COVID-19シンポジウム -私たちの経験と英知を結集して- - YouTube

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長倉克枝 @kaetn

聴いてる COVID-19シンポジウム -私たちの経験と英知を結集して- - YouTube youtube.com/watch?v=EC4_IG…

2020-04-18 13:31:30
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長倉克枝 @kaetn

2.クラスター解析から COVID-19 の疫学と対応策 司会: 和田 耕治 (国際医療福祉大学) 演者: 押谷 仁 (東北大学)

2020-04-18 13:50:26
長倉克枝 @kaetn

押谷:2年前WHOが日本の感染症管理調査で指摘されたのが、日本にはフルタイムスタッフを持つエマージェンシーオペレーションセンターが存在しない、リスコミ体制脆弱、省庁横断コーディネーションメカニズム不十分、各都道府県にFETPいない。本来あるべきものがない中で我々は対策を考えないといけない

2020-04-18 14:04:59
長倉克枝 @kaetn

押谷:日本強みはクルーズ船の経験、医療アクセス良さ、医療レベル良さ、社会文化的背景(仮説:冷静に対応、地域の信頼関係、地域の力、宗教行事の違い、発話頻度の違い)。クラスター対策の上での必要。

2020-04-18 14:07:03
長倉克枝 @kaetn

押谷:日本の新型コロナウイルス対策目的は社会・経済機能への影響を最小限としながら感染拡大の抑制効果を最大限にすること。

2020-04-18 14:08:22
長倉克枝 @kaetn

押谷:クラスターが起こるリスクとして初期の解析から3密条件(密閉・密集・密接)がわかっていた。さらに換気量増大、大声出す、歌う、1対複数の密接した接触、咳くしゃみ明らかな発熱なく通常の飛沫感染ではない、接触感染ありうる。

2020-04-18 14:14:05
長倉克枝 @kaetn

押谷:クラスター起こるリスク(ホスト側要因)について。上気道ウイルス排出量は重症度ではなく年齢に依存(高年齢ほど多い)。症状が軽い活動的な人がクラスター形成の可能性。実勢煮クラスター形成の多くは咽頭痛・微熱など軽微な症状のみがほとんど。

2020-04-18 14:16:27
長倉克枝 @kaetn

押谷:完全なロックダウンをしたのは私の知る限り武漢だけ。これをやると非常に社会経済影響が強い。ただ地域での感染拡大が広がると行動変容の強化が必要(最初の北海道の緊急事態宣言)。

2020-04-18 14:21:39
長倉克枝 @kaetn

押谷先生の発表のこの図わかりやすい pic.twitter.com/8jvEt4imef

2020-04-18 14:22:36
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長倉克枝 @kaetn

押谷:唾液が感染源になっている可能性。発症初期から相当量のウイルス排出。接客を伴う飲食業での感染拡大に寄与している可能性あり。

2020-04-18 14:26:32
長倉克枝 @kaetn

押谷:医療機関での流行メカニズムを考えるために知っておくこと。感染者の多くは無症状か軽症。軽症でもウイルス量多いこともある。

2020-04-18 14:28:08
長倉克枝 @kaetn

押谷:武漢流入の感染者は11名のみ。中国以外の海外からは300例以上流入。こうした中でいま第二波の流行。今の流行なぜ起きたか。4/10前後に大きな山。その2週間前の3連休の気の緩みの結果が今。

2020-04-18 14:31:22
長倉克枝 @kaetn

押谷:第二波の地域的拡散パターン。輸入例の大半は大都市。大都市から地方都市、中核都市からその他の地方都市。都市から周辺地域へ拡大しつつあるフェーズ。周辺地域は高齢者が多く住む、高齢者施設・入院施設で院内・施設内感染が今一番危惧されること。

2020-04-18 14:32:48
長倉克枝 @kaetn

押谷:東京の感染者数増加をどう解釈するか。見るべきは地域内の流行、もう一つは地域的広がり。東京都は都心から周辺に広がっている可能性。院内感染は高齢者重症化の問題はあるが、地域内流行とはまた別。

2020-04-18 14:35:46
長倉克枝 @kaetn

押谷:地域はつながっているので、それぞれの自治体が協力しないと対応できない。

2020-04-18 14:37:02
長倉克枝 @kaetn

押谷:今後起こること。Tomas Pueyoの図。行動変容ができれば急速な収束に向かわせられる。ただ日本からも地球上からもウイルスはなくならない。1年か2年かわからないが、長期に渡ることは明確。

2020-04-18 14:38:05
長倉克枝 @kaetn

押谷:アメリカは一部が厳しい状況だが全体ではない。当初流行のシアトルはサンフランシスコは今は落ち着いている。世界の状況も、大きな感染拡大は主にイラン、中東、欧州、米国。それ以外は現時点は大規模な感染拡大ない。多くの人がバタバタ死ぬ状況は他の地域ない。

2020-04-18 14:39:18
長倉克枝 @kaetn

押谷:今後一旦急速に向かわせてもこのウイルスとは長期にわたって付き合うことになる。

2020-04-18 14:41:03
長倉克枝 @kaetn

武藤:研究倫理の課題→観察研究はオプトアウト。介入研究はICと研究の公正性を歪めない実施が必要、311の反省踏まえるとこれから有象無象の研究計画動くが患者や医療者圧迫しないように

2020-04-18 15:59:50
長倉克枝 @kaetn

武藤:スティグマ、偏見、差別について。感染者・濃厚接触者、行動制限を逸脱した感染者・濃厚接触者をせめても何も解決しないことを留意してほしい。人との接触を減らせない人たちもたくさんいる、そこへのスティグマ偏見差別に自覚的になるべき。

2020-04-18 16:02:28
長倉克枝 @kaetn

武藤:院内感染、施設内感染が起こるのは今は仕方がないこと、いちいち報道で取り上げたり誰が持ち込んだり調べたりするのはなんの解決にもならない。そこはニュースじゃないと私は思う。

2020-04-18 16:03:19
長倉克枝 @kaetn

武藤:日本の人たちの情報源は細分化していて、情報伝播が早いように見えて遅い、受け取りたい情報を受け取りたい情報源から受け取っているだけ。感情的に伝播させたいものを伝播させたいだけ。例えばデマのように。正確だが複雑な説明は拡散しにくい。事態が変化するから言うこと変わるのはあること。

2020-04-18 16:04:45
長倉克枝 @kaetn

武藤:今は緊急時真っ只中だが、今後のコミュニケーションどうするか。「ウイルスとの戦争」という表現があるが、戦争は指揮官死ななくて犠牲は弱い人、それを煽る言い方はどうなのか。どううまく付き合ってどう逃げるかのメタファーに変えるべきではないのか。

2020-04-18 16:07:05
長倉克枝 @kaetn

武藤:専門家会議から市民への発信について。2/24に「瀬戸際」と呼びかけた。3/1若者向けの注意喚起したが誤解招いた。3/9、19、4/1提言、記者会見したが課題もあった。資料、深夜、報道機関の都合要望・・・。中長期になると洗練した形にする必要がある。

2020-04-18 16:08:31