COVID-19シンポジウム -私たちの経験と英知を結集して- - YouTube

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長倉克枝 @kaetn

武藤:情報届いていない人に行動変容は無理。そこで「部活動」としてnoteとTwitterの協力得て有志の会で情報発信始めた。 note→note.stopcovid19.jp Twitter→twitter.com/senmonka21

2020-04-18 16:11:01
長倉克枝 @kaetn

武藤:運営は、民間有志が1週間位集まってITツール使って実行できる体制。コアチーム6名、有志30名超。運用ポリシーとして情報発信に徹する、プロボノにより支えられていて、企業団体の支援受けない、厚労省含むあらゆる組織団体から独立。

2020-04-18 16:12:41
長倉克枝 @kaetn

大曲:自分が当事者だからかもしれないが、エッセンシャルワーカーに対する心無い声は実感する。みんな不安なんだろうなあとは思う。コロナを介して分断ともいわれるが、それが起こらないように丁寧にコミュニケーション行っていきたい。

2020-04-18 16:15:04
長倉克枝 @kaetn

6.臨床試験の進行状況と新知見 司会: 森島 恒雄 (愛知医科大学) 演者: 土井 洋平 (藤田医科大学)

2020-04-18 16:15:45
長倉克枝 @kaetn

土井:COVID-19の薬物治療は既存薬のうち基礎研究でSARS-CoV-2ウイルス抑制効果があるものを中心に臨床研究。ロピナビル・リトナビルは15年くらい前に抗HIV薬として多く使用。当時SARS治療に使われた。COVID-19中等症〜重症患者の無作為試験の報告が中国からあり→有意差なし。

2020-04-18 16:19:41
長倉克枝 @kaetn

土井:ヒロドキシクロロキン。抗マラリヤ薬、免疫調整薬。SARS-CoV-2の増殖抑制活性。米国では第一選択として投与。投与量難しく副作用で亡くなる人も。論文は中国から1本、患者30名で無作為→有意差なし。米国などで100以上の前向きランダム化試験進行中。

2020-04-18 16:21:32
長倉克枝 @kaetn

土井:レムデシビル。エボラ治療、RNA依存性RNAポリメラーゼ阻害薬。中等症以上患者53人(うち34人人工呼吸管理、ECMO)の人道的投与で68%酸素化改善、13%脂肪。全世界対象の前向きランダム化試験3本進行中

2020-04-18 16:22:47
長倉克枝 @kaetn

土井:シクレソニド。吸入ステロイド薬で気管支喘息に適応。抗ウイルス作用と抗炎症作用を兼ね持つ可能性。感染症学会症例報告での中間報告、全国24施設、85症例、挿管・死亡率は10%前後、非投与患者と直接比較が行えないため、さらなる知見集積必要。国際医療Cで特定臨床研究進行中。無作為割付。

2020-04-18 16:25:38
長倉克枝 @kaetn

森島:シクレソニドについて。挿管・死亡率10%とのことだが、死亡確認は2例なので低いかと。シクレソニドは幅広い年齢で安全に使われてきたので安全に使えるのでは。

2020-04-18 16:26:20
長倉克枝 @kaetn

土井:ファビピラビル(アビガン)。RNA依存性RNAポリメラーゼ阻害薬。新型インフル適応。臨床試験結果は中国から2本。ロピナビル・リトナビルとの非無作為割付試験(80名)→有意に早期にウイルス陰性化、CT有意に改善→論文一時撤回後に再掲載(理由未提示)

2020-04-18 16:28:11
長倉克枝 @kaetn

土井:もう1本持中国からプレプリント。ウミフェノビルとの無作為割付(240名)→臨床的改善は有意差なし。発熱と咳は有意に改善。

2020-04-18 16:30:24
長倉克枝 @kaetn

土井:ファビピラビル(アビガン)、施設で承認されれば人道的投与が可能。安全性は催奇形性、高尿酸血症、肝機能異常。国内では臨床試験進行中で、有効性示されていないが、観察研究進行中、全国200施設参加、オンラインサーベイ。中等症(酸素投与あり)以上の人に使われている。

2020-04-18 16:32:26
長倉克枝 @kaetn

土井:ファビピラビル(アビガン)観察研究続き。投与患者の属性や予後俯瞰できる点で有用だが、非投与患者との比較行えないこと、他薬剤との併用多いため、有効性評価は難しい。

2020-04-18 16:34:45
長倉克枝 @kaetn

国立国際医療研究センターのCOVID-19症例のレジストリ↓ covid-registry.ncgm.go.jp

2020-04-18 16:35:59
長倉克枝 @kaetn

土井:国際医療Cのファビピラビル特定臨床研究(3/2〜)について。軽症例でも鼻咽頭、咽頭のウイルス量は多いため、ファビピラビル投与でウイルス量減らせるかを調べるのが主目的。陽性者の通常投与群(43例)、遅延投与群(43例)のRCT。進捗今の所半分くらい。

2020-04-18 16:38:26
長倉克枝 @kaetn

土井:ファビピラビル企業治験について。3相。中等症肺炎症例対象。ファビピラビル群とプラセボ群のRCT。評価項目は体温、酸素飽和度、胸部画像所見、PCR陰性化までの期間。

2020-04-18 16:39:42
長倉克枝 @kaetn

森島:ECMO使用は感染者の1.5%。ECMO入る前にその3−4倍の人工呼吸器が使われている。そこから集中治療の崩壊の懸念、医療崩壊防ぐには、重症化する肺炎を重症化前に以下に治すかに全力。

2020-04-18 16:43:27
長倉克枝 @kaetn

森島:治療薬の考え方について。特効薬開発されていない。既存薬から抗ウイルス活性持つものを洗濯する必要。100点満点なし、候補薬剤はそれぞれ長所と短所あり。それぞれの薬剤長所と短所明らかにして、医師の選択肢増やすのが望ましいい。

2020-04-18 16:44:49