箸があったのに、ご飯は「手づかみ」で食べるのが「正しい礼儀作法」だった古代中国ー日本の箸文化の遠いルーツを探るー
漢字の「箸」の意味をしらべると、「はし」を意味する他、「一种生在南海岸边沙中的竹子。」とあり、一種の南海岸辺の沙中に生える竹の名前だとありました。 ※竹子は、たけのこでは無く、竹を指します zdic.net/hans/%E7%AE%B8
2020-09-22 01:30:53でも、この方言は古い起源だとは限らないので、「竹」は、関係無いか、関係が薄い(遠い)かもしれないですね。
冬*tˤuŋ 凍*tˤoŋ-s が似てるのに、近いですね。古代中国語(中国語上古音)の接辞-sは名詞を動詞に変えたり、内向きの言葉を外向きにしたり、その逆だったりとされます。
2020-09-21 23:30:09古代の中国語(上古音)には、「声調」が無かったとされます。先ほどから説明してる接辞-sは、発音が短くなっていき、その痕跡が「声調」の形で残ってるものです。
2020-09-23 06:04:46語尾-sが付いてる方の言葉が、新しい言葉だから、つまり、「ひと所に集める、くっつける」という意味の著(動詞)の方が古くて、「場所や、その場所が見えている状態」を指す著(s付加状態)の方が新しいです。そして、箸(はし)にもsが付いてる。 twitter.com/fushunia/statu…
2020-09-23 04:41:23「箸」(はし)は、「くっつけるもの」という意味の古代中国語に起源がある言葉で、現代で言えば、マグネットを意味する言葉になりそうですね。当時は冷蔵庫に貼る便利なマグネットが無いので、竹や木でつくった「はし」が、何かと何かの橋渡しをしてくっつける存在だったってことだ。
2020-09-23 04:43:52「箸」や「著」に、「明顕」(あきらか)という意味があるのは、「くっつけた」結果、「その場所ははっきり見えてる」ってことで、これも現代であれば、マーカーを塗ったりして、画面上で視認しやすいように明示したり、光る遺伝子を組み込んで特定の遺伝子が緑色に光るようにする漢字になりそうなもの
2020-09-23 04:57:25しかし、この言葉が生まれた先史時代には、そのような現代の文化は無いので、「はっきり見えているもの」を意味するようになりました。「著名人」「著作」などの言葉はこれに由来してます。
2020-09-23 04:59:01日本語では、「著し」(しるし)という言葉から、「白」(しろ)という言葉が生まれてます。これは「はっきりさせる」という意味が「しるし」(印、著)だからで、白色になったのは、夜明け頃に「白い携帯」と「黒い携帯」があったら、白い携帯電話の方が先に視認できることを示唆してます。
2020-09-23 05:00:49白い携帯電話の話は、私の実体験です。いつも、夜明け頃に、継体を探してるもので。わずかな光が差してくると、白いものから浮かび上がって見えるんですよね。
2020-09-23 05:01:45「知る」「記(しる)す」「著(しる)し」「印(しるし)」は高起、「白(しろ)し」は低起です。多分「著し」は「知る」と同根なのでしょう。 ただ、「暮る」「暗し」(高起)と「黒し」(低起)とかも同根の可能性がありますので、「著し」と「白し」が同根でも個人的にはおかしくないと思います。 twitter.com/fushunia/statu…
2020-09-23 05:48:28