グリーンリカバリーvol.0 持続可能なエネルギーとまちづくりセミナー「気候危機 いま私たちのなすべきこととは？」参加報告2020.9.13

くうのる @kuunoru

山本氏＞グレタ・トゥーンベリが2019年4月17日にフランシスコ法王と会話。セヴァン・カリス＝スズキはお願い調だったが、詰問調。 「カナダの科学者は気候ストライキを全面支援」。昨年4月ロンドン中心部の「絶滅への反逆」で前カンタベリー大主教がセントポール寺院前でミサ #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞学生の気候ストライキを指示する科学者、教育者、知識人の声明。フィンランド、ベルギー、オランダ、ドイツ等、3万人の科学者が運動を支持。 #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞北欧諸国のカーボンニュートラルの活動は始まっている。警鐘を鳴らし、ただちに行動をうつさなければならない。昨年5月英国で気候非常宣言。アイルランド、ポルトガル、カナダ、フランス、アルゼンチン、オーストリア、スペイン、マルタ、バングラディシュ、EU……、 #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞気候非常事態宣言、国家と同時に大学の気候非常事態宣言も加速。ブリストル大学、ニューカッスル大学、グラスゴー大学……200以上が宣言。 王立英国建築家協会、米国建築家協会、英国医師会、世界医師会、文化芸術団体も非常事態宣言。 #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞2019年9月23日、国連気候行動サミットにおけるグレタ・トゥーンベリの怒りのスピーチ。あと15年に迫る臨界点をどうしてくれるのかと。 日本の自治体がやっと動き出す。2019年9月25日の長崎県壱岐市を皮切りに気候非常事態宣言が続々と。 #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞中学生の署名活動。2020年2月20日に気候非常事態宣言をめざす超党派議員連盟発足。コロナ禍で宣言は遅れている。 気候非常事態宣言の内容比較。35自治体が宣言、うち4割が2050年までに正味ゼロ目標。カーボンニュートラルアクションプランはこれからの課題。 #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞ぜひご紹介したいこと。イギリスの自治体のカーボンニュートラル・ターゲット例。2030年にニュートラルを目指す例も8自治体。自治体間で競争が起きているのが大事。日本では競争はまったくない。小泉大臣が各自治体に連絡し、2050年。 #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞自治体ごとに事情がある。早く達成できるところは早く掲げればよい。野心的な目標を設定する自治体が日本はゼロ。 イギリスはグラスゴーCOP25をめざす。日本は環境省が温暖化対策計画書を策定と言う。私はもっとアピール力のある名前をつけてはと言っている。 #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞科学的にネットゼロカーボンを定義する必要もある。スコープ1（市の直接排出）、スコープ2（市外から買ったエネルギーからの排出）、スコープ3（市に輸入された製品からの排出）どこをゼロにするのか？ #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞イギリスでは、自治体が直接コントロールできる範囲、強く影響を及ぼせる範囲、啓発の範囲、それぞれ政策を分けて行わないと効果が上がらない。チェシャイースト市の排出量削減戦略は直接排出分の削減策など、ターゲットが明確。 #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞イギリスの自治体のカーボンニュートラル目標年は、市役所・議会と、市民や事業者を含めた部分で異なっている場合も同一である場合もある。 #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞イギリスでは市民議会を開き、デモクラシーを活用。市民議会の報告書に基づいて予算措置。感心するのは産業革命の発祥地のマンチェスター。リバプールも。緑の産業革命の先頭に立とうとしている。ノッティンガム、エンフィールド。 #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞イギリスのオールダムは2025年カーボンニュートラルをグリーンニューディールでやろうとしている。参考になる。 #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞日本は横並びでやろうとしている。ランキングして良いところをほめて悪いところは尻を叩く必要がある。「あなたの自治体の気候非常事態宣言への応答の評価」。滋賀県もやるべきSGNは採点を。県内市町の非常事態宣言は二つしかない。びわ湖の危機に何をしているのか。 #グリーンリカバリーvol0

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山本氏＞イギリスではトップを走るのはバーミンガム市。日本でも競争をしなければならない。環境先進自治体で気候非常事態宣言をする自治体がなぜゼロなのか？（了） #グリーンリカバリーvol0

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続いて滋賀県から報告。「“しがCO2ネットゼロ”ムーブメントについて」温暖化対策課の天野 孝志課長より。（動画「気候変動でどうなる　滋賀での私たちの暮らし」）100年で滋賀県の気温は1.35℃上昇、今世紀後半、最大4℃以上上昇と予測。 #グリーンリカバリーvol0

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（動画）異常気象。大雨洪水、台風、竜巻による大被害が滋賀県内でも発生。高温による熱中症。生態系の変化、農作物の品質低下、感染症リスクの増加、渇水など。気候変動の影響が現れるのは先のことではない、過去の記録よりさらに激甚化と予測。緩和策と先手を打つことが大事 #グリーンリカバリーvol0

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（動画）地球温暖化への備えとして「適応策」が必要。 天野課長＞流した動画は一部、残りはWebサイトで。びわ湖の全層循環が2年続けて未完了。冬に湖面が冷やされていない。水温1℃上昇している。現状を上回る対策なしでは2.6〜4.8℃上昇の予測。積極的に対策しても1.7℃。 #グリーンリカバリーvol0

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天野課長＞「しがCO2ネットゼロムーブメント」キックオフ宣言。気候変動は人類の存亡に関わる問題、ただちに行動を起こそうと1月に県民に呼びかけ。未来への投資として今すぐと。宣言だけでなく連携して具体行動を起こそうとしている。未来のためムーブメントを広げたい。 #グリーンリカバリーvol0

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天野課長＞ではどう進めるか。今年度来年度で具体的な取り組みを検討、その間に条例を改正し計画も策定。当面の取り組みは気運の醸成と意識変革。実現のためにはどのような社会を目指し何をするべきかシナリオをつくる。県民や事業者と推進協議会をつくって課題を共有。 #グリーンリカバリーvol0

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天野課長＞地域で「ネットゼロまちづくり宣言」をしていただき取り組み支援、経済界と連携したシンポジウム。県庁の率先行動も策定。社会構造とライフスタイルの大変革が必要。 #グリーンリカバリーvol0

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天野課長＞2013年度比では排出量は着実に減少。しかし2050年ネットゼロには抜本的な対策が必要と考えている。 現状と課題。産業部門が半分を占める。運輸部門は9割が自動車。 #グリーンリカバリーvol0

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天野課長＞新型コロナウイルスの県民生活への影響、売上高など減少。CO2排出については数値がまだ出ていない。排出減と経済活動の増加のためにはグリーンリカバリーの考え方が必要。 #グリーンリカバリーvol0

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天野課長＞ネットゼロ賛同書での環境行動例を示している。これを参照しながら取り組んでほしい。地域全体での取り組みの推進も必要。まちづくりの視点からCO2削減。地域の暮らしの中で住民が主体的に取り組むことが必要。 #グリーンリカバリーvol0

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天野課長＞日本の温室効果ガス排出量は世界の6％、滋賀県は日本全体の1％。他者のCO2削減への貢献をものづくりを通じて行う必要。この10年の行動の変革を皆が進めるべき。 #グリーンリカバリーvol0