自販機本劇画の怪しい世界

世界で50~500人にしか分からないマイナー漫画のトリビア
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鬱黒聖丸 @Ukkoku_Hijiri

70年代エロ劇画を資料化した、正気を疑う一冊「別冊新評 三流劇画の世界」(新評社/昭和54年)というのがある。 当時でしか揃わないであろう面子での対談や清水おさむ氏の「魔血子」まで遡る経歴紹介など、全体的に見所満載。 当時流行った「コピー技」についても言及しており、爆笑は禁じ得ない。 pic.twitter.com/h4deEcdT0r

2019-05-27 04:47:10
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pugyurata @fuguhugu

別冊新評『三流劇画の世界』特集(昭和54年発行)に掲載されたマンガ家相関図。 わかりやすいんだかわかりにくいんだか… pic.twitter.com/OEgGUgHJZo

2015-11-19 21:20:00
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pugyurata @fuguhugu

例の閉店SALEをやっていて団鬼六作品を安値で大量に発掘した古本屋、とうとう閉店の貼紙と共にシャッターが…。店先には持ち帰って良しの大量に積み重なった本達が。興味のないジャンルばっかりだったけど、三流劇画特集の本を一冊だけ掘り出した。 pic.twitter.com/3m56l2ckE2

2014-07-29 23:30:05
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arton @arton

ふと気づいて手元の別冊新評三流劇画の世界(1979年)を紐解いて愕然とするのは、劇画アリスと吾妻ひでお、みのり書房とOUTに対する言及はあっても、ロリのロの字も無いことだった(というか美少女という括りが中島史雄だし)。本当に1980年代文化なんだな!

2013-08-01 22:16:56
うおりゃー!大橋@最後のレトロ派漫画家 @uorya_0hashi

@dokurohigh @kan_ei_sen @sanryugekiga 「三流劇画の世界」は、当時、「エロ劇画界(そんなものあったのかな)」の全体像をなんとなくでも知ることができた〜貴重な資料でした。あまりにも雑誌の数が多くて、描き手も多いし、途方に暮れそうだったんですが、かなりの「道しるべ」になりました。とにかく、この本しか資料なかった。

2018-02-16 18:29:55
うおりゃー!大橋@最後のレトロ派漫画家 @uorya_0hashi

で。石井隆が出て、三流劇画ブームとか。こっち方面の「汗臭く泥臭く汚らしくて陰惨な感じ」は「時代遅れの最後のあだ花」みたいな感じで、80年代入ると終わっちゃうんだが。SFとアニメと少女漫画方面の「ライトでポップ」なやつが天下取ったのが80年代で。そっち方面から「ロリコン」「美少女」

2016-07-06 11:58:16

『別冊新評 三流劇画の世界』は、米沢嘉博氏と私でずいぶんたくさんの原稿書いてます。他にほとんど書き手がいなかったので仕方ない。またTVでも人気番組『11PM』で特集が組まれたりと、マスコミ挙げていろいろと騒々しい事になるんだが、その本が出る頃には当人たちはとっくに、次のネタに取り掛かっていたりするわけです。

この雑誌には座談会が載っていて、そこには失業中の私も出席しているのだが、そこでは「ロリコン系のエロ劇画誌を作ってみたい」と発言しているわけです。また、その直前、みのり書房で私が作っていた『Peke』の最終号編集後記では『Little Pretenders 小さなおすまし屋さんたち』(ミリオン出版/1979年1月)という写真集について触れている。次に来るのはロリコンだとそう考えていたのだ。─川本耕次

虫塚虫蔵@迷路'24 @pareorogas

“幻の漫画雑誌『Peke』休刊のお知らせ(Peke 1979年2月号 編集後記)” kougasetumei.hatenablog.com/entry/Peke1979… pic.twitter.com/bsfg6BgMPY

2020-05-15 23:34:41
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リンク Underground Magazine Archives 幻の漫画雑誌『Peke』休刊のお知らせ(Peke 1979年2月号 編集後記) - Underground Magazine Archives 幻の漫画雑誌『Peke』 1978年晩夏から1979年初頭まで半年間だけあった漫画誌『Peke』(みのり書房)。廃刊号では『COM』を大特集しながら自らも幻の雑誌となった。 全国のマンガファン諾君! とりわけペケに結集する戦斗的愛読者諸君!! 今や70年代を終わろうとするに当たって、我々は諸君に対し、熱い友情と連帯のメッセージを送りたいと考える!! 編集後記(川本耕次) JUNEとPeke(米沢嘉博) 全国のマンガファン諾君! とりわけペケに結集する戦斗的愛読者諸君!! 今や70年代を終わろうとするに当た 1 user

三流劇画ブームはここから始まった

自然誌古典文庫D室 @dokurohigh

リアルタイムで買ってて捨てられずに済んだエロ劇画誌の作家特集号の整理を始めて時系列で並べてみると 昭和52年(1977年)頃の石井隆に始まり昭和53年(1978年)にそのフォロワーや特殊な作家の特集号が出て昭和55年(1980年)頃にピークを迎えた格好かな pic.twitter.com/IJkksfP21y

2020-04-25 01:25:30
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自然誌古典文庫D室 @dokurohigh

彼らが劇画を描くうえで影響を受けたであろう作家陣を揃えた「月刊 タッチ」(三崎書房)は書庫に並んで入っていたので似通った年代かと思いきや昭和46年(1971年)に4冊出てお終いだった twitter.com/dokurohigh/sta… pic.twitter.com/PLbmTxyHZH

2020-04-25 01:28:20
自然誌古典文庫D室 @dokurohigh

「月刊 タッチ」1971年9月創刊号〜12月号(三崎書房刊 企画編集はタッチ社 AB判 中綴じ194頁) 版元の三崎書房は伝説の出版人、林宗宏の会社で性文献総合誌「えろちか」や「幻想と怪奇」「シリーズ 現代まんがの挑戦」で真崎・守、上村一夫、宮谷一彦の先鋭的な作品を刊行。この雑誌残念ながら4号で休刊 pic.twitter.com/ThUCXmUsaN

2018-02-03 19:10:38
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自然誌古典文庫D室 @dokurohigh

アリス出版は自販機流通なので別として海潮社、檸檬社、ミリオン出版、辰巳出版、蒼竜社の雑誌は京都の京阪沿線の街角の本屋に売っていたし、学生アパートのゴミ置き場に沢山積んであり拾っていた特に「漫画大快楽」は当時「月刊漫画ガロ」よりもすっと面白かった pic.twitter.com/IA0w7hJvEu

2020-04-25 03:00:22
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自然誌古典文庫D室 @dokurohigh

この頃のマニアックなマンガマニアはアニメ派とは一線を画していたので 「エロ劇画」誌と「少女マンガ」誌を読んでいた 「漫画大快楽」(昭和53年(1978年)11月号)の読者サロンはさながらマンガ(劇画)マニアの巣窟 pic.twitter.com/2KCzJE4NlK

2020-04-25 03:02:34
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自然誌古典文庫D室 @dokurohigh

「漫画新批評大系」が此れらの「三流劇画」を取り上げオーバービューを載せたのが昭和52年(1977年)の冬の号 pic.twitter.com/RJ6VSz8gqy

2020-04-25 03:03:35
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自然誌古典文庫D室 @dokurohigh

「漫画新批評大系」(昭和52年(1977年)冬の号) 「三流劇画」誌に描いている作家と作品を持ち前のしたたかな視点で紹介している pic.twitter.com/t47H4KHiyt

2020-04-25 03:04:29
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自然誌古典文庫D室 @dokurohigh

「別冊ヤングコミック1977年12/28号 石井隆特選号No.4」 ・性の吃音者たち-何故いま石井隆か-」 (亀和田武) 「劇画アリス」の編集長による石井隆→「エロ劇画」誌論 pic.twitter.com/uKX56iOGw9

2020-04-25 03:06:07
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自然誌古典文庫D室 @dokurohigh

そして同時期に刊行された 「別冊ヤングコミック1977年12/28号 石井隆特選号No.4」では2つの石井隆論が載っている ・"名美"は二度強姦される-石井隆論序説-」(山根貞男) pic.twitter.com/oQFMk7aN5m

2020-04-25 03:05:21
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自然誌古典文庫D室 @dokurohigh

「漫画大快楽」(昭和55年(1980年)6月号) 一時期のガロのように楽屋落ちの頁が入る頃 自分は就職して「社会人」やる気満々でマンガから離れていった pic.twitter.com/Ag41BKXSBb

2020-04-25 03:12:09
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リンク Underground Magazine Archives 亀和田武『劇画アリス』+高取英『漫画エロジェニカ』+川本耕次『官能劇画』+迷宮'78編集部「座談会:三流劇画バトルロイヤル」(プレイガイドジャーナル 1978年8月号 特集・ぼくたちのまんが その3 君は三流劇画を見たか 迷宮'78編集) - Underg 君は三流劇画を見たか 迷宮'78編集 所載:雑誌『プレイガイドジャーナル』1978年8月号「特集・ぼくたちのまんが その3 君は三流劇画を見たか 迷宮'78編集」 青年まんがという言葉がある。この言葉はそれまで少年まんがのワクの中でしか発揮されていなかったまんがのエネルギーをすくい上げ、更に拡大した場所でそのエネルギーを解放するための言葉だった。けれども実際のところはそれが本来持っていた可能性をどんどんとり落し、社会の常識に自らを合わせてゆく過程を踏むことによってでしか定着してはいかなかいった。そして確立
リンク Underground Magazine Archives 三流劇画ムーブメント・エロ劇画ルネッサンスが残したもの/ニューコミック派宣言 - Underground Magazine Archives 三流劇画ムーブメント・エロ劇画ルネッサンスが残したもの 『アリス』『エロジェニカ』『大快楽』はニューウェーブを起用した 北崎正人 月刊『宝島』臨時増刊号『マンガ宝島』JICC出版局 1982年2月 『劇画アリス』『漫画エロジェニカ』が78年三流劇画ブームを荷なった劇画誌である。三流劇画誌の中で他のエロ劇画誌とこの2誌は、違った点があった。『劇画アリス』は表2で編集長自ら写真を掲載し、「劇画に愛を」などと、強烈なアピールをする点がそうであり、『エロジェニカ』は、『ガロ』のみで有名だった川崎ゆきおを起用する点
リンク Underground Magazine Archives 三流劇画ブームの頃/高取英(元『漫画エロジェニカ』編集長) - Underground Magazine Archives 三バカ劇画ブーム 高取英(元『漫画エロジェニカ』編集長) 『漫画エロジェニカ』(海潮社)1978年11月号が発禁となってから20年の歳月が流れた。それを記念して何か書けとダーティ松本氏がいうのでこれを書く。 当時、『漫画エロジェニカ』は、『漫画大快楽』(檸檬社)そして、自販機本の『劇画アリス』とともに人気のエロ劇画誌で「三流劇画ブーム」などと呼ばれていた。『エロジェニカ』11万部、『大快楽』7万部、『劇画アリス』3万部だったので部数ではダントツのエロ劇画誌であった。『エロトピア』は隔月誌で三誌は月刊誌、つ

自販機劇画の精

裏庭映画保存会 @uraniwamoviecom

中学の頃夜自販機本を買うのがクラスの男子生徒のたしなみになってた時期、自販機近くの畳やで家の外にゴザを敷き座り店の親父がモモヒキ腹巻姿で酒を飲み涼んでてエロ本を買い急いで立ち去ろうとする少年達にうつろな口調で「どうした?ポルノか」「それは自慰行為オナーニだ」と語りかけ恐れられてた

2018-02-26 16:26:00
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