東京賢治の学校12年生の卒論発表

show3418さんの「東京賢治の学校」の卒論発表に関するツィートをまとめてみました。
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中所 宜夫 @show3418

東京賢治の学校。私が関わるようになって6年になります。今までも、要所要所で驚かされて来ましたが、今日は格別でした。何より日々の学習や発表の中で、一番課題の多かった子が、今日は最も優れた発表をしました。自分で考え、自分の言葉で語り、過不足なくまとめていました。

2011-07-02 19:10:53
中所 宜夫 @show3418

東京賢治の学校12年生の卒論発表その(1)。「立川飛行場から見る立川の変遷」敗戦まで存在した立川飛行場。建設前の立川の姿。軍の飛行場を立川に決定する経緯。敗戦までの街の変遷。そのメリット・デメリットを詳細にレポート。八王子と立川を比較したのが秀逸だった。

2011-07-03 00:15:19
中所 宜夫 @show3418

東京賢治の学校12年生の卒論発表その(2)。「ミミズが土に及ぼす影響」:ミミズの発生から説き起こし、生態・生殖の実態、そして解剖による確認。次にミミズが作り出す土壌の特徴を実験によってしめす。生物多様性をミミズが作り出すことを指摘。汚染除去効果にたいし体内濃縮の危険を指摘。

2011-07-03 00:25:46
中所 宜夫 @show3418

東京賢治の学校12年生の卒論発表その(3)。「オイリュトミーの歴史とその動き」:シュタイナーの提唱した新しい身体表現芸術オイリュトミーをその発生の詳細から語り、実際の動きを、言語オイリュトミーと音楽オイリュトミーに分け、シュタイナーの言葉を説明しながら実演。

2011-07-03 00:32:44
中所 宜夫 @show3418

東京賢治の学校12年生の卒論発表その(4)。「日本の色と日本人の色に対する意識の変化」;赤と青の色に対する意識が、時代と共に変化して行くと説明。次に様々な赤と様々な青を紹介。しかし、これ以後概念としての色と、草木染めによる色名を混同してしまい、論旨がやや不明瞭になり、少し残念。

2011-07-03 00:41:27
中所 宜夫 @show3418

東京賢治の学校12年生の卒論発表その(5)。「ショパン」:ショパンの挫折からの再生に自ら目指す方向を模索する。最初にショパンの生涯を概説。「雨だれのエチュード」を例に、変ニ長調から感じるイメージ、嬰ハ短調に感じるイメージを語り、晩年の挫折の克服に及ぶ。最後に雨だれを弦で演奏。

2011-07-03 00:48:46
中所 宜夫 @show3418

以上、本日(昨日)の賢治の学校でした。今年の12年生はこの5人です。大勢から選ばれたのではなく、これが全員の生徒なのです。各人が大学の教授を含む大人たちを前に、45分の発表をし、質問に堂々と答えていました。大学生のレベルを遥かに超えている、という感想を多くの先生から頂戴しました。

2011-07-03 00:54:37
中所 宜夫 @show3418

東京賢治の学校は、賢治の精神で子供たちを育てたい、という親と教師が運営するNPO法人の学校です。そしてそれを実現するためにシュタイナー教育のシステムを導入しています。自分で考える力を持つ子供たちが、ここに育っています。もっと多くの人に存在を知って欲しい!

2011-07-03 01:13:37
中所 宜夫 @show3418

発表を終えた生徒の1人。「今回の学びでいかに今までの勉強が受動的なものだったのかを実感しました。能動的な学びこそが本当の勉強であり、それがここから始まって行くのだと思います。」まだ17歳の少年の言葉です。

2011-07-03 01:21:48