【横山光輝「三国志」講座283「名医華陀」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第283話「名医華陀」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。 ※今回の話は、大判・横山光輝「三国志」第15巻に収録されています。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座283「名医華陀」26】 妻は、よく知っていますと答えます。しかし、これを読んで夫がどんなに素晴らしい医者になっても、このことから捕らわれて牢獄に入れられたらそれまででしょう、と言います。華陀を助けたことが知られたらその時点で捕らえられる危険があります。

2020-06-18 14:32:29
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座283「名医華陀」27】 自分は禍の書を焼き捨てたのです。夫を獄中で死なすのを、妻として見てるわけには参りません、という言葉に、何も言うことができない呉押獄。こうして、天下の名医、華陀の「青嚢の書」は、ついに世に伝わることなく灰となったということです。

2020-06-18 14:34:03
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座283「名医華陀」28】 呉押獄がもう少し思慮深い人物で、慎重に「青嚢の書」を取り扱えれば、また違った結果になったと思いますが、夫を守りぬこうとする妻の方が肝が座っていたようです。職を失った呉押獄のその後については、ご想像にお任せします。

2020-06-18 14:38:06
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座283「名医華陀」29】 閑話休題。曹操がついに三国志の舞台から退場する時がやってきます。稀代の英雄がいかなる最期を遂げるのか。この続きは次回となります。 今回はここまで。

2020-06-18 14:40:14