2020-07-09のまとめ
高齢者世帯(2人以上世帯)金融資産保有額の平均値及び中央値の推移 pic.twitter.com/vrUFSu7H80
2020-07-09 01:25:24高齢者世帯(2人以上世帯)の保有金融資産の平均値及び中央値の推移(表2)をみると、平均値(金融資産を保有していない世帯を含む。)、中央値(金融資産を保有している世帯のみが対象)ともおおむね減少傾向にあるが、
2020-07-09 01:25:25平均値に比べ中央値の方が減少率が大きく、金融資産額が少ない世帯に分布が偏ってきている。この背景としては、引退時の金融資産の積み増しに貢献している退職給付制度21が影響していることが考えられる。
2020-07-09 01:25:26(´ω`;) 退職給付制度の実施割合は従業員規模にかかわらず低下しているが、特に従業員規模が小さい企業において大きく減少している
2020-07-09 01:25:27年間収入階級別1世帯当たり金融資産(平成26年、世帯主年齢65歳以上の2人以上の世帯) pic.twitter.com/xGItmpDnnk
2020-07-09 01:25:282人以上世帯、勤労者世帯とも、年間収入階級が低いほど、金融資産が少なく、かつ持ち家率が低いことが分かる。年間収入1500万円以上の階級を除き、全ての年間収入階級において2人以上世帯より勤労者世帯の方が金融資産額が少ないことから、
2020-07-09 01:25:28全人口に対する生活保護受給者の割合(保護率)は、近年上昇した後やや低下しつつあるが、65歳以上の保護率(65歳以上人口に対する生活保護受給者の割合)は一貫して上昇しており、経済的に困窮している高齢者は相対的に近年増加傾向にある
2020-07-09 01:26:57世帯主年齢40歳代、50歳代の世帯(2人以上世帯)の金融資産階級別世帯分布の推移 pic.twitter.com/ip5ifk1Udy
2020-07-09 01:26:58世帯主年齢40歳代、50歳代の世帯(2人以上世帯)金融資産保有額の平均値及び中央値の推移 pic.twitter.com/MQjoq4G8VU
2020-07-09 01:26:59(ヽ´ω`) 40歳代、50歳代の世帯とも、平成11(1999)年の値と平成26(2014)年の値を比較すると、平均値(金融資産を保有していない世帯を含む)、中央値(金融資産を保有している世帯のみが対象)とも減少しており28、特に、40歳代世帯の金融資産高の減少が著しい。
2020-07-09 01:27:00また、双方とも、平均値に比べ中央値の減少率が大きく、相対的に金融資産の保有が少ない世帯に分布が偏ってきている。
2020-07-09 01:27:00(ヽ´ω`) 40歳代世帯については、平均値、中央値とも一貫して減少傾向にあるが、50歳代世帯は平均値・中央値とも平成21(2009)年まで減少した後、平成26(2014)年は増加29している。50歳代世帯については、金融資産の保有が少ない世帯の割合が増加する一方で、
2020-07-09 01:27:013000万円以上の金融資産を保有する世帯の割合も増加していることが(中間層は減少)、平均値及び中央値の改善の要因と考えられ、世代内において金融資産の保有格差が拡大している
2020-07-09 01:27:01(。 ・ω・))フムフム 資産形成を促す施策や年金制度改革が進みつつあるが、我が国の経済社会情勢の変化を踏まえると、それらの更なる普及・定着、より利便性の高い制度への改善等が重要である。収入面での対策としては、就労期間の延長35も有力な選択肢であろう。 一方、
2020-07-09 01:27:23そもそもの貯蓄の原資としての収入が少ない世帯の資産形成のためには、現状の施策では十分な効果が得られないと言えよう。その解決には、雇用環境の改善(賃金の上昇)、子育て負担の軽減、世代内や世代間における再分配制度の見直し等を含む、幅広い対策が必要となろう。
2020-07-09 01:27:24