長浜浩明『日本の誕生 皇室と日本人のルーツ』第一章の批判的検討
「アマゾンベストセラー1位」(呆)という長浜浩明『日本の誕生 皇室と日本人のルーツ』(2019)第一章「日本人のルーツを解き明かす」のデタラメを解明します。
- xiongmao53
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熊猫さん🐼🐷🐶🐻🐉🇵🇸
@xiongmao53
なお、長浜などの右派論客が中国大陸からの渡来を否定する論拠として、中国語と日本語とが全く別言語であることを上げる点については、中国中心部の住民が漢民族として統合され、ほぼ中国語一色となったのは、せいぜい秦漢以降2000年ほどの話であり、➡
2019-06-28 20:16:15
熊猫さん🐼🐷🐶🐻🐉🇵🇸
@xiongmao53
それ以前の超多民族状態の中国中心部で、どのような諸言語が話されていたかは周辺の状況から推測するほかはなく、今は中国大陸では消滅したものの、日本語の系統につながる言語が話されていた可能性は十分にありますし、朝鮮語と日本語とが全く別言語というのは全く当たっていないと考えます。
2019-06-28 20:19:55
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@xiongmao53
なお、長浜が嫌う篠田謙一は、上のような【本土日本と明確に分離する】琉球人の状況は、【沖縄の集団が本土日本とは異なる形成史を持っていること】を示し、平安末に当たるグスク時代に南九州から移住した集団が在来集団と混合した結果、【現代の琉球列島集団が形成されたと考えるのが妥当な解釈】➡
2019-06-28 20:42:38