3割死傷で全滅が軍事の常識って本当なのか?
軍隊は、損害にどこまで耐えて戦闘を続けられるのでしょうか。部隊の3割(2割)の損害で全滅判定が常識だとも聞くのですけれど、これ、実はそんなに単純に使える基準でもないかもしれませんとな。一連の議論ではないのですが、関連するツイートをまとめてみました。
- baron_yamaneko
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山瀬広
@taisennshatiku
参考文献2 <管俣寛 「現代戦における戦闘行動の限界に関する史的考察(2・完)」陸戦研究 昭和62年6月号 p53~p73」>
2011-06-25 19:14:06
山瀬広
@taisennshatiku
参考文献3 <中埜和男、田中又彦、蓑毛順次、神本光伸 「対戦車戦闘能力向上のための一提案」陸戦研究 昭和57年10月号 p35~p52>
2011-06-25 19:14:23
山猫男爵
@baron_yamaneko
@taisennshatiku 3割で全滅説というのが、本当に常識と言い切って良いものなのか前から気になっていたのですが、非常に参考になりました。
2011-06-26 03:49:18
山猫男爵
@baron_yamaneko
旧日本陸軍では、日露戦争の経験から、短時間に3割死傷すると一時的に戦力を失い、5割を失うと殲滅的打撃と判定していたそうです。参考文献:「戦史叢書 関東軍<1>」681頁(同書の典拠は、陸軍大学校編「戦史講義録」(下巻、1925年)の鈴木重康中将)
2011-06-26 03:54:56
山猫男爵
@baron_yamaneko
でも、WW2期実戦上の旧日本陸軍としては、こうなるんだろうけどなあ。中尉「参謀殿。右第一線は全滅しました。」 辻ーん「何ッ。お前たちがこんなに生きてるじゃないか。何が全滅かッ。」(辻政信「ノモンハン秘史」)
2011-06-26 04:12:32