【6月】PP3会話SSまとめ

十五 @togo_riz

入「もしかしたら慎導監視官がそのナリなの精神的なとこもあるのかもしれないっスね」 灼「子供でいたいと思っていたから？ん～…言われてみれば中学くらいで成長止まりましたね…学生証の写真と今の認証データの写真、服装くらいしか変わってないな…」 入「oh……」 灼「な、何か言ってください！」

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灼「暫く合わない間に俺が入江さんみたく成長して様変わりしてたら、炯が帰って来た時以前と同じように心を開いてくれない気がして」 入「流石に俺みたいにはならねぇだろ！いやしかし…見た目が全てじゃねぇけど、アンタが歳相応の外見してたら、俺もアンタと今みたいな関係は築けなかった気はする」

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入「要はイグナトフ監視官に警戒心抱かれたくないんスね」 灼「ですね。人って怖いもの見ると敵だと判断して排除したくなっちゃうでしょ？だから武器を持ちたくないんです。敵だと思われたくないから人畜無害で居たいな」 入「(毒にも薬にも…って言うより良薬なんだが分かってんだろうか、この人は)」

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灼「炯が入江さんに対して当たりがきついの、敵に回したら厄介だからなんですよ」 入「裏切ると思われてんの」 灼「いえ、誰より実力認めてます。ただ、強さを認めるってことは対峙した時加減出来ないし、殺さずに制圧することが困難になる。常にそういうこと想定してないといけない生活をしてたから」

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入「分かるかもしんねぇ。俺もイグナトフ監視官に似たような警戒心持ってる」 灼「非力な女子供に優しいのは、何かあってもも簡単に抑え込めるという安心感があるからでしょ」 入「嫌な言い方！だけど慎導監視官に全く警戒しねーのはソレだわ」 灼「ねー殴って止めましたもんねー」 入「ごめんって！」

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灼「誰でも体格良くて強そう人には警戒しちゃいますよ。俺だって多少は感じますもん」 入「えー、俺怖いかぁ？」 灼「酔っ払って抱きつかれた時、正直絞め殺すつもりなんだろうか？とは思いました」 入「早く言えよ！」 灼「拒絶してると思われたくないから、もう少し親密になってから言おうかなと😅」

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灼「あとアドバイスなんですけど、入江さんは向かい合って人と話さない方が良いです。体格いいから大抵の人は萎縮したり警戒心抱いちゃいます。話すなら横がいい」 入「そうなのか…？」 灼「如月さんと身長同じくらいだし、俺の意見参考になるでしょ？」 入「な、なんで急に如月が出てくるんだよ！」

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霜「どういうことか説明しなさい」 灼「前小宮都知事と密会していた時、マスコミにすっぱ抜かれたんですが」 霜「私が報道規制かけたからね、知ってるわ」 灼「でも噂って自然と広まるもので、その噂を耳にした都知事のファンがいきなり俺に恥部を見せつけてきたので逮捕を…」 霜「訳分からん！！」

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灼「犯人は『君に見せることによって間接的にカリナに見てもらっていることになる！よく目に焼き付けて欲しい！』と供述していました。俺もよく分かりませんでした」 炯「灼が馬鹿正直にまじまじと見ていたので自分が殴って拘束しました。色相がそこまで濁っていなかったのが逆に恐ろしかったです」

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灼「何故犯人は恥部を見てほしかったんでしょう」 炯「都知事に見てもらいたいなら都知事に見せれば良いのにな」 灼「例え俺が彼氏だったとしても俺が見ることによって何のメリットが」 炯「パートナーに宣戦布告してるのかもしれない。俺のがでかいぞ、と」 霜「推理してもキモい真実しか出てこない」

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灼「何故このシビュラ社会でも露出魔という犯罪者は消えないのか」 炯「シビュラは認めているのか、奴らの犯罪を」 灼「分からない。けど軽視してるな」 炯「あんな不快な想いをしたのに？」 灼「俺達で変えていこう…この社会を」 霜「色相濁ってない痴漢は殴って逮捕して良し！もういいから解散！」

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灼「でもカリナちゃんの所に被害なくて良かった」 炯「しかし露出魔に初めて遭遇したがコメントに困るな」 灼「異性でも困るけど同性だと更に困るね。何を言ったらいいのか分からないほど頭真っ白にになったの初めてだ」 炯「余程自信あるのかと思ったら普通だったしな…」 灼「ツッコめなかったね…」

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入「慎導監視官痴漢に遭ったってマジ？」 灼「いや、俺が痴漢に遭ったというか間接的に都知事に痴漢したんですよ」 廿「訳わかんねぇんだが」 炯「灼が都知事の恋人だと勘違いして灼に恥部を露出したんだ」 入「なんで」 灼「お前の女に劣情してる男が居るんだぞとアピールしたかったんでしょうか…」

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炯「刑事の前で堂々と公然わいせつをする度胸も然ることながら、何故か色相がそこまで悪化しておらず」 灼「(もしかして免罪体質？)」 入「オイオイ露出魔が俺達よりシビュラ的だってのかよ」 灼「(事件の前触れか)」 廿「やってらんねぇな」 灼「俺がお前を止める…！」 炯「凶悪犯を狩る目をしてる」

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霜「(もしや免罪体質…いや、まさか)」 朱「この間の露出魔なんだけど」 🧠「今時あんな馬鹿いないので、我々も判断に迷いました」 朱「でしょうね」 🧠「常守朱の意見をお聞かせください」 朱「殴って逮捕でいいと思う」 🧠「露出魔…殴って逮捕…📝ﾌﾑﾌﾑ」

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宜「この件公安と連携取った方が良さそうだな。美佳ち…霜月に連絡しよう」 狡「ん？」 須「そうですね、美佳ちゃ…霜月課長に報告しましょう」 狡「お前らアイツを下の名前って呼んでるのか？」 宜「本人の前では苗字で呼んでたが、女性陣全員美佳ちゃん呼びしてたから裏ではつい…な？」 須「はい」

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狡「お前女を下の名前で読んだことなかっただろ。ましてやちゃん付け。雪降るぞ」 宜「いや、そうなんだが…なんだろう。言いやすいんだ」 須「2文字だからでしょうか」 宜「それだ！コウちゃんも実は言いやすいと思ってた。コウちゃん」 須「コウちゃんさん」 狡「縢居たら腹抱えて笑ってただろうな」

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花「なぁに、三十路過ぎの男共が随分可愛い話してるじゃない」 宜「フレちゃんになるのか？」 狡「花ちゃんだろ」 花「やだ、呼ばれ慣れてなくて悪寒がする…」 宜「須郷はてっちゃん？」 須「恥ずかしくて死にそうです…」 狡「お前はノブちゃんか」 宜「飲み屋みたいだな」 狡「居酒屋ノブちゃん笑」

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宜「どちらかというと俺はギノちゃんでは」 狡「ギノちゃん」 宜「すまん、腹立つな」 狡「俺もだよ」 宜「今思えばお前をコウちゃん呼ばわりしていた縢はすごい奴だったな」 狡「何故だろう、縢なら許せた」 宜「何故俺はギノちゃんと呼ばなかったんだろう？」 狡「呼べるような雰囲気だとでも…？」

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宜「美佳ちゃんと呼んだら怒り狂うのは想像に難くないんだが、絶対面白いだろうなという誘惑も強い」 花「１回呼んでみたいわよね」 狡「お前らなんでアイツに対して若干Sっ気を見せるんだ」 須「すごくいい反応なさるので…」 狡「お前も案外楽しんでるな？」 宜「一緒に働くと面白さ分かるんだがな」

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入「この間の続きなんだけど、マイルドな話ならイグナトフ監視官も許してくれると思うんだよな」 灼「何の話です？」 入「フェチについて」 炯「お前いつまでその話続けるんだ。食堂の好きなメニューでも話してろ」 灼「まーまー、たまにはこういう男子校なのもノリいんじゃない？」 炯「たまに…？」

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灼「炯はややマニアックながらも大多数の男から賛同を得やすい部分…鎖骨フェチとかじゃない？」 入「そういや課長のデコルテ褒めてたよな。綺麗なんだからネックレスでも着けたら云々」 灼「やっぱ真っ先に見るの鎖骨なんだ😏」 炯「感想言っただけだろ💢変態扱いするな💢あと鎖骨普通にいいだろ💢」

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灼「いやでも、うん。舞ちゃん首元綺麗だしね」 入「首とか鎖骨って初っ端からマニアックじゃね？」 灼「俺まつげ長い子の横顔見るの好きですけどマニアックです？」 入「分かるけどなんか違う…」 炯「背骨が真っ直ぐで身体の重心がしっかりしてる奴は評価出来るな」 入「アンタただの骨マニア？？」

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灼「ねーねー入江さん見てくださいよ、炯の横顔！まつ毛めちゃくちゃ長いでしょ？鼻高くてEラインもすごく綺麗なんです～💞」 入「うわっ、引くほど長ぇ！シャーシン載るんじゃね？」 炯「俺の話はいいだろ！」 灼「ん～、フェチかぁ。俺は目かもしれないです。炯や舞ちゃんの目好きだなぁ、俺」

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入「それフェチって言わねーよーそーゆーのじゃねーんだよー」 灼「本来フェティシズムとは宗教学の用語で性欲とは無関係の…」 入「いい！今うんちくはいらない！」 灼「ありゃま」 炯「膕が好きとか言えば良かったか？」 灼「生脚よりストッキング派とかそういう？」 入「それ！フェチあるじゃん！」