アジャイルの見直し、ウォーターフォールの見直し

なにせ、小さいフィードバックループから始める、徐々に大きく育てる、ことに違いはないか。
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松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

プロダクト作りを秘境の地における宝物の探索に喩えてみる。 移動に1年かかる地点に宝があると決め打ちで進むのがウォーターフォール。 途中で宝がありそうな目的地は途中で得た情報で調整して進むのがアジャイル。 宝の所在地が不確実な場合、後者の方がたどり着ける可能性が高い。

2020-07-25 09:54:44
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

この場合、「速さ」だけにフォーカスするのはナンセンスである。間違った方向に速く進めば、その分だけ間違った場所に早く着くだけである。

2020-07-25 09:55:44
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

恐ろしい勘違いは「1年進んだ地点には必ず宝がある」と確信して進むこと。そこに宝があるのというのはあくまで推測、仮説である。プロダクト作りでいうと、「こういうものを作ったら絶対使ってくれる、ヒットする、ニーズがある」というのはあくまで仮説。近付かないと本当にあるかわからない。

2020-07-25 10:25:33
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

宝がある場所は、さらにいうとその存在自体は不確実なのである。だとすると、いかにそこ不確実性と向き合い、途中で情報を得ながら方向を補正していくか、ということが重要になる。 だから方向転換の「機敏さ(アジリティ)」が大事なのだ。アジャイル、であってファースト、ではないのはそういうことだ

2020-07-25 10:29:25
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

機敏に方向転換するには、探索している現場の人が情報を得て有効活用することが大切だ。無線で通信している司令部が現場の情報を得ずに指示するのでは、目的地に向かう確度を高めることができない。

2020-07-25 10:34:59
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

現場の人「右方向に光るものが見えました!探している宝かもしれません!」 司令部「事前調査によるとそこにはない、計画通り前に進め」 この事前調査の確度はどれほどのものだろうか?ただヒアリングしたぐらいの情報だったら?現地で見ているものに比べて本当に確実だろうか?

2020-07-25 10:38:44
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

現場の判断で少し探索範囲を広げたら、新しい発見があり、良い方向転換ができるかもしれない。 しかし「探索範囲を広げる」の判断を司令部しかできなかったら?現場に自己判断の権限があった方が不確実性を下げる発見ができる可能性が上がるのではないか? これが自己組織化の必要性の一つ

2020-07-25 10:42:35
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

司令部が指示したルートに崖崩れがあった。 司令部「崖崩れがあった?崩れた岩を削岩機で排除して進むんだ」 現場(回り道して進むルートが見えるんだけど…削岩機で崩せと言われてるからやるか。きっと深い意味があるのかもしれない…) 実は、回り道すれば終わりな話かもしれない。

2020-07-25 10:46:26
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

探索する上での問題解決は、現場が判断した方が効率が良い。 司令部に現場の情報を全て伝えるのは難しい。司令部が対応方法を手取り足取り指示するるのも難しい。 これも自己組織化の目的の一つ。、

2020-07-25 10:48:43
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

アジャイルの目的は速度改善じゃなくて、不確実性に対応して成功確率をあげること、ということですな。 twitter.com/little_hand_s/…

2020-07-25 11:07:35
あれっくす@フロントエンド x デジタルマーケティング @MHTcode_Alex

本当にこれです 一番良いのは両方追えることなんですが、成功定義の数を増やすことは忘れてはいけないことです☺️ twitter.com/little_hand_s/…

2020-07-25 11:14:30
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

不確実性に対応するために透明性を上げる、フィードバックサイクルを細かく作る。そのためのプロセスを定義しているのがスクラムの各スクラムイベントなのかな、と。

2020-07-25 11:28:36
Yui Anzai @ue129

非常にわかりやすく綺麗にまとまっていて素晴らしい。宝探し、登山、航海あたりのメタファーをよく使ってたけど、現場にいない司令塔という概念を持ち込むとすごく説明しやすい。 twitter.com/little_hand_s/…

2020-07-25 11:40:51
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

「作って終わり」ではなく 「作ることによって達成したい目的までコミットしたい」かつ、 「作れば目的が達成できるかは不確実である」場合はアジャイルが適する、ということかと思います。 twitter.com/kumakumaprogra…

2020-07-25 11:52:38
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

要件が定まっていないというのは、多分アジャイルかどうか以前にまずい、みたいな話だと思うんですよねぇ。 前述の宝探しの例だと、「どんな宝が欲しいかわかってない」みたいな状態。そこが不明だとどこの秘境にいくのかそもそもわからなかったり、迷子になる。 twitter.com/kumakumaprogra…

2020-07-25 21:40:41
松岡@ログラス/DDD,アジャイル @little_hand_s

仕様が固まってない、なら大丈夫。解決策は色々試行錯誤する余地はある。むしろ最初にかんがえた探索の道のり(解決策)は正しくない可能性が高い。 ただ、要件はまずい。ゴールが定まらないと、せめる秘境も道のりも全ての評価が定まらなくなる。

2020-07-25 21:43:39
yusuke @tk07082930

100いいねあげたい!不確実性の中で戦ってるし変化は避けられないよなー そう考えるとアジャイルは必然なのかも twitter.com/little_hand_s/…

2020-07-25 23:07:05
切腹コロ助 @6J1jgLOJXSWe35i

宝に辿り着くのが100点だとすると、ウォーターフォールは60点に漕ぎつければOKな世界観で使うモンな気がする。 より良い製品を目指すというよりも、予算納期決まってるなかでひたすら合意形成やらWBSベースの進捗コントロールの末に60点より上に納める。 twitter.com/little_hand_s/…

2020-07-25 23:13:54
Yuichi Onodera @mokemoke6502

1)臨機応変に情報を判断し、進路を変更出来るリーダー 2)いくらかかるかわからないが、金を出し続ける出資者 3)先が見えない旅を支える無限の物資を運ぶ探検隊メンバー …これらを率いる勇者のみが宝に到達し得る。ウォーターフォールはこう言う冒険はしないと思うなぁ。 twitter.com/little_hand_s/…

2020-07-26 00:00:56
EFFY開発チーム @effy_staffs

それはウォーターフォール関係ないのでは+比較対照の軸が違ってる twitter.com/little_hand_s/…

2020-07-26 10:39:44
ねぎ式™ 🥃📷🖥 @ohtsuka

実際の冒険、例えば宇宙開発もアジャイルでやるんですかね? ちなみにウォーターフォールはNSASで確立したんですよ。 twitter.com/little_hand_s/…

2020-07-26 11:14:13
ねぎ式™ 🥃📷🖥 @ohtsuka

何かを上げるのに、知らない何かを腐す必要はないです。

2020-07-26 11:15:14
ねぎ式™ 🥃📷🖥 @ohtsuka

おっと。NSASってなんだ、NASA(アメリカ航空宇宙局)です。

2020-07-26 11:22:20
Toshio Maki @Kirika_K2

@ohtsuka 別に反論はないんですけど、最近の宇宙開発もあれでやってるんですかね?ウォーターフォールの原典の文書、大学時代に読んだことありますけど、あれ50年以上前の文書ですよね。

2020-07-26 11:26:53
ねぎ式™ 🥃📷🖥 @ohtsuka

@Kirika_K2 国家プロジェクトとして予算と期間がついているので基幹プロジェクトをアジャイルでやっているとは考えにくいですね。アジャイルでやっている部分はあるでしょうけど。

2020-07-26 11:28:24
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