#一日一作の本紹介 まとめ

一日一作品ずつ本を紹介していくハッシュタグのまとめ。賛同者募集中。
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ほんだや@井戸の中 @honda_ya

木崎 ちあき「博多豚骨ラーメンズ」メディアワークス文庫。人口の3%が殺し屋という街・博多を舞台したラノベ。修羅の国と言われる福岡をネタしているのでそれにちなんで地元ネタとかいっぱいで博多にいる気分になれて楽しい。変わり種旅行本として如何 amazon.co.jp/dp/404866316X/… #一日一作の本紹介

2020-04-13 01:39:11
神聖ココス朝バイキング王国 @shiroinogs

中公新書『物語タイの歴史』 捉えづらかったインドシナの歴史が本書を通して見えてきた 定期的に膨張する宿敵ビルマ、ベトナムとの緩衝地帯としてのラオス・カンボジア インドシナ秩序を壊す侵略者英仏と迷惑な友人日本 調停者としての王と怪物タクシン とても有意義な読書でした #一日一作の本紹介

2020-04-13 10:35:34
るーく💉💉vaccinated @Rook_AK

上橋菜穂子 著 角川書店 「鹿の王」 今この時だからこそ。 そしてこのブログ「私たちは今、歴史を作っている」 からのblogもぜひ。 uehashi.com/blog/2020/04/p… #一日一作の本紹介

2020-04-13 14:03:34
金木犀@火箭迷_C99:2日目へ-24b @kin_mokusei

秋山完『天象儀の星』(ソノラマ文庫)amzn.to/3a3wjWP 短編小説集。天象儀はプラネタリウムの和名。お勧めは表題作で、謎の星座原版を巡る幻想物語が紡がれます。天象儀が見せる束の間の夢を現実に重ね、さらりと語る良作です。絶版ですが古本で買えます。復刊はよ! #一日一作の本紹介 pic.twitter.com/FFtqDEJPvo

2020-04-13 21:17:17
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ほんだや@井戸の中 @honda_ya

柴田 よしき「あおぞら町 春子さんの冒険と推理 」原書房。プロ野球の2軍選手の旦那様を支える春子さん。そんな境遇なら他人に目を向けてる暇なぞないのでは??なんですが日常のちょっとした違和感から事件を解決します。世の中割と悪い人がいるねと。 amazon.co.jp/dp/4562053372/… #一日一作の本紹介

2020-04-14 00:21:02
金木犀@火箭迷_C99:2日目へ-24b @kin_mokusei

第一阿房列車 (新潮文庫) amazon.co.jp/dp/4101356335/… 「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」に全てが集約されている鉄道旅行記。まだ蒸機が主役だった頃の鉄路を北へ南へ駆ける。ただし機雷が怖くて北海道は未訪問。独特の文体が癖になります。ぜひ! #一日一作の本紹介 pic.twitter.com/TWJWk39Xte

2020-04-14 22:01:26
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金木犀@火箭迷_C99:2日目へ-24b @kin_mokusei

佐々大河『ふしぎの国のバード』 (ビームコミックス) amazon.co.jp/dp/4047305138/… 明治時代初期に蝦夷地を訪れた英国の女性旅行家、イザベラ・バードの『日本奥地紀行』を漫画化。当時の関東~東北、北海道の風俗や食物の作画資料、よく集められたなあ。文より絵が説得力を持つ好例。 #一日一作の本紹介 pic.twitter.com/t7M04hPFul

2020-04-15 20:16:37
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金木犀@火箭迷_C99:2日目へ-24b @kin_mokusei

ゲーテ『ファウスト』 (新潮文庫) amazon.co.jp/dp/4102015035/… ファウスト博士が悪魔メフィストフェレスと契約し、人生の得意と失意の極致を味わう。様々な作品に名前やせりふや設定が影響を与えている大作。森鴎外はじめ訳もいくつかある。「時よ止まれ、汝はいかにも美しい!」 #一日一作の本紹介 pic.twitter.com/pxzSjZPAXP

2020-04-16 21:58:04
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ほんだや@井戸の中 @honda_ya

クラフト・エヴィング商會「おかしな本棚 」朝日新聞出版。あなたの本棚見せて企画。しかし実在しない書物や雑貨を創作するクラフト・エヴィング商會の本棚なので一筋縄ではいかない。奇書・稀書・偽書しかしその棚に並べられた背表紙だけで惑わされる amazon.co.jp/dp/4023308986/… #一日一作の本紹介

2020-04-17 00:13:38
金木犀@火箭迷_C99:2日目へ-24b @kin_mokusei

トネ・コーケン『スーパーカブ』 (角川スニーカー文庫) amazon.co.jp/dp/4041056632/… 女子高生がスーパーカブを手に入れて、少し日常を広げるお話。初めて自転車や原付を手に入れたときのことを思い出す。『ゆるキャン△』や『ヨコハマ買い出し紀行』あたりがお好きならお勧めしたい。 #一日一作の本紹介 pic.twitter.com/PKV77EcmDt

2020-04-17 23:30:34
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ほんだや@井戸の中 @honda_ya

沢木 耕太郎「深夜特急」新潮文庫。一昔?二昔前のバックパッカーのバイブル。インドのデリーから出発のはずがいきなりマカオでのギャンブル。と前途多難なユーラシア大陸の放浪の旅。今も変わらぬ景色もあり旅のお供にも、自宅で読んでの旅にも。 amazon.co.jp/dp/4101235058/… #一日一作の本紹介

2020-04-18 13:26:18
金木犀@火箭迷_C99:2日目へ-24b @kin_mokusei

今井宏『古代のローマ水道―フロンティヌスの『水道書』とその世界』(原書房) amazon.co.jp/dp/4562019018/… 現代の水道技術者が、趣味が高じてローマ水道遺跡の実地調査を行い、あまつさえ基礎資料のフロンティヌス『水道書』の全訳まで行い、その間違いに突っ込みまで入れている本。 #一日一作の本紹介 pic.twitter.com/H18UsAbnW2

2020-04-18 19:44:30
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金木犀@火箭迷_C99:2日目へ-24b @kin_mokusei

橋本紡『半分の月がのぼる空』 (文春文庫) amzn.to/2VJV4lX 現代の伊勢を舞台にした少年少女のヒューマンドラマ。難病と闘う少女の、親子二代に亘る葛藤。「命をかけてきみのものになる」に凝縮された生死の葛藤。ラノベの枠からはみ出た全4巻、ぜひ文春文庫版で読むべし。 #一日一作の本紹介 pic.twitter.com/BoVatQG4D6

2020-04-19 22:25:52
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ほんだや@井戸の中 @honda_ya

ロバート・ファン・ヒューリック「真珠の首飾り」ハヤカワ・ポケット・ミステリ。中国唐代の実在の人物狄仁傑を主人公としたミステリー。日本、中国のオランダ大使館に勤務した筆者により書かれた何段階かの文化を経て書かれた中国が面白い。任侠怪異あり amazon.co.jp/dp/4150016984/… #一日一作の本紹介

2020-04-20 00:42:38
金木犀@火箭迷_C99:2日目へ-24b @kin_mokusei

上田篤『橋と日本人』(岩波新書) amazon.co.jp/dp/B000J72CLY/… 建築工学者による随想。橋とは、あちらとこちらを繋ぐもの、と言うところから始まり、アーチ・トラスなど様々な形式や、流れ橋などの珍橋探訪など、橋にまつわる小話を集めた良書。 #一日一作の本紹介 pic.twitter.com/R0tzleQJ1F

2020-04-20 21:17:16
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ほんだや@井戸の中 @honda_ya

遠藤寛子「算法少女」ちくま学芸文庫。安永4年に刊行された和算書をもとに書かれた少年少女小説。江戸時代、寺子屋があって読み書き算盤は男女ともに習うとことができたと言いつつもやはり難しい学問は男のものと言う中で天性の才能を発揮する女の子が素敵 amazon.co.jp/dp/4480090134/… #一日一作の本紹介

2020-04-21 18:52:50
ほんだや@井戸の中 @honda_ya

小路 幸也「HEARTBEAT」創元推理文庫。最後の最後でHEARTBEATと言うタイトルの意味が解る。最初は創元推理社のミステリ・フロンティアから出ている。色々と実験的な作品が出ているレーベルで本作も読む人によっては推理ものだしBLだしな作品。 amazon.co.jp/dp/4488484018/… #一日一作の本紹介

2020-04-22 00:23:22
金木犀@火箭迷_C99:2日目へ-24b @kin_mokusei

川村湊『満洲鉄道まぼろし旅行』ネスコ amazon.co.jp/dp/4890369805/… 昭和12年、夏休みの小学生が時刻表通り、大連発の特急あじあ号に乗り、旅順・奉天から満洲里まで、旧満洲を経巡る架空旅行記。当時の絵葉書、記念印なども多数掲載で旅を満喫。文庫もあるが図版の大きい単行本を。 #一日一作の本紹介 pic.twitter.com/3cIxNQFj5F

2020-04-22 22:01:30
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リタイ屋の梅@金東ホ 25a既刊のみ @ume_retire

『写真集 日本の航空史』(朝日新聞) 日本の航空史に関心を抱かれた方へ。図版が大きく考証のしっかりした図鑑としておススメ。藤田勝啓、青木謙知、秋本実、関川栄一郎、平木国夫、藤田俊夫、藤原洋、帆足孝治(敬称略)ら執筆陣も信頼高し。古書の価格も非常に手頃です。 #一日一作の本紹介 pic.twitter.com/KZ3e2Wgta6

2020-04-22 23:58:07
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ほんだや@井戸の中 @honda_ya

メフィスト編集部「0番目の事件簿」講談社。世紀の大発見! 人気ミステリ作家11人の“デビュー前”原稿!!と言うことで…有名人になるとこう言う暗部?も晒されるらしいgkbr。しかしアレはコレこうなってアレなの??とか思えるのも楽しい。 amazon.co.jp/dp/4062180782/… #一日一作の本紹介

2020-04-23 00:17:53
リタイ屋の梅@金東ホ 25a既刊のみ @ume_retire

『戦下のレシピ~太平洋戦争下の食を知る』(岩波書店) ”都会では”インフラが整備され洋食や婦人雑誌も普及し始めた昭和初期から、日華事変の泥沼化が徐々に日常に侵食し、戦意高揚献立から奇妙な代用食を経て雑草を食むに至る時系列を様々な献立や図版を交え淡々と記した一冊。 #一日一作の本紹介 pic.twitter.com/kjJgID7BWb

2020-04-23 23:31:05
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ほんだや@井戸の中 @honda_ya

太田 忠司「甘栗と金貨とエルム」角川文庫。ご当地ミステリーは京都を筆頭に色々あるとは思いつつ地元なんで!名古屋なご当地ミステリー。高校生の甘栗くんが探偵に?!YAっぽさもご当地な感じも謎解きもとても良い塩梅。ころうどん食べたいね。 amazon.co.jp/dp/B00E5V5R3U/…#一日一作の本紹介

2020-04-24 00:41:42
金木犀@火箭迷_C99:2日目へ-24b @kin_mokusei

柳原望『高杉さん家のおべんとう』(フラッパー) amzn.to/2KuIFwP 主人公、オーバードクター。引き取った従妹、12歳。二人を繋ぐのは「おべんとう」。読者の属性によって視点が変わると思う。私は主人公にとても親近感。読むと料理が作り/食べたくなる日常ものです。 #一日一作の本紹介

2020-04-24 22:32:04
ほんだや@井戸の中 @honda_ya

内田 信平「建材工場」エクスナレッジ。工場萌えとかの先駆けじゃないかな?な写真集。大きさとか緻密さとか無骨さとかどれもいい塩梅。 amazon.co.jp/dp/4767816343/… #一日一作の本紹介

2020-04-25 19:40:21
金木犀@火箭迷_C99:2日目へ-24b @kin_mokusei

石川迪夫『原子炉解体 廃炉への道』講談社 amazon.co.jp/dp/4062170256/… 世界初の原子炉解体に挑む。1976年に廃炉となった日本原子力研究所の動力試験炉の解体を、1981年の準備から86年の着工を経て96年の完了まで、当事者が丁寧に振り返る。廃炉がどんなものか具体的かつ明確に解る。 #一日一作の本紹介 pic.twitter.com/XAax9ZTk4L

2020-04-25 22:31:05
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