シャドウランで撮影をする話

ヤネウラ @yanegann

今日のシャドウランは、ホライズン傘下のゲーム会社で、3dゲームのモーションキャプチャー用俳優をやる話。ランナーを題材としてゲームで、求められてるモーションはもちろん戦闘だ。 ランナーはドローン・カメラが飛び回る中、クリッターとの戦闘を開始する。ライバル企業の妨害にも気をつけろ！

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つぐみ（女・人間） 単発火器を好むランナー。最近、ライフルをうまく扱えるようになって、活躍が多くなってきた。スノホミッシュで、扶養家族である妹と一緒に暮らしているが、妹には自分がランナーであることは秘密にしている。あと、今月誕生日が来た。ちなみに現在2076年1月。

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キラー（男・エルフ） ピアニストになりたいそうだが、堅気に戻る気配がないランナー。だったが、今回の任務は有名になれそうな感じの任務なのでかなり乗り気だ。お金をためて、サイバー手術を受けるつもりで、いろいろ物色しているが、なかなか予約が取れない。

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「サイバーイヤーを入れたいと思うんですが、入手値が９なんですよね」 「９だと、２７個くらい振らないとダメだろうね。エッジを使ってたとしても、ダイス数が１９個くらいは必要かな」 「フィクサーに頼んでも定価じゃ買えなさそうですね」 「闇市に行くのが解決方法だね」

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「それだとニュー円が足りないんですよね。定価で買いたい……」 「第六世界もテンバイヤーまみれだから、まず無理かな。ス〇ッチ定価で売ってない問題だと考えればいいよ」 「な、なるほど」 「運がいい時はフィクサーの再接続連打（？）がうまくいって申し込み出来ると思うけどね……」

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「サイバー装備も、テンバイヤーが速攻で抑えてるんじゃないかなぁ。で、その装備と手術の権利を闇市で売ってるとかそんな感じかな」 「転売問題ですかぁ。現実世界の闇とすぐつながっちゃうゲームですね、シャドウラン」

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すみません、ルール誤読してました。 入手値との対抗判定になるそうです。だから、必要な成功数は９ではなくて、買われるアイテムが９個ダイスを振ってその成功数となります。 どおりで物が手に入らないゲームだと思いました。 次のシナリオで、たぶんキラーが何か買い物しますね。

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こんな感じでダウンタイムやって、成長したり買い物したりしてから本編に突入。 一月に一度フィクサーやMr.ジョンソンから依頼を受けてランをこなし、一か月間のダウンタイムをはさんで、またランをするという形式でやっています。

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「今回の依頼は、ゲーム会社からだ。ランナーを題材にしたゲームのモーションを作るために、精霊やクリッターと戦闘をしてほしいそうだ」 「どこの企業の傘下なんです？　アレスはアメリカンなゲームだしてそうだし、ミツハマは京都のゲーム会社持ってそうですよね」 「ホライズンだよ」

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「というのが表の依頼。この依頼には裏もある。ライバル会社が妨害を仕掛けてきているそうだ。戦闘の撮影中もアクシデントが起きるだろう。君らは妨害にも負けずに撮影を続行してほしい」 「犯人捜しはいらない？」 「そっちは別動隊のデッカーやメイジがやる手はずになっている。分担だな」

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「任務はあくまでも撮影をうまくやることなんだな」 「そういうことだ。事前の打ち合わせより敵が多いとか、強すぎるとか、事故が起こる可能性があるとかも想定しておいてくれ。話が違うと言って、プロデューサーを撃ったりしないでくれよ」 「OK、了解だ。依頼を受けるとしよう」

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依頼を受けたランナーたちは、撮影現場にやってきた。まるで街の一角を切り取ってきたような巨大な撮影現場だ。ドローン・カメラが飛び回る現場で、背広を着たオークが待っていた。 「よく来てくれたね、ランナー諸君、俺がこのゲームのプロデューサーだ。ファングPと呼ばれている。よろしく」 pic.twitter.com/60YmpbxqQ7

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「テクスチャや体形は自由にいじれるからね、身元を隠すも出すも自由にできるよ、どうする？」 ピアニストで食べていきたいキラーは有名になる方向を選んだ。つぐみも同じくそっちを選択（平凡なので撮影中変装すればそうそう身元バレしないし） 目立つことをするとランナーは報酬もアップするのだ。

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「撮りたいのは精霊戦とクリッター戦なんだよねぇ」 「一戦目は精霊か？」 「そうそう、フォース4の大気の精霊2体と戦ってほしいんだ。おっと、魔法使いを倒すのは無しだよ、撮影にならないからね。どちらか1体を倒すまで戦ってほしい」 「了解です」

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ランナーたちはロケ地の左上にある街並みで戦うことを選択。 戦闘開始直後、つぐみは単純動作で建物の上にあがり、そこからライフルで精霊を射撃する…が避けられる。 「さすが大気の精霊、はやい！」 pic.twitter.com/8OZQPUvu9a

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精霊も建物に上って格闘攻撃をしたいが、単純動作（のぼる）をすると複雑動作（格闘）が行えない。仕方ないので「事故」の力を使用、抵抗しきれなかったつぐみは建物から転がり落ちる。そこにもう一体の大気の精霊が、電撃（エネルギー・オーラ）を帯びた体で殴りかかる。つぐみはなんとかこれを回避。 pic.twitter.com/o5cF7Ln6nn

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キラーは走って行って、事故パワーを使った精霊に格闘攻撃。しかし…仕留めきれない。精霊は通常武器に対して耐性があるのだ。精霊がまとう電気のオーラにより反撃まで喰らうキラー。 しかも、横に新たな大気の精霊まで現れる。妨害工作だ！ pic.twitter.com/1T7TGKOPcY

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パルクール的動きをしながらの街中での射撃戦楽しい。 まぁ、ちょっと移動できる範囲を増やしすぎたような気もするけど、とても楽しい。アデプトが「壁走り」を覚えるようになったら、色付けてあげないと悪いだろうな…（簡易動作で使えるようにするとか）

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つぐみは目の前の精霊をライフルで退散させる。さすがレミントン950……ダメージでかい。事前打ち合わせの通り、もう一体の精霊は退去。残りは妨害工作で来た精霊のみだ。 つぐみはその後移動し、また建物の上にあがる。 pic.twitter.com/dzxsRxBaqi

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精霊はキラーを放置して建物の上に。 キラーの防具は絶縁処理されており、電気ダメージが通りにくいのだ！　先につぐみを倒そうという計画である。 精霊は遮蔽を取って終了。 これでターンエンド、さぁ、次のイニシアチブ決定だ！ pic.twitter.com/18zIXLSBlq

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イニシアチブ決定！ 先手を取ったのは精霊だった！ 精霊は遮蔽から出て移動、つぐみを殴る。つぐみはなんとかこれを回避。 pic.twitter.com/hmpr2uhRSz

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キラーは、つぐみの背後となる位置に回り込んでフラッシュパックを使用。 大気の精霊は強烈な光に目つぶしされダイスプール低下、そこをつぐみがライフルで射撃し、とどめとなった。 pic.twitter.com/8WurvQFGJL

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ランナーたちはしっかり休息を取り（つまり精神ダメージとエッジを回復させ）、次の撮影に臨んだ。 「次撮りたいのはクリッター戦だよ。コカトリスか、ヘルハウンドか好きな方選んでね。はい、これ、比較用データ」 「うーん、じゃあ、コカトリスで」

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「はい、これが初期配置。射撃武器はピストル類までで頼むよ」 「了解です」 　かくしてニワトリが魔力で覚醒したクリッター、コカトリスとの戦闘が始まった。 pic.twitter.com/zgUepySJDi

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まず動いたのはエッジを使ってイニシアチブを振ったキラー。 「歩いて行って周りを見ますよ」 「予備のコカトリスが入ってる檻があるよ（緑字のコカ４体のこと）」 「檻の中にいるんですか？」 「そうそう。制御プログラムが誤作動でもしないかぎり出てこないよ」 「へー、なるほど」 pic.twitter.com/45YBvXPLd0

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