- uchida_kawasaki
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昨日の院長の会見を起こしていて、いろいろ思うところがあったので、まとめました。 永寿総合病院は美談ではない。小池都知事の責任は重い。 oshidori-makoken.com/?p=4725
2020-07-03 03:58:38おしどりマコさん文字起こしはここから
永寿総合病院、日本記者クラブで会見、視聴中 医療従事者約200人感染、患者43人死亡 湯浅祐二院長が会見
2020-07-01 13:07:572)院長「3月後半から院内感染拡大により、入院中の患者、職員に多数の患者が発生。入院中の患者さまがお見舞いのご家族とお会いできない中、ご逝去されたこと、深くおわび。地域中核病院の役割はたせなかった、申し訳ない。これまでの状況はHP。しかし私が直接話す機会が無かった」
2020-07-01 13:07:573)院長「これまで経験したことのなかった中、厚労省クラスター班の指導のもと、原因究明に努めてきた、診療再開のための準備もしてきた。6月に入り、院内の状況も次第に落ち着き、再開できた。この間、多くの励ましやご支援、支えにより、今日まで職員一同、がんばることができた。お礼」
2020-07-01 13:07:584)院長「本日、私どもの経験をお聞きいただくことで、新型コロナの理解とこれからの備えに。6月8日付けのHPの資料を配布。」
2020-07-01 13:07:585)院長「当院の拡大、3月8日の発熱者の発生から明らか。一つの病棟で複数の患者と職員が発熱、インフルか何かの感染症。21日、2名に新型コロナのPCR検査。2日後に陽性。翌日、患者と職員1名ずつに感染。翌日9名。26日から全病棟の全職員にPCR開始。全ての検査結果えられるまでに9日」
2020-07-01 13:09:366)院長「四月上旬までに明らか、判明するまでに広がっていたことが伺える。その後も散発的に。人員不足の中、補助に入ったスタッフの中でおきていた 集団感染が明らかになる直前、発熱者と早期発熱者 クラスターの要因者、2月に脳梗塞で入院、誤嚥を繰り返していたのでそのための肺炎と診断していた
2020-07-01 13:11:297)院長「発熱者以外も感染者が広がり、全く予期していなかった 感染により病状の急激な進行も」 (NHKの動画配信はここでいったん終わり 患者さんの映像のため?) (再開) 「入院患者数、最大で74名 連日のように亡くなられる方、初期の方。 後半は治癒する方が増えてきた」
2020-07-01 13:12:478)院長「43名がお亡くなりに。 大変が血液疾患の方。そのほか、抗がん剤投与の方も。 アビガンなどを早期に使用したが救命することができなかった。 再発予防に厳重にとりくまねばならない 血液疾患の方への重大な影響は広く認識してほしい 学術誌にも投稿した」
2020-07-01 13:13:599)院長「当院は台東区の中核 感染対策は資格を持つ医師や看護師、薬剤師、感染制御チームを作成 着実に実行していると認識していた それにも関わらず、新型コロナが拡大 以下の問題点があったと。」
2020-07-01 13:17:1010)院長「クラスター対策の報告。 これら7つの項目は資料にも 他の病院でも起こる可能性 四つの項目 ①新型コロナを疑うタイミングの遅れ 急性期病院では発熱や肺炎は珍しくない、その中にコロナがいる可能性を常に想定 私どもは認識が無かった 当時はPCRは帰国者など その他は一般的でなかった
2020-07-01 13:17:1111)院長「現在では外部期間の依頼でもPCRができる 院内でのPCRやLAMP法の対応 これらの検査も偽陰性の可能性、他の臨床所見や画像で慎重に対応を ②基本的感染予防が不十分であった 無症状でも強い感染力を持つ 患者も職員も感染者であることを常に 感染制御部の指導でマスクや手指消毒 当院は
2020-07-01 13:18:5923)院長「当院は不十分であった。もっと徹底を。 ドアを使うたびに手指消毒。 誰もが感染者ととらえて。 ➂職員間の感染予防策。 個々の感染予防策の徹底 仮眠室、休憩室、ロッカー室など 対面での食事、同席の食事を禁止、避ける 病棟の通路の交差。 この感染症は確実に区分されることが重要
2020-07-01 13:21:1424)院長「交差する通路には電動のドアに。 病棟、病室を確実に分ける 次に病院の現状 陽性患者はいない 5月26日より予約再診に限定して診療開始 現在は入院、救急車受け入れも 外来再開にあたり、感染防止対策として かならず問診と体温測定、手指消毒 発熱や風邪症状がある患者には」
2020-07-01 13:22:4825)(また動画中断。個人情報の動画?) 院長「給付金などだけではなく、国に資金を交付して頂かなかいと、地域の医療はまわらない 地域中核病院のありかた。」 「支援400件、ご寄付や資材の提供など 地元の横断幕にはどれほど励まされたか。飲食店にも。お手紙なども」
2020-07-01 13:25:3226)院長「このように多くの方々の激励やご支援、職員や私どもの力に。 これまでは地域医療だけを考えいた しかし多くの方々に支えられていることを実感 この3ヶ月、多くの職員が部署を超えて働いてくれた 感染病棟のスタッフが一斉に自宅待機になったとき他部署の職員が慣れない感染病棟に」
2020-07-01 13:28:4127)院長「命の危険を感じながら元気に病棟に向かうその姿にかける言葉がみつからず(涙」 (うむむ感染病棟に慣れないスタッフにより散発的な感染が続いた、と前述されてたので、これを美談として終わらせてはダメだと思います) (感染拡大時のスタッフ補充は単独病院だけの問題にしちゃいけない)
2020-07-01 13:32:3028)(院長は感極まってらっしゃるけど、 寄付や激励ではなく、 国や自治体の公的な支援が必要だし 感染病棟に慣れないスタッフが部署を超えて入って感染拡大というのは、美談ではなく、一病院を超えての支援が必要だった、ということなので、 そっちに力点を置くべきだと思うけどな…)
2020-07-01 13:34:5129)医療従事者の方々への差別の問題を、精神論にすり替えてはダメだと思う 医療従事者の方々に、病院近くに宿泊所を用意して、ご家族と隔離したり(他国ではそうやってる) 医療従事者の方々の定期的・優先的なPCR検査も必要だと思う それらが「本当に」医療従事者の方々の安全・安心につながる
2020-07-01 13:38:20