アンジェラ・サイニー『科学の人種主義とたたかう』読書メモ集
アンジェラ・サイニー『科学の人種主義とたたかう――人種概念の起源から最新のゲノム科学まで』(東郷えりか訳、作品社、2020)の読書メモをまとめました。
- arishima_takeo
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荒木優太
@arishima_takeo
人種主義批判者も、遺伝的な要因で決定される素質や特徴がある、ということは認めるだろう。議論が分かれるとしたら、その要因なるものを集団的な相のもとで理解できるか/すべきか、というポイントか。
2020-08-05 19:25:22
荒木優太
@arishima_takeo
サイニー本に関して、日本だと、安藤寿康、もっと俗っぽい人なら橘玲などが物申したいことがあるだろう。ぜひ書評を書いてほしい。
2020-08-05 19:29:21
荒木優太
@arishima_takeo
私自身は、「人種」概念が出鱈目だったとしても、どうして人はそういう出鱈目に頼ってしまうのか、ということにこだわりたい。サイニー本の結論は、要するに先入観とビジネスだが、私はそうではないと思う。
2020-08-05 19:33:25
荒木優太
@arishima_takeo
そうではない、っていうか、それに尽きるものではないって感じかな。仮に「人種」使用を禁じれたとしても、似たような概念が登場するだろうし、その一連を啓蒙運動で撲滅することはできないだろう。
2020-08-05 19:35:14