【2020.8.25 BMJ 要約 】2mまたは1m : COVID-19の物理的な距離の証拠は何? #新型コロナウイルス #エアロゾル #空気感染

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エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

2020.8.26. NBC 6フィート(6ft=1.8288m約2m)は常にCOVID-19を防ぐのに十分な距離であるとは限らない。新しいレポートが示唆している。 nbcnews.com/health/health-…

2020-08-27 14:49:51
リンク NBC News 6 feet may not always be enough distance to protect from COVID-19 Physical distancing should be seen as only one part of a wider public health approach. 5010
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8月25日にBMJで発行されたレポートでは、研究者は「物理的な距離はcovid-19パンデミックを封じ込めるためのより広い公衆衛生アプローチの一部としてのみ見なされるべきである」と書いています。

2020-08-27 14:52:31
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2020.8.25. BMJ Two metres or one: what is the evidence for physical distancing in COVID-19? 2mまたは1m : COVID-19の物理的な距離の証拠は何? Lydia Bourouibaリディア・ブルイバ先生 bmj.com/content/370/bm…

2020-08-27 14:58:17

Two metres or one: what is the evidence for physical distancing in covid-19? | The BMJ https://www.bmj.com/content/370/bmj.m3223

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いくつかの証拠はコロナウイルスが咳や叫びのような活動を通じて6ft以上移動する可能性があることを示唆していると研究者らは書いている。室内の換気が悪い、人混みが多い、接触時間が長く、マスクをしていないなど、リスクが最も高い状況では、6ftを超える距離を考慮する必要があります。

2020-08-27 15:00:46
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このカテゴリに該当する場所には、バー、スタジアム、レストランなどがあります。近くに人がほとんどいない屋外スペースなどのリスクの低いシナリオでは、それほど厳密でない社会的距離で十分です。

2020-08-27 15:02:18
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

エマニュエル氏は、コロナウイルス感染のリスクは4つの要素に要約されると言いました:「屋内または屋外」「群集サイズ」「曝露時間」「叫び声や歌声などの激しい呼吸が関係しているかどうか」

2020-08-27 15:05:10
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リンジー・マー氏「6ftの距離は屋内での最小距離であるという証拠が示唆されています。人々は、危険と安全の間のこの境界線であるとして、6ftを過度に重視しました。しかしより遠いほうがいい。ガイドラインに反して、たとえ他の人から6ft離れていても、屋内では誰もがマスクを着用すべきである。」

2020-08-27 15:06:05
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

「距離を保つことができない場合はマスクを着用するというガイドラインをたくさん見てきましたが、私たちは自分の家の外の他人と一緒に屋内にいる時は、常にマスクを着用する必要があると思います。」

2020-08-27 15:07:02
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

「マスクした常連客の食料品店において、誰かを通り過ぎるだけでのリスクが低いため、曝露時間も非常に重要です。」

2020-08-27 15:07:53
呼吸器内科医@ @neznezxmail

「2m?1m?フィジカルディスタンスの証拠は何だ」(bmj,8/25) 以下に要約する ●covid19感染を減らすためのフィジカルディスタンス(1〜2m)を明記しているルールは、呼吸飛沫の大きさという時代遅れの二項対立的な概念に基づいている (1) twitter.com/airbornekanki/…

2020-08-27 19:07:47
呼吸器内科医@ @neznezxmail

●あらゆる飛沫は、捕捉されたのち、呼出された、湿った高温の乱流のgas cloudsによって、数秒、メートル単位で移動するという、呼吸排出についての物理学を見落としている ●cloudsが遅くなった後は、換気、気流パターン、その動態が重要になる ●排出者のウイルス量、曝露時間、感受性も重要 (2)

2020-08-27 19:12:17
呼吸器内科医@ @neznezxmail

●単一の固定されたフィジカルディスタンスのルールではなく、複数のリスク決定因子をより反映させた段階的な推奨を提案する ●1897年Fluggeは採取し病原体が含まれている可視化した飛沫が移動する距離に基づいて1〜2mの安全な距離を提案した ●排出の視覚的な記録(Fig1) (3) pic.twitter.com/lSI4zuShd1

2020-08-27 19:17:33
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呼吸器内科医@ @neznezxmail

●1948年溶連菌の拡散の研究では、48人のうち65%が大きな飛沫のみを排出し、そのうちの10%未満が1.7mまで移動したことがわかった ●しかし参加者10%は、菌は2.9m離れた場所から採取された ●研究の限界があったにもかかわらず、大きな飛沫の観察によって距離1〜2mのエビデンスが定着してしまった (4)

2020-08-27 19:24:02
呼吸器内科医@ @neznezxmail

●最近のシステマティックレビューでは60μmまでの粒子が2mを超えて水平に広がることが示されている ●飛沫は6〜8mを超えて検出された研究もある(Fig2) ●SARS-CoV2 は咳くしゃみを介した濃縮されたpacketにおいて1〜2mを超えて拡散する可能性が示唆されている (5) pic.twitter.com/ENnHtaYau7

2020-08-27 19:28:47
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呼吸器内科医@ @neznezxmail

●1〜2mルールは呼吸飛沫を大小2つの大きさに二分するという長年の枠組みに基づいているが、これは呼吸器による呼気に関する現代科学を見落としている ●呼気や周囲の気流などの背景要因は、様々な大きさの飛沫がどの程度移動するかを決定する上で非常に重要である (6)

2020-08-27 19:33:01
呼吸器内科医@ @neznezxmail

●もし呼気流(exhaled airflow)がなければ、最も大きな飛沫は最も遠く1〜2mまで移動する、一方で小さな飛沫は高い抵抗力の影響で発生源の近くに留まる ●呼気流があれば、小さな飛沫のcloudsは空気中で2m以上移動出来るし、たとえ大きな飛沫でもさらに飛距離は延長する (7)

2020-08-27 19:37:05
呼吸器内科医@ @neznezxmail

●今までの報告におけるcovid19の空気中サンプルの陽性率は2〜64%と幅がある ●RNAだけでなく、ウイルスが感染性を保持しているか測定したのは2論文、いずれも生きたウイルスは検出されなかったが、1つでは複製能力が確認された ※訳者注→生きたウイルスは2つのプレプリントで報告されている (8)

2020-08-27 19:41:28
呼吸器内科医@ @neznezxmail

●息を吐いたり、歌ったり、咳くしゃみをすると、呼吸飛沫を含む呼気の温かく湿った高運動量のgas cloudsが発生する ●これによって典型的な背景にある空気の流れよりも、飛沫は速く移動し、凝縮して保持され、数秒以内に飛沫が移動する範囲を7〜8mまで広げることができる ●様々なクラスター報告 (9) pic.twitter.com/wYYrPJ4ih7

2020-08-27 19:47:20
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呼吸器内科医@ @neznezxmail

●合唱団、フィットネスジム、ボクシング試合、コールセンター、教会など、人々が歌ったり、息を切らしたり(喘いだり)、大声で話したりするような屋内でのクラスター発生が報告されている ●興味深いことに航空機内のアウトブレイクの報告はほとんどない(訳者注→最近の換気を考察した話なし) (10)

2020-08-27 19:50:06
呼吸器内科医@ @neznezxmail

●ジョギングやその他のスポーツによる激しい息切れは、通常の呼吸よりも勢いがある激しい呼気を発生させ、場合によっては咳に近いものになる ●このため呼気のcloudsに捕捉された飛沫が到達する距離は長くなり、激しい運動ではさらに伸びる (11)

2020-08-27 19:54:00
呼吸器内科医@ @neznezxmail

●しかし、呼吸飛沫は屋外の空気の良く通った環境では、より迅速に希釈され感染リスクは低減される(日本の論文では屋内環境では屋外よりも感染リスク18.7倍と報告) ●建物の空気の流れのパターンも感染リスクを決定する上で重要(中華レストランの報告)、10人が1時間、最大4.6m距離で感染 (12) pic.twitter.com/r892cav37u

2020-08-27 19:58:38
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呼吸器内科医@ @neznezxmail

●この感染伝播パターンは、一過性の室内換気の気流パターンと一致 ●しかし空気の流れのパターンがウイルス感染伝播にどのような影響を与えるかを調べた研究はほとんどない covid19感染者との接触時間がリスクになることは知られているが(5〜15分)、この変数を定量化した研究はないようだ (13)

2020-08-27 20:02:19
呼吸器内科医@ @neznezxmail

●SAGEは、1mにおけるSARS-CoV2 感染リスクは、2mに比べて、2〜10倍高いと報告 ●またWHOが委託したシステマティックレビューでは1m以上の距離が支持される ●しかし、集められた原著の距離の記載、表現に統一性はなく、環境交絡因子も部分的であることに注意が必要である (14)

2020-08-27 20:06:36