ローパワーなシャドウラン5版のセッションをやってみました、その3（4話目）

ヤネウラ @yanegann

オークとキラーは同時に入り口前につき、銃撃戦が始まります。1体倒すけど残りのオークから反撃を受け、またしてもボロボロになるキラー。 そこにつぐみが2行動残して走ってきます。曲がり角まで行って撃って勝利か！？ しかしランニングの判定がふるわず、2行動とも走って終了。勝負は次ラウンドへ pic.twitter.com/8ocgD71HPL

拡大

ヤネウラ @yanegann

さぁ、早撃ち勝負だ！とイニシアチブ。 …オークのうち2名がPCの前に動きます。エッジが無いとそうなるんですよね、ローパワーだから…… キラーが回避しないでダメージを受け、肉体ダメージにするテクニックで、精神ダメージ蓄積による気絶を回避し、なんとか踏みとどまります。

ヤネウラ @yanegann

その後つぐみがやっと射撃、これで1/4倒して勝ちか！ と思われましたが、オークが結構得意なダメージ減少判定で良い目を出して耐えます。 依頼人が動いて部屋に入り脱出。 次がキラーの番。これが終わるとオークの攻撃がさらに2回来ます。キラーが脱出できても、残ったつぐみはヤバいことに…

ヤネウラ @yanegann

そこでキラーがここまで依頼人を担いできた要領で、つぐみを引っ張って部屋に入ることを選択。 引っ張るだけなので、マスターは筋力判定で1成功でもすれば良いと裁定。問題はキラーはズタボロで、ダイスがかなり減っていることです。 しかし、なんとか判定成功。3人で一気に脱出しクリアとなりました

ヤネウラ @yanegann

いやー、しかしギリギリの勝負になりましたね。 出目次第では、つぐみが走り込んできて射撃して、はい終了！だった可能性もあったのに、最後までもつれる展開となりました。 ダイスが織りなすドラマ力を思い知らされるセッションでした。お疲れさまでした。

ヤネウラ @yanegann

今回のシャドウランのシナリオは、AI調律師の転職までは思いついたんですが、その後の展開が全く思いつけなくて苦労しました。 最後は「三題噺ったー！」さんの力を借りて作りました、ありがたい、感謝！ shindanmaker.com/264399 「石棺」からアンダーグラウンドを使うことを思いつきましたよ。 pic.twitter.com/FfZKGebSzh

拡大

ヤネウラ @yanegann

お約束をあまり気にしないようにしてサイバーパンクTRPG「シャドウラン」を遊んでいるけど、楽しいですね。 しかし、新しい参加者を入れたら「やっぱり、お約束だらけじゃないか」と思う可能性はたぶんにあると思います。

ヤネウラ @yanegann

メガコーポが社会を支配していて(行政もしている)、警察も企業警察がやっている、富の再分配はあまり機能していない感じ、さびれるところの整備はあまりされないといった知識が、「お約束」かな？ これ、細部を丁寧に説明するだけで、シナリオになるんですよね。

ヤネウラ @yanegann

行政を、効率優先で回すとどのような弊害が発生するかをイメージすることができれば、メガコーポ世界観は、わりとわかりやすい社会です。 この一点を解像度高く描写するだけでも、サイバーパンク社会を遊ぶ甲斐は高いと思います。

ヤネウラ @yanegann

逆に言うと、細部を説明するとシナリオになっちゃうから、おおざっぱに説明している部分が多いんですよね。 その部分は「そんなもんなんだ」と軽く押さえつつも深くは気にしないようにしないといけないので、そこは面倒かも。

ヤネウラ @yanegann

例えば「赤字路線？とっくになくなったよ」とNPCに言われたときに(まぁ、そうなるよな)となれば、かなり良いセッションでしょう。 その社会的メカニズムの仕組みを、シナリオに絡めて、丁寧に感情を交えつつ説明し、細かい状況の描写に活かせれば、サイバーパンクはとんでもなく面白いです。

ヤネウラ @yanegann

お約束の表現を、丁寧に解体しそのメカニズムを解き明かして、参加者の共通見解にできれば、サイバーパンクはかなり面白くなると思います。 しかし、丁寧にやるには時間がかかりますから、今回説明しない部分は「お約束の表現」になるという……　あれ、あんまり解決してないかな。