線維筋痛症、中枢性過敏症候群について専門家が語っています。

戸田克広（Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

線維筋痛症に限らず薬を使用すると、ごくわずかだが副作用で死亡する確率が増えてしまいます。高血圧、脂質代謝異常、糖尿病などの薬もそうです。ロキソニン、カロナール、抗うつ薬、抗痙攣薬でも死亡例の報告や死亡率の増加が報告されています。絶対の安全性が必要なら、ほとんどすべての薬は飲めない

戸田克広（Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

線維筋痛症の適切な治療を行えば少なくとも7割の人は痛みが改善します。リリカもサインバルタもない時代の成績です。現在ではリリカもサインバルタも使用できるため、これより治療成績はよいと思います。データは後日集計する予定です。

戸田克広（Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

精神科が疼痛性障害や身体化障害と診断した人を私が診断するとほとんどの場合、線維筋痛症あるいはそのグレーゾーンである慢性広範痛症（chronic widespread pain)や慢性局所痛症（chronic regional pain)です。グレーゾーンでも治療は全く同一です。