たとえばこんなQOL

「当事者の自己決定とQOLの拡大」ということに関する議論あれこれ。 ABAとかTEACCHとか構造化とかも。
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Hit TKYM #3 K in J @hit1678

「正の強化で維持できる、行動の選択肢の拡大」

2011-06-21 22:36:20
そらパパ sora y.d. 💉MMMMM @sora_papa

例えば、私たち自身の人生や生活をみてみても、例えばお金がないと人生で「選べる」ことが減ってしまう。そして、それ自体がある種の「不幸」とイコールであるように思う。つまり、お金がないことそれ自体が不幸なのではなく、それにより選べることが減った状態が「不幸」に近いのではないか、と。

2011-06-21 22:36:43
こころっしゅ @cocorosh

福祉の世界でQOLの向上を考える時、選択肢の多さをその一つの指標とすることはよくありますね。おそらく少なくない支援者がそのように考えているのだと思います。QT @sora_papa: 「自分で選べる」という状態自体が幸福であることの定義に限りなく近いと考えているのです。

2011-06-21 22:40:19
saki_co_jp @saki_ya_ma

なんか今朝菅さんのニュース見てて、政治ってそれこそ国民の正の強化で維持される行動の選択肢の拡大のための環境整備が本質というか、理想やんなと思いましたですよ。

2011-06-21 22:40:32
そらパパ sora y.d. 💉MMMMM @sora_papa

だから、例えば就業して稼げば幸せになるよ、というのは少し端折りすぎていて、稼いで「人生で選べることが増えて」幸せになるよ、ということ。だから、就業・お金と幸せが必ずしもイコールなわけではない。障害の多様性に即して、さまざまな「選べることを増やす」支援がありえるはず。

2011-06-21 22:40:54
そらパパ sora y.d. 💉MMMMM @sora_papa

療育・支援におけるかなり有効なKPIだろうと思います。RT @cocorosh: 福祉の世界でQOLの向上を考える時、選択肢の多さをその一つの指標とすることはよくありますね。おそらく少なくない支援者がそのように考えているのだと思います。

2011-06-21 22:41:36
saki_co_jp @saki_ya_ma

というか全ての組織が、その維持・拡大を図るのであれば、構成員のそれを目指すことなんかな。

2011-06-21 22:42:41
Hit TKYM #3 K in J @hit1678

「行動的QOL」(望月) RT @cocorosh: 福祉の世界でQOLの向上を考える時、選択肢の多さをその一つの指標とすることはよくありますね。QT @sora_papa: 「自分で選べる」という状態自体が幸福であることの定義に限りなく近いと考えているのです。

2011-06-21 22:43:34
こころっしゅ @cocorosh

誰だって自分で選びたいし、どうせ選べるなら選択肢が多い方が嬉しい。選ぶのが面倒だったら、「選択肢を少なくする」ことや「選ばない」ことも選びたい。それは障害の有無に関わらず、誰だって多かれ少なかれ思っているであろうこと。

2011-06-21 22:45:29
saki_co_jp @saki_ya_ma

今日は福祉領域の相談の枠のなさを考えていた。枠を作り日常から切り離すことでできることと、枠を作らず日常に入り込むことでできることがあるのかも。それぞれに限界があって、どう組み合わせられるのかがまだ見えない。

2011-06-21 22:47:32
saki_co_jp @saki_ya_ma

あ、日常に則して枠を作ることもあるか。そこにどう持っていくか、かな。

2011-06-21 22:49:29
そらパパ sora y.d. 💉MMMMM @sora_papa

.@cocorosh これは、障害児をもつ親のメンタルケアにも必要な視点だと思います。つまり、多くの場合、親は子どもに障害があることで、日々の、あるいは人生の選択肢の幅を相当程度失ってしまいます。それをどう回復するかが、障害児を育てる親のQOLを回復することに直結するでしょう。

2011-06-21 22:48:40
こころっしゅ @cocorosh

「選べること」の保証がその人のQOLの向上や幸福の実現に繋がるのであれば、多分多くの施設では今はそれとはほど遠い状況なのかもしれないけど、一方で「選ぶ機会を作る」という具体的な課題が見えてくると、逆にそれが現実味を帯びて、実現可能なことのように思えてはこないだろうか。

2011-06-21 22:49:45
そらパパ sora y.d. 💉MMMMM @sora_papa

そうか、だから、子どもの療育のめざすところと、障害児を育てる親のQOLをあげるためにめざすところは、実はとても近いところにあって、それを両立させて引き上げていくことこそ「家族のための療育」なのかもしれないな。

2011-06-21 22:50:36
Hit TKYM #3 K in J @hit1678

そうそうそうそう。「トレーナーに依頼する飼い主さん」というのは、まさに「行動の選択肢が狭まっている」と定義したのだった。

2011-06-21 22:51:21
Hit TKYM #3 K in J @hit1678

でもって「わんわんの行動」と「飼い主さんの行動」は、とてもインタラクションで、その両者と環境との、これまたインタラクションでと。

2011-06-21 22:53:32
Hit TKYM #3 K in J @hit1678

その「インタラクションの渦」に、はいトレーナーさん、あなたはどうかかわるんですかと。

2011-06-21 22:54:52
saki_co_jp @saki_ya_ma

なんていうか、「対人援助」の不確実さ、というか、見えない物を、見えない所から見えない所へと動かしているような感じを、岩手へ行って強く感じた。そしてそれは、日常の業務も同じだな、と。

2011-06-21 22:54:07
saki_co_jp @saki_ya_ma

その見えない中を切り取って見えるようにして、見せたり動かしたり動かすことをお願いすることが・・・あれ?誰のため?何のため?支援者側が強化されたいから?とも。

2011-06-21 22:56:50
そらパパ sora y.d. 💉MMMMM @sora_papa

.@cocorosh 他人の幸福(感)は絶対に観察できないですね。だから、自分で選んで行動する回数や頻度を、観察可能な幸福ないしQOLの数値指標として決めてしまう、というのは、乱暴ですけど物事を前に進めるためには必要かつ有効な決断かもしれません。

2011-06-21 22:57:57
numachi @numachinomajo

@sora_papa @cocorosh これはABAを用いた療育の多くが目標とすることなんじゃないかと思ってます。構造化された障害者専用の町を作るのではなく、どこへでも行ける人になる。それはもちろん一人でって意味ではなく障害の程度に合わせて必要な支援を受けながら。

2011-06-21 23:00:26
そらパパ sora y.d. 💉MMMMM @sora_papa

.@numachinomajo それは難しい。構造化された枠組みでこそ、より負担なく幅広い選択ができる人もいるでしょう。そういう方向性でのABAが掲げる「自由」は、やはり多様性のなかの1つの方向性にすぎないです。

2011-06-21 23:02:02
こころっしゅ @cocorosh

@sora_papa そうですね。だから療育において親と子がWin-Winであるようなものは特に貴重だと思います。例えばコミュニケーションの支援なんかで子どもの要求の機会を保証しつつ、機能的なコミュニケーションが確立されることで親を困らせる問題行動自体が低減し、親の負担も減る。

2011-06-21 23:02:14
こころっしゅ @cocorosh

自分の幸福すらよく分からないのに、況んや自分以外の人間の幸福など。

2011-06-21 23:03:08
そらパパ sora y.d. 💉MMMMM @sora_papa

愛想がよくて歯向かわない障害者、というのはある種の部分最適。そこに留まらずにさらなる自由を目指すことがチャレンジになるのはやむをえない側面もありますが、そこにしっかり子どもの成長を発見し、支援したいですね。RT @parruta: 小学校高学年ごろから「自分の意志」が強く出始め

2011-06-21 23:04:36