ぺぺの童貞物語～魔法使いへのカウントダウン～

ぺぺ @DT_pepe

夏が来ると３年前を思い出すなー。ぺぺの人生最大のロマンスがあった夏だったなー・・・しみじみ。

ぺぺ @DT_pepe

あれは２８の頃だったかな。肉体改造してモテようと思ってｗジムに通いだした時期がありました。で、ジムとか行くとやっぱり若い女性とかに目が行っちゃいますよね。それで何人かいいなーって思う女性がいたんですよ。でも当然ナンパなんか僕にできるはずもなく、目で彼女たちを追ってただけでした。

ぺぺ @DT_pepe

ある時、転機が訪れた。年末にジムのイベントでクリスマスパーティーが企画されて、僕はほのかな期待を抱いてクリパに参加を申し込んだ。そしてクリパ当日、会場に行ってみると気になる女性もチラホラ見受けられる。ジムで見る姿とは打って変わってオシャレな彼女たちにドキドキマギマギしてしまったｗ

ぺぺ @DT_pepe

でもやっぱりDTのぺぺ。彼女らに声をかけることなんてできるはずもなく、さらに知り合いすらいない僕は一人で寂しく料理をつついていた。時々ジムスタッフさんが気にかけて声をかけてくれるけど、余計に寂しさが募ってしまい気が滅入る一方・・・。そしてパーティも終盤に差し掛かった頃・・・

ぺぺ @DT_pepe

パーティでゲーム企画が行われることになり、２人１組になってビンゴゲームをやることに。ペア決めは抽選。そしてなんと・・・前からちょっといいなと思ってたキレイめな女性とペアに！キター！ですよｗ　簡単に自己紹介をして（名前だけだけどｗ）彼女と一緒にビンゴゲームに参加。めっちゃ緊張ｗ

ぺぺ @DT_pepe

ビンゴゲームは全然揃わず結果は参加賞のスポーツタオル（；；）。１抜けはディズニーのペアチケットだっていうんだから、うお～！ゲットしてたら彼女と一緒に行く流れになった可能性も～（笑）。運のない男とペアになってごめんなさいorz「気にしないで下さい、楽しかったですよ」と彼女。優しい！

ぺぺ @DT_pepe

そして驚いたことにゲーム中に彼女と少しだけ話せたんですが、「いつももくもくとトレーニングしていて偉いですよね～」って言うんですよ！え？まさか俺のこと見ててくれてたのか・・・？「私はいつも楽な方に逃げちゃって・・・だから尊敬しますよー」・・・ぺぺ硬直。思わず泣きそうなったｗｗｗ

ぺぺ @DT_pepe

きっと彼女の社交辞令だったんだろうけど、それでも嬉しかったぁ。僕の方は結局気の利いた台詞も言えず「あ、ありがとうございます」だけだったorz　「貴女もジムで見るよりずっとお綺麗ですね」ぐらい言えれば良かったのにー！　でも知り合えるきっかけができただけでも参加した甲斐があったよ。

ぺぺ @DT_pepe

で、その後ジムで彼女に会うと挨拶をする仲になったんですよ！ビンゴで当たったお揃いのタオルなんかお互い持参してた時なんてドキッとしてお互い笑い合っちゃったりしてさ（笑）。うん、タオルもなかなか役に立つじゃないか！ｗ　それでちょっとずつ世間話もするようになったんです。

ぺぺ @DT_pepe

それでも彼女の年齢とか仕事とか趣味とか彼氏の有無とかまでは全然聞けなくて・・・。ある時ネットの話題になって、彼女mixiを少し前に始めたって言うんですよ！でもイマイチ使い方が分からないそうで・・・これはチャンス！俺もmixiだいぶ前からやってたから、これは俺の得意分野！

ぺぺ @DT_pepe

「僕もmixiやってるんで、よかったらマイミクどうですか？使い方教えますよ」そしたら「ホントですかー？嬉しいです、お願いしますね！」って快諾してくれたんです。ふっふっふ、こっちのフィールドに引っ張り込んでしまえば俺のものだー！それからはほぼ毎日mixiでのやり取りが始まりました。

ぺぺ @DT_pepe

彼女とmixiで交流するわけになったんだが、俺のmixiページはちょっとヲタ臭が漂っていたので、過去のヲタ日記や参加コミュなど断捨離して、逆にちょっとデキル男っぽくしようとmixiページをカスタマイズしましたｗ　多分、他のマイミクからは一体何があった？って思われてたかも（笑）

ぺぺ @DT_pepe

そんなこんなで彼女とマイミクになり、メッセージのやりとりを中心にコミュニケーションしました！メールだと結構色んなこと聞けちゃったりするんだよね。それでまず驚いたのが彼女の年齢！なんと俺より６歳も年上！見た目は同じくらいだと思ってたからビックリ！うーん、若く見える。

ぺぺ @DT_pepe

俺はその頃２９になってたから彼女は３５だったね。それで気になる彼氏の方は、ここ何年かいないらしい！ぺぺ君は？って聞かれたから、俺もしばらくいないなぁ～なんて昔は彼女いたような受け答えをしてしまったｗ　アホー見栄をはるな！でも付き合ったことない＝童貞なんてやっぱり言えないしね・・・

ぺぺ @DT_pepe

あと、住んでるところも隣市らしくそれほど遠くない。それから共通の趣味として音楽が好きで彼女もロックとかよく聴くようだ！それでかなり話が盛り上がったこともある。ジムでも俺を見かけると手を振ってくれたりして、こりゃ俺にも本当の春が到来してきたのではないのかと思った！

ぺぺ @DT_pepe

そこでやっぱり関係を１歩進めるためには食事に誘うしかないと重い、震える手でキーボードを打ち彼女のmixiにメールを送った。そして返事が来た。なんとOKとのこと！ぜひゴハン行きましょう＾＾って書いてある！これは完全に脈アリと見ていいですよね！で、地元の有名な和食レストランに誘った！

ぺぺ @DT_pepe

初めてのお食事デートは緊張したけど楽しかった！思ったよりも話せたし、彼女も笑ってくれた。こんな男に付き合わせてしまって申し訳ないと思ったけど、やっぱり誘ってみてよかった。あとのメールでも「また行こうね」って言ってくれて、ひょっとして俺に好意を抱いてくれてるのだろうか？

ぺぺ @DT_pepe

ただ一方で俺は正直、彼女との年の差にとまどっていた。釣り合いとかの問題ではなくて、やはり彼女の年齢は結婚適齢期を過ぎようとしている年頃だし、もし本格的に付き合うとなればすぐにでも結婚を考えないといけないし、おそらく彼女もそれを求めてくるんじゃないかと・・・。

ぺぺ @DT_pepe

まだ女性ときちんと付き合ったことのない俺にはちょっと早急すぎるし、できれば恋人期間というものを長く楽しんでみたい。なので俺はこれ以上彼女との仲を深めるべきかどうか、彼女のことを真剣に考えれば考えるほど迷いは大きくなっていった。そして２回目のデートがやってきた。今度は食事と映画館！

ぺぺ @DT_pepe

食事は今度は彼女がセレクトした洋食屋さん。ジャンボパフェが名物らしく彼女に勧められて甘党の俺は注文してみた。するとでっかいパフェが１つ来て店員さんがスプーンを２つ置いてった。そっか、２人で食べると思ったのかｗ　彼女に一緒に食べない？と聞いてみたけど、なぜかあっさり断られた（TT）

ぺぺ @DT_pepe

さすがに俺と同じ物を食べるのは嫌なのか、彼女の照れ隠しなのか分かんなかったなぁ。まあもちろんまだそういう関係性ではなかったのもあるけどね！でもそのパフェ本当にでかくて俺一人じゃ食べ切れなくて残しちゃいましたｗ　あーかっこ悪い～。そして次は映画です。純愛物を見る予定だｗ

ぺぺ @DT_pepe

ところでデート中っていうのは、さりげなく手を繋いでよいものかどうか分からず俺はちょっと戸惑っていた。それは映画館でもちょっとくらい手を握ってもいいのかなーなんて考えたけど、大学時代のトラウマ（手を握りたかったメール事件ｗ）が蘇り、やっぱり手を握るのはまだやめておいた。

ぺぺ @DT_pepe

そして映画鑑賞も終盤へ・・・隣で彼女が感動したのかすすり泣く音がする。たしかに感動のラブストーリーだ。映画が終わったあとも彼女はハンカチを離さないまま。んー、こういう場合なんて声をかけるべきなのか分からない。「い、いい映画だったね」ぐらいのことしか言えなかった。

ぺぺ @DT_pepe

まだ感動に浸っている彼女の扱いに俺は困ってしまい、とりあえず今日は食事と映画だけの予定だったので「じゃあ、もう帰ろうか」と言って別れてしまった。あの時の彼女の「えっ？」っていう表情は忘れもしない。そう、俺はまたしてもやってしまったのだ・・・。本当に俺は空気が読めないアフォです。

ぺぺ @DT_pepe

家に帰ると彼女からメールが届いて「今日はありがとう。あのあともう少しお話したかったな」という内容で、自分の愚かさに嫌気がさした。やっぱり自分の経験値の無さが招いた結果だ。自分の童貞を重苦しく感じた。でもまだ嫌われたわけじゃないので、また今度ゆっくり会おうねってことにした。