【4/23】アニポケ主題歌「1・2・3」の超解釈メモまとめ
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①サトシの持つ役割の変遷とOPの視点
アニポケのOPは基本的に「サトシが歌っても問題が無い歌」で構成され続けてきたんだけど、それが未来コネクション以降変わってきて、「観測者→サトシ」の歌になっている
2020-04-23 20:48:26改めて『未来コネクション』はベベノムの感情を描いた歌でした。ベベノムが使命を背負って迷い込んだ先アローラでピカチュウサトシに出会って輝きに魅かれた、不安でも仲間を救うために踏み出したベベノムに捧げる曲です『未来コネクション』大切な曲 聞いてね!! twitter.com/ryoryo_music/s…
2018-09-13 19:22:55これから テレビアニメ 『ポケットモンスター サン&ムーン』 新OPを担当します!ЯeaLです! 「未来コネクション」は ポケモンの目線になって考えた曲であり 光と闇、夢と現実、期待と不安、 そんな気持ちを詰め込んだ曲で はじめましての人もそうじゃない人も とてもいい曲になったので 聞いてほしい pic.twitter.com/01V2Xv78ca
2018-02-08 19:30:36みらコネはベベノム視点の歌だと明言されているし、キミの冒険は視点が誰かは不明なものの、少なくともサトシが誰かに向けて歌った歌ではない ……ではないんだけど、セレビィ回のせいで「サトシ→幼少ククイ」とも捉えれないこともないのがニクイところなんだよなあ!ヤバすぎる
2020-04-23 20:50:14冒険もなかなかメタじみてはいたんだけど、123はよりさらに「メタ」に回していることが、最初の起動音からめちゃくちゃよくわかる ここまでメタいのは初めて
2020-04-23 20:53:08アニポケの世界線は言うまでも無くBW以降ほぼパラレルで構成されてるんだけど、サトシという役割はXY以前と以後で確実に変わっていて、より正確に言うなら、XYZ28話「迷いの森… 進化の夜明け!」以前以後、になる ここがサトシのすべての転換点
2020-04-23 21:05:01サトシの扱い方が「観測される者」へと変化するために必要だったのがショータというキャラクター これまでサトシはポケモンやバトル単位での挫折は経験していたものの、あそこまでの挫折はおそらく無いはず 自分が「どう見られるか」というのを作品を通して学んだのがXYZ
2020-04-23 21:15:00で、SMシリーズはXYZとは無関係なわけなんだけど、以降のサトシの扱い方が「導く者」になったのは言うまでもない なので、サトシ史の上では、きちんとキミ決めもみんなもパラレルなどではなく、一続きである それは、あの説得力はXYZ28話を経験したサトシでなければ生きないから
2020-04-23 21:20:13で、サトシの観測者として、初めて「テレビの向こう側の俺たち」を直接的に取り込んだのが123という歌 新無印はSM以上に「ゴウがサトシを観測する作品」なので、これは理に適っていると言える
2020-04-23 21:24:38②「ポケットにファンタジー」の否定
「サトシをメタ的に観測する歌」というのが123のひとつめの側面 で、もうひとつの側面が「アンチ『ポケットにファンタジー』」 こっちがメイン
2020-04-23 21:28:09ポケットにファンタジー(以下ポケファン)は、「ポケモンは子供のものであり、大人になったら卒業するもんだよ、だけれど子供心をいつまでも忘れないでね」という曲であり、これは当時のポケモンが担っていたコンテンツ性、ひいては首藤氏のメッセージ性が見える
2020-04-23 21:31:01が、ポケファンのそういったメッセージ性が現状のポケモンコンテンツの持つ「おとなもこどももおねーさんもおじいちゃんも」に即していないのはもはや言うまでもない ていうか現状とかいうけど早い段階から梶切りしたので、結構早い段階からポケファンは役目を終えていたように思う
2020-04-23 21:36:091番は「ポケットの中に立ち返る」という歌詞なんだけど、その時点で「ポケットの中にあるのはファンタジーなどではなく「いつか描いた未来≒現実」と言い切るのはすごい
2020-04-23 21:39:44二番はもっとわかりやすくて、「一緒にポケットの外に出ようよ」という「思い出も道連れにして未来へと進んでいく」姿勢(夢中で見つけた穴ぼこはまだ現実に存在する≒思い出と現実は切り離せるものではない) 「たまには思い出に立ち返ろうよ」というポケファンとは相反する
2020-04-23 21:41:15で、もうめっちゃ直接的に否定してるのが「君はいつの間にやら『大人』になっちゃいないかい?」とかいう歌詞 えっ?そこまで言っていいんだ
2020-04-23 21:42:24が、わざわざそんな風にして成長することをぼかしているのにここで大人とかいうワードを持ってくる これは「ポケファンで使われている大人」に過ぎず、本来の意味の大人では無いだろう そうじゃないとここで直接的なワードを使う意味がわからん
2020-04-23 21:45:19つまりポケファンで言う大人を「思い出を思い出として処理してもうポケモンとは共にいないと勘違いしている人」とまで言い切っちゃっている えー、言っていいんだそれ
2020-04-23 21:46:53でも、ポケモンGOを皮切りに本当に「大人にとってもそばにいる存在」になってしまった以上、いつかは「ポケファンの呪縛」から解かれないといけなかったのかなと思う どのぐらい縛られていたのかはともかく
2020-04-23 21:48:56もう少し歌詞を精査すると、「埃をかぶったボロ着の右ポケットにおいてきた」ことは肯定しているので、「今こそそれを取り戻すんだ!」という、ここを転換点にしましょうという歌詞でもある
2020-04-23 21:54:26「あの頃の思い出が君を探しているよ」だからな すごいよね 思い出の方からこっちにダッシュしてきてる それぐらい、今のポケモンというコンテンツは、全年代にとって拠り所となるものですよ、というメッセージでもある
2020-04-23 21:55:17「ポケットの中のファンタジーはいつか描いた未来だった」ということは、「描いているときにはそれが現実と認識していた=ファンタジーではなかった」ということなんですよね
2020-04-23 22:10:25