茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2532回「対立している意見って、実はどちらもわかることが多いよね」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２５３２回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

今朝の「脳なんでも相談室」（いつの間にか１２７２回になっていた！）で相談されてきた高校生が、相手を言い負かすのが好きでどうしたらいいのかと書いていたんだけど、ぼくは最近思うのは、意見の相違とか実はあまり大したことじゃないなあということである。

茂木健一郎 @kenichiromogi

政治的なことでも、社会のことでも、一つのことについて異なる意見や価値観があるとき、人はどうしてもどっちかに立って相手を論破しようとしがちだけれども、実はよく考えるとどっちの立場も理解できるというかあり得るのであって、ちょっとした差や経緯でそうなっているだけだと思う。

茂木健一郎 @kenichiromogi

本当に独自、というかオリジナルな意見を言っているひとは、おそらくみんなに相手にされないというか、何を言っているかわからないから（笑）スルーされるんだと思うんだけど、そうじゃなくてあちらかこちらかという問題は、たいてい、どちらの意見も人間としてわかる。

茂木健一郎 @kenichiromogi

意見が対立しているときは、どっちかの意見で相手を論破しようとかそういうのはスポーツとしてはおもしろいのかもしれないけれども、疲れるし、そうではなくてなにか場とか構造とかそういうものをいじるか、そうじゃなかったらみんなが当惑するような独自のユニークの見解を持つのがいいのではないか。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート２５３２回「対立している意見って、実はどちらもわかることが多いよね」をテーマに４つのツイートをお届けしました。　たまにはこういう短い連ツイもいいね（笑）