自分の記憶だけで、ここ数年のまんがタイムラブリーを振り返ったのだ
冒頭でDISSられたid:nakakzs氏の対応にも注目したい。 #4koma / Togetter - 「『まんがタイムラブリー』の近年の歴史を振り返る――ストーリー作品志向、4コマへの揺り戻し、リニューアル、そして休刊」 http://htn.to/jGFC8H
2011-06-15 01:26:55ケアレスミスが残念(自分もよくやるので強くは言えないが)。ただ、これが4コマクラスタの平均的な感覚なのかもしれない。参考:http://htn.to/jGFC8H #4koma / 『まんがタイムラブリー』は何故休刊に至ってしまったのか… http://htn.to/d6sUCp
2011-06-15 01:29:41http://togetter.com/li/149494 を受けて、まんがタイムラブリーについて少し考えてみる。そこで描いていた漫画家さんや編集さんが見たら「ぷっ」と吹き出す妄想ではあるが。 #4koma
2011-06-15 02:27:06(承前)まず最初に考えたのは「芳文社の4コマ誌は読者の高齢化+固定化から脱却できたのか」ということ。いくつかの編集者インタビューによると、きらら創刊の目的は読者層の若返りだった。それはひだまりやけいおん!の成功などともに成功したかに見えた。 #4koma
2011-06-15 02:30:25(承前)だが、現在はきららとタイムで公式HPが違うように体制が二分している。もちろん、そのように振りきったからこそ、きららは萌え4コマ界のトップランナーとなりえた。タイム系とは違う文化を創るという姿勢は正しい。 #4koma
2011-06-15 02:34:36(承前)ただ、そうすることにより本来、若返りになるはずだった読者層がタイム系に流れなくなってしまったのではないかという想像(妄想)はできる。アニメからきららを読み始めた層は、はたして4コマとはいえ毛色が違うタイム系まで手を伸ばすだろうか。 #4koma
2011-06-15 02:36:31(承前)少なくともネット上での反応をみている分だと、きらら系とタイム系は二層のドレッシングみたくなっているような気がしてならないのだ。そしてタイム系の読者はまた高齢化+固定化へと進んでいってるのではないかと。 #4koma
2011-06-15 02:41:31(承前)タイム系とて、昔のままではない。きららに持ちこんだ橘紫夕先生が「となりのなにげさん」でブレイクしたり、ジャンボやタイスペ、ホームなどでは創刊当初ならきららで描いたであろう作家さんたちが活躍している(一部の古参は「きらら化して読めないよ」とかほざくが。氏ね) #4koma
2011-06-15 02:50:04(承前)で、このようにきらら系との間に溝ができてきた中で、タイム系が若返りをしていくことにより、雑誌としての色を失っていったのがラブリーだったのではないかと、俺は思っている。恋愛とか可愛らしい絵柄とかは、前世紀の芳文社だとラブリーの領域だった。 #4koma
2011-06-15 02:53:37(承前)元々、ストーリー4コマという形式はまんがタイムラブリーから始まったと、小池田マヤ先生がまんがぶらふチアーズのイベントで語っていたように、ラブリーとストーリーものとの親和性は高かったと言っていいだろう。 #4koma
2011-06-15 03:06:52(承前)で、ここで俺が注目したいのは、ねむようこ先生の「ペンとチョコレート」の連載と、長谷川スズ先生の「リカってば!」のジャンボからラブリーへの移籍。いわゆる一般誌をメインとする漫画読み様の層に、この2作品は結構いい評価をもらっていたんですよ。 #4koma
2011-06-15 03:11:41(承前)さらに言うなら、山本ルンルン先生の「ミス・ポピーシードのメルヘン横丁」も、ストーリー中心への布石になっていたのではないかと、結果論と陰謀論から思うのですよ。陰謀論としては、ストーリー誌へのあこがれもあったのではないかと。ロシアが不凍港を求めるように。 #4koma
2011-06-15 03:16:27(承前)ストーリー誌へのあこがれはきららフォワードもそうなのかなと思ったりもしたけれど、そっちに脱線すると収拾つかないので割愛(フォワードは電撃大王とかガンガンが対象だろうけれど)。 #4koma
2011-06-15 03:18:37(閑話休題)ここからは完全に妄想なんだけれど、ペンチョコとリカで女性向けとして振り切っていけるんじゃないかと踏んだんじゃないかなあ。胡桃ちの先生のストーリー4コマ「つなみティーブレイク」が終わったのも、一つの契機だったという気もする。あくまで俺の妄想。 #4koma
2011-06-15 03:22:56(承前)芳文社にとって誤算だったのは、ストーリー誌へのシフトチェンジの武器にするはずだった「リカってば!」がまさかの中断そしてうやむやになったことだろう。トリコロがあんなことになってしまったときのきらら以上のダメージだったのではなかろうかと。 #4koma
2011-06-15 03:29:04(承前)そうしたつまずきに加えて、世代交代しきれなかった読者層のストーリーものへの拒否反応(芳文社に付く読者は基本的に保守的というのが俺の持論)。これが2009年から2010年頃のラブリーの混乱だったのではないかなあと。 #4koma
2011-06-15 03:32:08(承前)え?「たたかえ!WACちゃん」についてですって?ああ、いやぁ…芳文社の読者とぶんか社の読者は違うよと… #4koma
2011-06-15 03:51:19(承前)あの頃のまんがタイムラブリーの混乱は、プロレスでいえばディレクTVが撤退したあとのFMWみたいなものというので合ってるのだろうか。ていうか、こんな例えをして理解できる4コマクラスタはいるのか(反語) #4koma
2011-06-15 03:55:01http://togetter.com/li/149494での@sweetpotato14氏が考察したように、4コマへの揺れ戻し+新人多用による質的低下というのは、太平洋戦争におけるマリアナ沖海戦みたいだなあと思った。作家特集方式は、いわばアウトレンジ戦法。 #4koma
2011-06-15 03:58:44(承前)リニューアルの繰り返しによる読者離れの中、最後の賭けとして新生LOVELYに乗り出したのは、太平洋戦争でいうなら捷一号作戦(レイテ沖海戦)だったのかもしれない。ていうことは、さんざんdissられて撤退した玉置勉強先生は戦艦武蔵? #4koma
2011-06-15 04:02:28「きららグループとタイムグループが棲み分けしたため、タイム系読者の固定化は止まらなかった」「ラブリーは元々ストーリー志向の強い雑誌だった」「いいストーリー漫画はあった。でもプッシュしたら潰れた」「読者の保守性を読み切れなかった」要約するとこんなもんか #4koma
2011-06-15 04:08:36読者の保守性もあるが、新生LOVELYの場合、横文字にしてはみたが「まんがタイムラブリー」という歴史のあるタイトル、もっというなら「まんがタイム」という保守的なタイトルが足かせになったのではないかと、個人的には思う。 #4koma
2011-06-15 04:13:24震災の影響で立ち上げの際にプッシュできなかったというのはあるが、もし新生LOVELYがまんがタイムの名を捨てていたらどうなっていただろうか。コミックエールの二の舞だったのかなあ。 #4koma
2011-06-15 04:21:01個人的に、今回の新生まんがタイムLOVELYの一件を振り返ると、なぜかXWFというアメリカンフットボールリーグを思い出してしまうのだ。 #4koma
2011-06-15 04:23:49創刊当初のきららキャラットを含め、なぜ芳文社は女性向け漫画誌で成功できないかというのは、一迅社や双葉社といった4コマアンソロジーの編集に定評のある出版社がなぜオリジナルの萌え4コマ誌できららの牙城を崩せないのかという問いかけに近いのかもしれない。 #4koma
2011-06-15 04:30:29