借金玉の経営語り(失敗の予言① について)

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そんなことは誰も言うとらんがな…。 pic.twitter.com/aqTJ3KFv2z

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動ける奴が動いてノウハウを作るって話でさぁ…。 pic.twitter.com/jK63bwfoAq

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「あなたの症状と困りごとをいきなり的確に当てて、全てが解決する魔法を授けてくれる人」についてですが、存在しないんですよ…残念ながら…。

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体が動く時に動かしてノウハウ作ってるわけですよ。鬱で動けない時はそれどころじゃないし。それを「体が動かない発達障害者への目線がない」って言われてもさぁ…。

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一人の障害者が散々石を投げつけられながら一生懸命やってるんだ、これ以上イジメてくれるな。

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「私にぴったりのものが用意されてない」と怒りの声を上げるの、この世で最も不毛なことだと思います。

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「自分のために最適化された夢のようなものじゃないなら存在しない方がいい」みたいな発想の根源ってどこにあるんだろう。もちろん、書く側としては「あらゆる人にぴったり」という矛盾を目指さねばならないんだけど、それでも最終的なやり方って情報を総合して自分で決めるものですよ。

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ノウハウってのはさ、崖を昇る技術のシェアってのはさ、一番つらい奴の気持ちが一番よくわかったら一等賞って話じゃねえんだよな…。

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動ける奴が動ける時にチャレンジして失敗なり成功なりするから技術のシェアも出来るわけじゃないすか…。

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こないだまで散々無能無能役立たずと罵られていたところから、「発達障害者の中でも飛びぬけて有能な人」にワープする現象、なかなか脳がおいついてこないな。

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「障害を金に換えている」というみなさん、例えば「具体的で読みやすく多くの人にとって使えるという評価を与えるに足るライフハックを書ける」ってのはこれ障害は経験としてしか関係ないですよ。僕が人生において非常に多くの時間を「文章」に振って来た人間だから出来るわけです。

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「あいつは出来たからだめだ、私たちは出来ない、あいつは偽物だ」って地獄に向かう無限後退以外のなんなのそれ。

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ケッ、3年前の「会社破滅した、やっと働けるようになった」って時は「無能」「ガ●ジ」「使えない」「役立たず」…そういう誹謗がガンガン振って来たけれど、そこからちょっと結果出したら「能力が高すぎる特殊事例」になるんだから、すげえよな世の中。

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覚えてますよ。僕がライフハック記事を書き始めた頃、「こんななんの実績もない人間が書いたもの」と言われたことを。実績がついてくると「特殊事例」になるわけですね。

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世の中が掌を返す時の音、ガリっとかそういう「あっ、今アレが剥がれた」って感じのやつですね。

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他人の一見非合理な行動に批判を入れて「ぼくならそうはしないしもっとうまくやる」という、畳の上からバタフライの正しいフォームを教えてくれるみなさんについてですが、それやってると自分の時足動かなくなりますよ。

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僕が「自分のパーソナリティを最終的には大事にした方がいい」とあれだけ本で推したのはこういうことで、自分の決断に従って自ら動くことが出来るのは、「みんなの声を聞いてなんとなく正しそうなことが出来る」よりも重要な能力だと考えるからです。

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俺は3年前、会社の破滅で全部なくして借金背負ってやっと非正規サラリーマン生活ができるようになったことに喜んでいた。これがたった3年で「能力が高すぎる特殊事例」扱いになるのだから、たいしたもんだよ世の中ってのは。

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この段階で僕がやろうとしていることが成功すると予見した人、数えるほどしかいないですね。他は全部否定の嵐だった。まぁ、そんなもんです。なんだってね。

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これくらいの悪態はついていい気がするんですが、「失敗の予言」ってのはその性質上9割以上当たるんです。人間のチャレンジなんて大体失敗するわけですから。だからマトモな人は「こういう理由でこういった形で」みたいに因果を絞れない限り「失敗の予言」はしない。ハッタリにもならないから。

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「見ろ、俺の言う通り失敗しただろ」ってのは聞き手が「失敗の予言」の性質に気づかないほどアホだから成り立っている悲しい関係性なんですよ。「成功の予言」と違って「失敗の予言」は金になりにくいしね。

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ただ「当てる」だけが存在価値の1塁にも出られないバントすら外すみなさん、なかなか素晴らしいセンスなのではないでしょうか。標準値から大きくズレているという意味で。

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的確に1割の成功をツモり続けることも、的確に1割の外れをツモり続けることも「センスがある」には違いないですからね。僕も、「悩んだらあいつの逆」って人はいます。

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「俺の考える標準値とずれている、あいつのやり方はおかしい」という話についてですが、「あなたの考える標準値で試行した結果が出たら呼んでください、参考にします」としか言いようがないですよね。

借金玉 @syakkin_dama

「おまえが考えた標準値でやれば全部うまくいくなら、おまえはとっくに天上界にいるはずだろ」 これが自我というもので、とても大切です。