ誰もが使う公共財とは?我々一人ひとりである。一人ひとりに資金を投資、、すなわちベーシックインカム
2009-12-16 23:11:10公開読書「不働勿餓」 銀行や公共投資を通じて人々に財を配っていたけど、もうそういう間接福祉はやめて直接福祉にした方が良い。
2009-12-16 23:12:10公開読書「不働勿餓」 土地も所有から利用へと発想をシフト。(岡田のつぶやき「このあたり、作者は筆を弛めてるよね。絶対に「土地の個人所有は禁止しよう」と発想してるはず。でも読者を説得できるロジックが構築できなかったから「疑問」で筆を収めたんじゃないのかな?」
2009-12-16 23:14:45公開読書「不働勿餓」 失業対策は「労働生産性を上げる」ではなく「働く時間を減らす」ほうが有効。いまや全員が生産に関わると過剰生産になってしまう。つまり労働は義務ではなく、権利になりつつある。
2009-12-16 23:20:54公開読書「不働勿餓」 労働は権利だからこそ、働いて稼ぎ過ぎちゃったヒトは「使い切れない分を還付する義務」を有する。すると働く意味が変わる。ベーシックインカムでは「みんな働かなくなるんじゃない?」と言われるが実は・・・(10秒待つ。みんな考えろ!)
2009-12-16 23:23:02公開読書「不働勿餓」 働かなくても食える世の中だから、働く意味が変わってしまう。努力の結果と収入は比例しない。より「運」の要素が強くなる。
2009-12-16 23:24:59公開読書「不働勿餓」 もう努力程度では報われない。努力程度で入手できるようなものは、すべて手を打っている。今後の世界はすべて結果論、つまり「運」である
2009-12-16 23:26:49公開読書「不働勿餓」 「働かざるもの食うべからず」なら、働けば働くほど儲かるはず。でも一定以上働いたら、みんな豊作貧乏になる。それほどまでに生産過剰が常態化した
2009-12-16 23:30:10公開読書「不働勿餓」 なぜベーシックインカムか?「安くて良いモノ」が当たり前の時代になった。「安くて良いモノ」とは、まじめに働く対価が果てしなくゼロに近づく世界、すなわち「努力が報われない時代」。
2009-12-16 23:33:09