迷い、ボラれ、ひたすら歩く~西アフリカ3か国10日間の旅~
- asamorihisaya
- 7668
- 16
- 2
- 0
ちなみに、今回旅したガーナ、トーゴ、ベナンは、いずれも「地球の歩き方」が発行されていない国です。したがって、過去の旅人の旅行記をググって調べるか、Lonely Planetという英語の旅行ガイドブックを買うほかありません。
2017-10-12 00:38:46Lonely Planet(ロンリープラネット、略してロンプラ)は、英語圏で圧倒的なシェアを誇る旅行ガイドブックで、日本人・韓国人以外のバックパッカーは大体これを持ってます。情報量も歩き方よりずっと多いですが、写真が全然ないのと、洋書なので高いのが欠点です。
2017-10-12 00:42:40ところが、ロンプラには実はPDF版があって、日本の書店で買うよりずっと安い上、欲しい章だけ買えるのがとても便利です。僕はこれのWest Africaのガーナ、トーゴ、ベナンだけ買い、コンビニで出力して冊子にしたのを持ち歩きました first-backpacker.info/introduction/g…
2017-10-12 00:46:08さて、頼みのロンプラには「アクラ空港から市内まではタクシーで行け、以上」としか書かれてません。しかし、事前に調べていた日本人旅行者のブログから、少し歩けば路線バスがあるっぽいことが分かり、僕はそれに賭けることにしました。もし無かったら、市内のホテルまで8km歩く覚悟でした。
2017-10-12 00:49:51アクラ空港を出たところに両替商はあるにはあったんですが、1米ドル4.4セディ、ただし100ドル未満の紙幣だと1米ドル4.36セディと出ていて、100ドルも両替する気が無かった僕は両替に躊躇しました。
2017-10-12 00:55:36そもそも、今回は現金(米ドル)を極力使わずATMからのクレカキャッシングで旅しようと思ってたわけで…じゃあATMはどうなのかというと、空港で唯一見つけたATM(Eco Bank)は、手数料15セディ(約380円)取るというので、ケチな僕はやはり躊躇しました。
2017-10-12 00:57:23しかしこのままでは何ら経済活動ができない。そこで僕は、空港から約2km北上した所にあるアクラモールに目を付けました。事前情報によると、ここはガーナ随一のショッピングモール。ここならATMも両替商もたくさんあって選び放題だと思ったのです。
2017-10-12 00:59:53僕は、初めて降り立ったガーナの空港を徒歩で脱出し、それっぽい道を進み、途中、警官に道を尋ねながら、1時間かけてアクラモールに到着しました。なるほど、立派なショッピングモールです!というか、この辺、歩いている人を除けばあまりアフリカっぽくないですね… pic.twitter.com/VwlpyZfFgD
2017-10-12 01:05:15アクラモールにはShopriteが入ってました。これは南部アフリカのザンビアにもありましたが、アフリカでは有名なスーパーマーケットチェーンです。 global.innovations-i.com/article/50.html pic.twitter.com/X8c08rPsGL
2017-10-12 01:07:37もっとも、アフリカのスーパーマーケットは日本みたいな庶民御用達という感じではなく、町中の出店とかで買った方が安いことが多いです。ただ、衛生面ではこっちのがずっと安心できます
2017-10-12 01:10:14アクラモールには銀行支店が4つくらい入ってたんですが、日曜日だったからかどこも閉店。ATMコーナーは空いてて、いくつかのATMを試したのですが、どこも15セディとか20セディとか手数料を取る。そんな時、ZENITHという会社のATMにカードを入れてみたら、手数料の案内が出てこない
2017-10-12 01:14:29他のATMは引き落とす直前で「手数料かかりますがよいですか?」と表示されるのだが、ZENITHはされず、これで大丈夫なのかなと思いつつ、引き落としを敢行。あいにくレシートが機械の故障で発行されなかったものの、帰国後確認したら手数料無しだったぽいです。
2017-10-12 01:16:10ようやくセディを引き出した僕は、アクラモールのChickin innというバーガーショップで昼食を取りました。19セディと書いてあったが20セディ(約500円)払ってお釣り来ず。1セディはチップかな?正直、日本と比べても割高かなと思いました。 pic.twitter.com/COOOKIYFbJ
2017-10-12 01:20:29ともかく、現地通貨を手にした僕は、アクラモール前から出ていた路線バスに乗り、市内へと向かいました。路線バスと言っても、写真のような15人乗りくらいのワゴン車です。ガーナではこのような乗合自動車を「トロトロ」といいます。 pic.twitter.com/AIVnDXj2T6
2017-10-12 01:26:06トロトロに時刻表なんてないですが、路線はある程度決まってるようです。行き先は車掌が車から顔を出して叫びます。「サークル!サークル!」と車掌が叫んでるトロトロは、サークル(ンクルマサークル)行きというわけです。
2017-10-12 01:28:39アクラモールからサークルまではトロトロで15分くらいで、運賃は1.8セディ(約45円)。地元民が普通に使うので圧倒的に安いです。
2017-10-12 01:33:07ガーナには鉄道網がほぼない代わりに、バス(トロトロ)網が発達してます。日本で駅前が賑わうのと同じように、バスターミナル前に人が集まるわけです。サークルはアクラ最大のバスターミナルで、あちこちに露店が立ち、人でごった返していました。写真は一番人が少ないタイミングで撮ったもの。 pic.twitter.com/wtnZGgrX5q
2017-10-12 01:36:14サークルは、その名の通り環状交差点(ラウンドアバウト)になっていて、とりあえずここに行けば、アクラ市内にはどこへでもアクセスできるという安心感があります。ただし、乗り場はまちまちなので頑張って探しましょう。
2017-10-12 01:38:42サークルから徒歩15分くらいの所に、日本であらかじめ予約していたSleepy Hippo Hotelにチェックイン。ホテルの外観は撮れなかったんですが、テラスからの眺めは良かったです。 pic.twitter.com/P1BxqnPjXr
2017-10-12 01:42:27実は、Sleepy Hippo Hotelに入ろうとしたら、ホテル前でたむろしていた地元民と思しき若い男性に絡まれ、一度ホテルの前から追い出されてしまいました…。その光景を他の地元民数人が見ていて、何とかホテルに入れたんですが、あれはいったいなんだったのかよく分かりません…
2017-10-12 01:44:23Sleepy Hippo Hotelは、ロンプラにも載ってる宿ですが、予約サイトで予約すると宿泊料が高くなります。飛び込みだと10米ドル、予約すると11.5ドル。セディで払ったら50セディ(約1250円)でした。値段相応のドミだと思います。シャワーは水、Wifiは弱い。 pic.twitter.com/NWAhZq9G89
2017-10-12 01:48:35そうそう、写真見ると分かるように、かけ布団もないし、蚊帳もありません。蚊帳は、マラリア流行国だと無いとちょっと心配になりますが、僕は今回はマラリアを発症せず済んだようです
2017-10-12 01:50:42ドミに荷物を置いた僕は、サークルに戻り、そこからさらに南下すること徒歩35分で、マコラマーケットに行きました。ここでは、サークル以上の人口密度を誇る露店が広がっていて、写真なんてとても取れないほどでした。ぜひ一度歩いてみてください。
2017-10-12 01:56:38マコラマーケット周辺は、四方八方露店だらけで、治安もまったくいいと言うわけではないですが、どちらかというと交通事故の方が心配でした。車が歩行者に配慮することは基本的にないようです。
2017-10-12 01:59:51僕がこの日マコラマーケットで買えたのは、素パン(1セディ)と水500ml(0.2セディ)だけでした。この水というのがユニークで、写真のようにビニール袋に入っています。すごく安いんですが、切り口がありません。歯などで角をわずかにちぎり、口にくわえてチューチュー吸うのが王道です。 pic.twitter.com/XwA2EiSgMJ
2017-10-12 02:04:06