2019-2020 ECF MIAvsBOS Game 2 レビューまとめ - Match Up Making, Blitz, Zone...

①BOSのMUMとMIAのBlitz ②MIAのMUM ③MIAの2-3 ZoneとBOSのZone Offense ④MIAのReject Drive vs ICE Game 1: https://togetter.com/li/1594956
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Modern Basketball Tactics Research (MBTR) @MBTResearch

MIAvsBOSのECF、Game “2”のレビュー。 まずはBOSのMatch Up Makingから見ていく。 開幕BOSはSTSアクションでケンバvsバムを作り、3ptプルアップをHit。 pic.twitter.com/kabVpUK01U

2020-09-21 09:36:22
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Elbow RipでスマートvsドラギッチのPost Upの形。 それをDecoyにタイスがGive & Goで攻め、ファウルを貰う。 pic.twitter.com/PNCnnvsTlb

2020-09-21 09:39:00
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このシーンでは、バトラーがBOSのRam WedgeによるvsダンロビのMUMを読み切って、Switch in advanceしてハンドラーをピックアップ。 最終的にはPull-upを決められてしまうが、バトラーの読みと対応が冴えた一幕。 pic.twitter.com/q9olxGqZF8

2020-09-21 09:46:06
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BOSはChicago Action(Pindown+DHO) からのMUMでケンバvsバムを作る。 MIA側は、ケンバのDrive→タイスへのDump-Offを、クラウダーがdeflectして何とか事なきを得る。 pic.twitter.com/47cPH87coE

2020-09-21 09:48:57
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BOSが二匹目のドジョウを狙ってSTSでテイタムvsオリニクを狙いに行くが、やはり「オリニクのときはスイッチせずにBlitz」のルールで対応される。 タイスの位置取りが悪い(Short Rollを受けるべき位置よりも深く入り込みすぎている)ため、テイタムはパスも出来ず詰んでしまい、ターンオーバーになる。 pic.twitter.com/udrpYk9SHB

2020-09-21 10:00:19
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スマート/テイタムのBall Screenでテイタムからイグダラを引き剥がすことに成功。 そこでテイタムvsナンにボールを入れようとするもdenyされる。 仕方なくスマート/カンターのPNRでスマートvsバムの構図に移行。 結果的にはスマートのショットは外れ、カンターのOREBもかなわず。 pic.twitter.com/0PHGdYYCYc

2020-09-21 10:05:48
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ケンバ/タイスのPNRでケンバvsオリニクのMUMを狙うがMIAも当然Blitzで対応。 ここでジェイレン経由のAngle Change Passを狙うも、タイミングが遅れて不発。 ジェイレンはそのままアタックするがオリニクのヘルプが間に合う。 最終的にケンバが二回OREBを手中に収めて決めるが、BOSの形的にはイマイチ。 pic.twitter.com/alzSK33cPb

2020-09-21 10:12:50
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このシーンの何がダメだったのか? Game 1のレビュー togetter.com/li/1594956 で触れたように、Angle Changeコンセプトの弱点は、rescueへのパスが一拍でも遅れると目論見が機能し辛いこと。 早いタイミングでcounterするなら、”浅い”Short Rollの方がより好ましい。 twitter.com/MBTResearch/st…

2020-09-21 10:17:46
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あと、先程のシーンでタイスはAngle Change Passをレシーブすることしか考えていないが、Angle Changeコンセプトと相性の良いオプションとしては、Clearout(Seal Screen)を意識しておきたいところ。 “Angle Change Drive”の形を作ることができたら、ジェイレンのドライブはもっと楽になったかも。 pic.twitter.com/A1IvcHKQ6u

2020-09-21 10:25:48
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BOSのChicago ActionでのMUM(ケンバvsバム) 最後はケンバがStep Backをヒット。 このChicago → vsバム → スコアがこの試合では典型的な得点パターンとなっていた。 pic.twitter.com/TSdBNhhvTW

2020-09-21 10:31:15
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ケンバとのハンドオフはドラギッチの猛チェイスがあったのでスルーし、ジェイレンとPNR。 ジェイレンvsバムでPull-UpをHit。 バムはスイッチ望むところというスタンスだが、この試合はかなりBOSのハンドラー陣に付け込まれていた印象。 pic.twitter.com/mzGsyhOuU3

2020-09-21 10:40:41
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テイタム/タイスのFlareを挟んでからケンバ/タイスのPNR。 ここまでケンバvsバムで散々やられているMIAはBlitzで対応するも、バムがOutsideを抜かれる。 Weaksideのスマートにキック。 ダンロビとクラウダーのローテーションが間に合うが、スマートのドライブ&ケンバのRelocateでケンバがオープン。 pic.twitter.com/ezsCGC0VFx

2020-09-21 11:00:59
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スマートがExtraのフェイクでダンロビにわざとStuntさせて自分のドライブコースを作るところがナイス。 ケンバがコーナーにRelocateしてくることも、自分がドライブすればドラギッチがヘルプしてくるのでケンバがオープンになることも読み切っているスマート。 twitter.com/MBTResearch/st…

2020-09-21 11:03:02
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ケンバ/スマートのピックでケンバvsダンロビを作りに行くBOS。 そこをダンロビ&バトラーはShow & Returnで対応したが、ボールプレッシャーをきちんと保てないと、このシーンのように素直に3ptを決められてしまうことになる。 pic.twitter.com/omitaAQDAd

2020-09-21 11:06:40
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スレッド総評 ・BOSのvsバムのMUMに対し、MIA&バムは当初真っ向勝負したが、想定以上に失点を重ねることになった。これはMIAが2-3 Zoneの時間を増やさざるを得なくなった理由にもなる。 ・MIAのBlitzに対し、BOSは従来のAngle Changeでアンサーしたが、その成果はイマイチと言わざるを得ない。

2020-09-21 11:35:52
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追記:BOSが狙いたいのはこういう形。 Ram Wedgeに対するBlitzに、タイス経由でのAngle Change PassでFTに持ち込む。 確かに強力なコンセプトだが、得点に持ち込むにはタイミングがシビアになるのが見て取れるだろう。 pic.twitter.com/K23nXywV1y

2020-09-21 13:07:10

②MIAのMatch Up Making

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MIAvsBOS Game “2”のMIAのMatch Up Makingを見ていく。 クラウダーがPindownからのDeep Sealでケンバを攻める。 (OREBのあとは、飛び出してしまったテイタムの穴を、スマートが必死にDF指示して埋め合わせようとするも最後のショットコンテストが間に合わず失点) pic.twitter.com/aiTHNohkuc

2020-09-21 12:03:26
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MIAはPNP Flareでまずバトラーvsケンバを作る。 ヒーロー/オリニクのピック(重要なのはflip vs Fight-Over)でヒーローvsタイスを作る。 一旦ダンロビに入れて、ヒーローorバトラーのどちらを攻めるか選択する形。 結局バトラーに入れてC&Sをアテンプトするも決まらず。 pic.twitter.com/dNYeIcfRM1

2020-09-21 12:09:57
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MIAのElbow Curl Pick DHOに対してBOSはDrop→Late Switch。 Late SwitchのためオリニクのPopがオープンにならず、ドラギッチvsカンターへとHitback。 ドラギッチがドライブ→Step Backをアテンプトするも決まらず。 pic.twitter.com/na5IN0zmte

2020-09-21 12:21:21
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ダンロビ/バトラーのPNRでバトラーvsケンバを作り、ポストのバム経由でFeed。 角度を変えつつ、バムを経由することでタイスをリムから遠ざけるという一石二鳥のアクションだったが決まらず。 pic.twitter.com/bcAzCoyrZK

2020-09-21 12:24:16
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ドラギッチ/オリニクのPNRでドラギッチvsオジェレイの構図に。 ドラギッチの“Give & Take”ムーブでオジェレイを飛ばせて楽々スコア。 pic.twitter.com/F65gmky2Gs

2020-09-21 12:26:32
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ドラギッチ/オリニクのピックで、ドラギッチvsタイスの形。 残り時間僅かという状況で、タイスも3ptを警戒せざるを得ず、ドラギッチのドライブ→High Off the Glassを許してしまうことに。 pic.twitter.com/6fXA0nHKqn

2020-09-21 12:31:28
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ドラギッチ/バムのPNRでドラギッチvsグラント・ウィリアムの構図に。 ドラギッチがオフハンドでDFを上手く抑えてレイアップ。 グラント・ウィリアムがオフェンスファウルを主張しているが、シリンダーを明らかに逸脱しない限りはなかなかコールされないだろう。 pic.twitter.com/NwISElcBxZ

2020-09-21 12:36:35