東浩紀の小説『パラリリカル・ネイションズ』感想まとめ。
- Kagamikimihiko
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もちろんパラリリカル・ネイションズ。あずまんデータベースに親しみ、飛鳥を歩いた自分は、ある意味最もこの小説を楽しんだ人間といえる。
2011-06-29 05:02:25ものすごい勢いで東浩紀『パラリリカル・ネイションズ』読了。柿本人麻呂の自然主義リアリズムを無文字民族の動物神のうたでぶっとばす描写は圧巻。それをうたう異国のゴスロリ少女がかわいい。そして「僕の叔父さん」の、少年を惑わす呪文めいた世界解釈。ゲーデル数とクリプキ数の関係とか気になるw
2011-06-29 05:06:27パピルスVol.37絶賛発売中です! 東浩紀さんの本気のエンタメ小説が始まりました。7世紀末を舞台に科学用語と魔法が飛び交うSF時代小説(萌え有)です。冒頭から繰り広げられる圧巻の魔法バトルに引きずりこまれてください… (cont) http://deck.ly/~RwNUR
2011-06-29 12:18:44「パラリリカル・ネイションズ」を読んだ。後半の理論面にはもちろん、前半部につよく共感し、感動した。言いかえれば、「文学」とライトノベルの接続としての、エンターテイメント小説という場、その必要性と力強さを思い知らされた
2011-06-29 16:07:21ラノベ以降に多感な時代を過ごした僕らには、それに批判的な視座を持ちつつも、文学に回帰してはいけない。 だから、それらの混血でやっていくしかないのだが、「パラリリ」には、その完成を先取りしてしまったような迫力があって、この先どうしたらいいのかわからない
2011-06-29 16:13:13『パラリリカル・ネイションズ』読了。ラストで『最果てのイマ』を思い出しました。ゲーデル数の実在を意識するのではなく、あくまでも“優しい配列”に拘ったあの作品はすごい。あと水槽の脳的な上位存在の仮定ってそんなにアツいのかなぁ? とまぁ来月に期待してます^^ @hazuma
2011-06-29 16:53:21『パラリリカル・ネイションズ』読みました。かなりやばいオーラがある。インタビューと合わせて読んだけど、なるほど「批評家は辞める(小説を書く)」は本気なのだなとあらためて感じた。冒頭もいいけど、叔父とのぶっとんだ会話(演説?)も僕は好きです。あ、ハルヒには黙祷しておこう…。
2011-06-29 17:07:25パラリリカル・ネイションズ読んだ~やっぱり面白いのぅ~テーマ設定や問題意識がQFからしっかり引き継がれてるのが良い感じ~日本では特にエンタメとしてはなかなか書かれづらいタイプの小説だと思うので、こういう作品が発表されるのはジャンルにこだわらない意味でも貴重なことだと思います~
2011-06-29 21:42:22パラリリカル・ネイションズの評判を検索したけど、すごいいいですね。今のところ絶賛書評しか見当たらない。恐らく初めて読者アンケート出すことになるのか。
2011-06-30 05:28:44持統天皇が31回も宮滝に行幸していたというのは驚いた。これにはいつも柿本人麻呂が随行していたようだ。
2011-06-30 05:35:01【wiki】天武・持統朝の粛慎 天武5年(676年)11月には、新羅の使節が粛慎を伴って来訪したとの記録があり、持統8年(694年)には粛慎人に官位を与えたという記録がある。この官位が与えられた粛慎は新羅の使節とともに来た者たちだと考えられている。
2011-06-30 05:44:58東浩紀のパピルスでの新連載、万葉集の時代の民族間の戦いと、タイムスリップの掛け合わせかと思ったら、連載一回目にして舞台が日本に戻ってきて、哲学談義が始まる。しかもそれがラディカルなメディア論的存在論。
2011-06-30 11:42:01