まどかが白いドレス姿になった時、ほむらとの擦れ違いは最も大きくなった。
さっきのまとめ:まどかが白いドレス姿になった時、まどかとほむらの擦れ違いは極大に達した。「気持ちもずれて、言葉も通じなくなっ」った。 以下、それの補足。まずは、実際に描かれた内容の確認。
2011-06-23 17:34:441.ほむらはずっとまどかに反対していた。まどかが契約する直前、契約した後、そして白いドレス姿になった後も。「やめて!」 「こんな終わり方で、まどかは報われるの!?冗談じゃないわ!!」 「まどか、行かないで!!」
2011-06-23 17:36:202.一方でまどかはほむらの意思を理解していた。「だからね、全部わかったよ。いくつもの時間で、ほむらちゃんが、私のためにがんばってくれたこと、何もかも」
2011-06-23 17:37:063.12話、契約直前、マミの家のシーンの会話。「鹿目さん。それがどんなに恐ろしい願いかわかっているの?」 →「戦う理由、見つけたんだろ?逃げないって自分で決めたんだろ?」「あなたは希望を叶えるんじゃない。あなた自身が希望になるのよ。私達、全ての希望に」 杏子・マミは肯定的。
2011-06-23 17:38:15A-1 まどかはほむらのこれまでの行為やその意思を理解していた。一方で、ほむらの方は最後まで反対していた。(これと対比する形で、まどかに理解を示すマミと杏子のシーンが存在するのではないか)
2011-06-23 17:39:44A-2 だがまどかも、ほむらの頑張りや願いを理解しながら、ほむらの前から存在しなくなることを選んだ。12話Aパートの時点でも2人は「気持ちもずれて」いたのではないのか。(それゆえ、僕たちは切なくなるのではないか。「12話Aパートで2人は判りあえた」と信じたくなるのではないか)
2011-06-23 17:42:41B-1 むしろ、12話Bパートになってようやく、まどかの選択を受け入れられたのではないか。擦れ違いが埋まったとするなら、その時ではないか。 ほむら独白:(悲しみと憎しみばかりを繰り返す、救いようのない世界だけれど だとしてもここは、かつてあの子が守ろうとした場所なんだ)
2011-06-23 17:44:31少なくとも、12話Aパートの時点では、まどかが「魔女を滅ぼす概念として、この宇宙に固定(byマミ)」されることを、ほむらは「死ぬよりももっとひどい」と捉えているわけで。
2011-06-23 17:47:05けれどBパートの時点では「これからの私はね、いつでもどこにでもいるの。だから見えなくても聞こえなくても、私はほむらちゃんの傍にいる」とのまどかの言葉を信じられている。
2011-06-23 17:47:40ほむらにとって、まどかが「魔女を滅ぼす概念として、この宇宙に固定」されることの意味合いが12話AパートとBパートではガラッと変わっていることに注意。
2011-06-23 17:48:13少なくともAパートでは、死と同義であり、それはこれまでほむらがずっと否定したかったことだった。けれどBパートでは変化している。
2011-06-23 17:49:44@Six315 Aパート時点のほむほむとまど神様は同じもの(別れ)について違う態度を取ったんじゃなくて、そもそも違うものを見てたんじゃないかなー。
2011-06-23 21:39:02@Six315 ほむほむにとって魔法少女ってのは一つの願いを叶える代わりにそれと同じくらいかもっと大きな悲劇に見舞われる存在なのに対して、まどかは夢と希望を叶える存在だと思っていて、それを魔法少女が抱く幻想ではなく現実にしたっていう、大きな違いがあって。
2011-06-23 21:44:28@Six315 Aパートほむほむは、まどかがほむほむや大切な人たちにとって最初から存在しなかった事になるっていう絶対的な別れが待っていると思っているのに対して、まど神様は本当の奇跡があると希望を持っていたので「別れ」がほむほむの主観程深刻なものではなかったのではないかと。
2011-06-23 21:48:57@Six315 で、ただ一人旧世界の記憶を残したままでいられたほむほむが、たっくんがまどかを感じられたり、まどかままがうっすら覚えていたりするのを知って、希望を持てるようになり心が柔らかくなったのかな、と。
2011-06-23 21:52:09@Six315 Cパートでは何でだか(ほむほむ自身概念の側に半歩踏み入れているというのが個人的な願望)まどかを感じ取れるようになっていて、大切な人がいつも側にいて励ましてくれていると感じられるほむほむは、心に希望しかないくらいの状態なんじゃないかなー、などと。
2011-06-23 21:56:26@Six315 まとめると、最終的にずっといつでも一緒にいるという認識を共有できたので、二人の中で二人は別れなかった事になったのかなー、みたいな
2011-06-23 22:03:11@Six315 まー、まどかの家族と会うまでは、ほむほむ一人まどかの事をちゃんと覚えてるけど、自分も含め誰もまどかを認識できないっていう、忘れてしまうより辛い別れだとしか思えないでしょうしねー。
2011-06-23 22:14:19次、『魔法少女おりこ☆マギカ』まで話を広げる。先程の解釈を採用しつつ。>A-5 12話Bパートまでの間、ほむらはひたすら「望む未来を求め」続けた。まどかとの別れを否定し続けたと言ってもいい。(一部訂正)
2011-06-23 18:16:05で、おりマギの確認。織莉子の台詞 1.「私は何度も繰り返しあれを見ては現在を動かし、世界を救う方法を探した」 「私の世界を守るため、よ」 2.「あれを見て尚、鹿目まどかを諦められないのね」 3.「貴女が歩いた昏い道に望んだものに似た景色はあった?」「道か昏いなら 自ら陽を灯す」
2011-06-23 18:36:29解釈。織莉子も織莉子で、「望む未来を求め(by暁美ほむら)」続けていたのではないか。「私の世界」の終末を否定し続けた。 / 繰り返し未来を見るとは、”未来へと時間遡行し、そして現在に戻ってくること”と言ってもいい。今→ワル夜→今という時間移動。
2011-06-23 18:40:19織莉子:今→ワル夜→今 ほむら:ベッドの上→ワル夜→ベッドの上 という時間移動の構図。似ている。(ただしほむらについては、時間を巻き戻しているのではなく時間軸移動ではないか、という議論もあるので注意)
2011-06-23 18:42:38まあ未来を見て「望んだものに似た景色」が無かったから、「現在を動かし」てたわけで。あのへんのほむら批判は、全部織莉子へのブーメランになるという。
2011-06-23 18:43:48