出版物の総額表示義務化で、不安になっている人へのまとめ
出版物の総額表示義務化の件について、財務省の担当者から話を伺いました。 ポイントは以下の通りです。 ・出版物に限らず全ての販売物に対して、R3年4月1日より総額表示義務がかかる ・1年半の特例措置を取り、業界団体に対しても周知する機会を設けている (続)
2020-09-18 09:45:58・総額表示自体は消費者のニーズが大きい ・業界から意見交換の場で口頭による要望はあったが、書面による要望は出されていない (※業界の関係者からの話では、業界としても出版社によって認識に差があるということでしたので、今後改めて要望が出されたりする可能性はあるかもしれません) (続)
2020-09-18 09:45:58・既に書店に並んでいたり、在庫にあるものを財務省や国税庁が出版社や取次業者に回収させて対応を徹底させるということは有り得ない ・対応の方法は、カバーの掛替やスリップ、シール以外の方法であっても総額が分かるようになっていれば問題ない (続)
2020-09-18 09:45:58私としては、総額表示自体は法律で定めたことであるため、何もしなくていいというわけにはいかないが、経営危機に陥ったりするような対応を求められているわけではなく、できる範囲で対応していただくということだと考えます。 (続)
2020-09-18 09:45:59そもそもが消費者保護の観点からの措置のため、消費者がクレームを入れなければ、そのうち新たに流通する(製造・制作段階で総額表示がなされている)ものに取り替わり、大きなコストを掛けずに対応できるようなレベルにまで落ち着くのではないかと思います。 (続)
2020-09-18 09:45:59今後、業界間における議論が行われ、正式に要望が出てくるような状況になりましたら、山田議員@yamadataro43 とも連携して対応してまいります。(了)
2020-09-18 09:45:59日本書籍出版協会
日本出版協会は9/16にお知らせを出しています。
消費税総額表示について(情報共有)(2020/09/16) | 一般社団法人日本書籍出版協会
https://www.jbpa.or.jp/