浮気ックスきずおと【完結】

ぽんこたつ @reward_5477

マキ「私が悪いの？」 ゆかり「少なくとも今のはあなたが悪いと感じましたよ」 マキ「…」 ゆかり「…」 ゆかり「とにかく、ですね」ｺﾎﾝ ゆかり「マキさんは1度頭を冷やして、明日おとくんと会った時にしっかり謝罪すること」

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ゆかり「出ないと取り返しのつかないことになりますからね？」 マキ「ん…」 ゆかり「それと…」 マキ「ん？」 ゆかり「お金、今ないんでここの支払いよろしく」 マキ「おい」 ～～～

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弟「なんだよ、ほんと意味わかんないよ…」ｸﾞｽｯ あかり「そうですよね、今のは流石に…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ あかり(…それにしてもなお先輩、ほんとチョロ可愛いなぁ)

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あかり(強引にキスした後、多少罪悪感に飲まれたけどもマキさんに対する今までの行いを振り返らせたらすぐに感情的になっちゃって…) あかり(ただゆかりさんから電話来るとは予想外でしたが思わぬ結果になりましたし…)

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あかり(上手くすればこのまま…)ﾆﾔｯ 弟「なんだよ、今まで、全部…マキさんのために…」 あかり「先輩は優しいですね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ あかり「でもこのままいけばなお先輩が潰れちゃいますよ？」

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あかり「いえ、もう潰れかけてます」 弟「…そんな事ない、ちゃんと伝えれば…」 あかり「先程、なお先輩は精一杯の勇気を振り絞って気持ちをぶつけましたよね？」 あかり「その結果、どうなりましたか？」 弟「…違う、あれはマキさんが冷静じゃなかっただけで」

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あかり「なお先輩」 あかり「大丈夫ですよ、あかりはあなたの事をしっかり見てます」 あかり「傷ついている時は強がらないでください、素直になっていいんです」

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あかり「ほら、ね？」 弟「ぅ、ううぅ…うぁ、ああ…」ｼﾞﾜｯ あかり「大丈夫、大丈夫ですよー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ ～～～

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あかり「…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ 弟「あの、あかりちゃん…そろそろ？」 あかり「まだダメですよー？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ 弟「その、そろそろ恥ずかしくなってきたというか…」 あかり「…ほんとに恥ずかしいだけですか？」

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弟「…下の方も元気になってきてます」 あかり「ふふっ、先輩は可愛いですねぇw」 弟「んっ、ほら…終わり！」ｽｯ あかり「…なでなで嫌でしたか？」 弟「嫌じゃないけど、なんか触り方がヤラシイ…」

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あかり「ダメでしたかね？」 弟「だめ」 あかり「ちぇー先輩のケチー！」ﾌﾞｰﾌﾞｰ 弟「…」 あかり「ん、どうかしましたか？」 弟「いや、なんというか…」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

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弟「僕を…無理やり襲ったりしないの？」 あかり「おやぁ？」ﾆﾔｯ あかり「それは『合意』と捉えても？」ﾜｷﾜｷ 弟「まって、やっぱ今のなし！」 あかり「おやおや、残念ですねぇ」 あかり「でもなんでそんな事を聞いてきたんです？」

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弟「…」 あかり「まぁ十中八九、『襲われた』ならまだ言い訳になりますらねー」 あかり「浮気にはならないでしょうねー？」ﾂﾂﾂｯ 弟「…っ」ﾋﾟｸｯ あかり「でもでも、あかりはなお先輩の辛い思いをして欲しくないんですよー？」

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あかり「なので、あかりからは何もしない事にしておきますね」ﾆｺｯ 弟「…？」 あかり「…しかし流石に時間も時間ですし眠いですねぇ」ﾌﾜｧｰ… あかり「もう完全に深夜ですし、帰ろうにも眠過ぎて何もできないのであかりはなお先輩のベットを勝手に使わせてもらいますねー」

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弟「え…あ、あかりちゃん？」 あかり「それとあかり、1度寝ちゃうと何しても起きないんですよねー」ｺﾞﾛﾝ あかり「じゃ、おやすみなさーい」ﾓｿﾞﾓｿﾞ 弟「いやいや、あかりちゃんこまるって…！」 あかり「…zzZ」ｽｰｽｰ…

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弟「え、寝付きはや…」 弟「…」 あかり「…zzZ」ｽｰｽｰ… 弟「…あかりちゃーん？」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ 弟「寝たフリしてるだけでしょー？」 あかり「…zzZ」ｽｰｽｰ… 弟(あれ、これほんとに寝てる？)

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弟(ていうか中途半端に放置されたせいで行き場のないムラムラが…あれ？) 〝それとあかり、1度寝ちゃうと何しても起きないんですよねー〟 弟「…っ」ｺﾞｸｯ 弟「いや、ダメダメだめ！」

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弟「僕にはマキさんが…」 弟「…マキさん、が…」 弟「…」 弟「……」 弟「………」

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ｰ翌朝ｰ ﾁｭﾝﾁｭﾝ… 弟「…」ﾎﾟｹｰ あかり「んっ…」ﾓｿﾞﾓｿﾞ あかり「ふぁ…」ｺｷｺｷ あかり「おはよ、ざいます…」ﾎﾟｹｰ 弟「ん、おはよ」 あかり「…」

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あかり「先輩、寝ました？」 弟「いんや」 あかり「なら、イタズラしました？」 弟「それも」ﾌﾙﾌﾙ あかり「…えっーとですね」 弟「…」ﾎﾟｹｰ

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あかり「あー…」 あかり「こっちで寝ましょ、先輩？」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ 弟「それも、その…下が反応しちゃうか無理…あっ」 あかり「ほら、いいからそんなの」ｸﾞｲｯ 弟「…んっ」ﾎﾞｰｯ あかり「先輩はえらいですねぇー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

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あかり「まぁあかりが1度眠ると起きないってのはほんとなんですけども…」 弟「んっ…」ﾓｿﾞｯ… あかり「ちょ、ちょっとなお先輩？」ﾋﾟｸｯ 弟「…zzZ」ｽｰｽｰ… あかり「あっ、そうですよね…うん」 あかり「…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

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あかり「ほんと頑固ですよねぇ、変な所で…」 あかり「でもそうですよね」 あかり「襲ってるような性格ならあかりと付き合ってましたもんね」 あかり「マキさんとじゃなくて…」 ～～～

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ｰ回想ｰ あかり「え、付き合ったって…マキさんと？」 弟『アハハっ、そうなるね…』 あかり「いやいや、なに他人事みたいに話してるんですか！」

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あかり「どうせゆかりさんにセッティングされて、ガヤ用意して、マキさんが告白して…それでそのまま場に流されて…」 弟『でも僕自身もマキさんを結構…』 あかり「っ…！」 あかり「もういいです、かけてこないでください！」ﾌﾟﾂｯ