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2011年6月16日

6/13 東京大学理学部「学生のための東日本大震災 地震・津波勉強会」の要約ツイート

6/13に東京大学理学部にて行われた「学生のための東日本大震災 地震・津波勉強会」の @ypan_schreiber 氏による要約
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千石撫子 @nadekodayo_bot

某友人にこないだの地震勉強会の要約tweetを要望されたので10分後からはじめる.でも今まとめてみたら全部で2185字・・・まぁ2時間半の勉強会だからな.そんなもんか(いや長すぎだろJK

2011-06-16 23:21:48
千石撫子 @nadekodayo_bot

それじゃそろそろ連続投下始めまーす.

2011-06-16 23:31:45
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13東大理学部 学生のための東日本大震災地震・津波勉強会】「東北沖地震の二面性」東大大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻准教授 井出哲 「東日本大震災は予測可能であったか?」東大地震研究所教授 佐竹健治 「コメント:東北地方太平洋沖地震の地球科学的意味」同研究所教授 川勝均

2011-06-16 23:31:54
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「東北沖地震の二面性」M9クラスの地震は統計的に珍しくないが,ポアソン過程(地震が全くランダムに起きる)ではなく集中的に起きる時期がある.本地震は浅い位置で起こった後深部に移動し,ダイナミックオーバーシュートを起こして巨大津波を励起.

2011-06-16 23:32:02
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「東北沖地震の二面性」ダイナミックオーバーシュートとは地殻の破壊すべりが下面(深部)から表層に達すると,蓄えられていた力以上に力を解放し,より大きな破壊と方向転換をもたらすこと.動的過剰すべりともいう.

2011-06-16 23:32:10
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「東北沖地震の二面性」ダイナミックオーバーシュートは,理論的には(地球物理学的には)起こりうると考えられていたが,実際に起こるとは皆思っていなかった.その意味では想定外の地震だったとも言えるし,想定内だったとも言える.

2011-06-16 23:32:19
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「東北沖地震の二面性」本地震では建物に影響する高周波振動が茨城や千葉で観測された.これは破壊が浅い震源から深部に伝わり,深部からの地震波がもたらしたもの.この地震により,東北沖プレートの特性が分かってきた.(確かめられた.)

2011-06-16 23:32:28
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「東北沖地震の二面性」この地震で従来言われてきたアスペリティモデル(プレート境界のあるところは固着しあるところは固着していない)が破綻した.東北沖では固着していないところはなかった.アスペリティの連動(足し算的)ではM9は説明できない.

2011-06-16 23:32:38
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「東北沖地震の二面性」地震は足し算型ではなく掛け算型,連鎖型.破壊すべりは常に小さな確率で上のスケールへとスケールupする.この確率は統計的に算出可能と考えられる=地震の階層構造.その他詳しくはIde et al. Science(2011), in press

2011-06-16 23:33:12
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「東日本大震災は予測可能であったか?(以下,「予測可能だったか」)」地震の長期予測は統計に基づき行うことが可能(e.g. 宮城沖地震37年,南海地震90-150年おき.これに対し数日から数時間単位の短期・直前予測はモデルや理論がなくデータの蓄積が必要であり困難.

2011-06-16 23:33:55
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「予測可能だったか」三陸海岸は昔から大津波に繰り返し襲われてきた.その経験を生かしてハザードマップを作った岩手の田老ではハザードマップと浸水域がほぼ一致.それに対し宮城(想定M7.3程度)ではハザードマップにおいて想定外の範囲(海岸から4-5km)まで浸水.

2011-06-16 23:34:08
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「予測可能だったか」宮城において,869年の貞観地震では海岸から5kmの地点まで浸水したことが地質調査や古文書から明らかに.後世に伝えることの重要性を認識.

2011-06-16 23:34:17
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「予測可能だったか」釜石沖70km程度,30km程度のところで東大が津波の観測中だった.これによれば陸地への津波到達15分程度前に大きな津波が沖合で観測されていた.メディアや自治体との連携,市民への伝達手段の再考の必要あり.

2011-06-16 23:34:25
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「予測可能だったか」沖合での津波観測の結果から,津波の第一波は深部における崩壊,第二波はダイナミックオーバーシュートによるものと判明.但し東大の観測設備も陸地に津波が到達し機材が流されてしまった.観測体制を強化する必要性.

2011-06-16 23:34:33
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「予測可能だったか」世界的に,2004年スマトラ沖地震(M9.1)まで,あの地域でM8以上の地震が起こるとは誰も思っていなかった.しかし,地質調査の結果,数百年前に同程度の地震が発生していた模様.我々のスケールの中で地震が起こっていないだけ.

2011-06-16 23:34:40
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「予測可能だったか」1960年チリ地震は130年間隔で大地震,堆積物調査や記録により判明.但し全てが大きいわけではなく津波は約300年おき.北米はここ150年程度の記録しか残っていないが地質調査から1700年に大地震が発生したことが判明.

2011-06-16 23:34:48
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「予測可能だったか」1700年と言えば日本は江戸時代のため,日本の文献を調べると,当時地震がないのに津波が来たことが明らかに.しかも数百年単位で繰り返している.これらの事象は,津波を統計的に捉えることの重要性を示す.

2011-06-16 23:34:56
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「コメント:東北地方太平洋沖地震の地球科学的意味(以下,「地球科学的意味」)」太平洋プレートは日本の下に年間8cmの速さで沈み込んでいる.今回の地震では最低でも300年分程度のひずみが解消されたと思われる.

2011-06-16 23:35:04
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「地球科学的意味」大きな地震ほど,より多くの滑る面積が必要.log×logなのでM8+M8=M9とはならない.すなわちScaling lowが確かめられる.地震規模の階層性は地震の予測を難しくする.より詳しく解析される必要がある.

2011-06-16 23:35:12
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「地球科学的意味」アスペリティモデルが破綻した.また,プレート地震ではある深さの範囲で地震発生帯が存在し,その周囲では地震は起きないと思われていたがこれも間違っていた.地震を説明するための新しいモデル構築が必要.

2011-06-16 23:35:21
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「地球科学的意味」プレートテクトニクスと沈み込み.これらを解析することは地震の理解に非常に役立つことが確かめられた.今後の地震研究:Earthquake prediction, useful? Disaster mitigation, how?

2011-06-16 23:35:29
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「質疑」東北で今回大きな地震が起きたから,今東北は地震に対し最も安全,というのは大きな間違い.また,過去に大きな地震の後数十年以内に火山が噴火しているという事実は認識しておく必要あり(富士山・青森十和田).

2011-06-16 23:35:38
千石撫子 @nadekodayo_bot

【6/13勉強会】「質疑」沖合の水圧計のデータを津波の高さ予測に使えないのか?-今回は生かしたはずだったが現地は停電,逃げる人にどう伝えたらいいのか.検討必要.どういうことをどのように言えば,どう伝えれば人々に伝えられるのか?=今後の課題

2011-06-16 23:35:44
千石撫子 @nadekodayo_bot

全くの門外漢なので,その筋の方が見たらそこかしこ間違っているかも・・・大目に見てもらえると嬉しいな,なんて.

2011-06-17 00:03:20

コメント

temp @actgeo 2011年6月16日
時間順になおしました。
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