真珠湾攻撃する直前までの資料

KT ひまわり会 @Akhenaten001

源田実中佐は２週間程で真珠湾攻撃作戦計画案を仕上げて大西瀧治郎少将に提出し、それに大西が手を加えて、３月上旬頃、山本五十六長官に提出した この作戦の目的は、アメリカの戦意を挫き米艦隊の日本へ進攻する能力を奪う事である そのため攻撃の主目標は戦艦と空母で次に航空基地とした pic.twitter.com/U8i9ejp347

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真珠湾の海軍工廠や燃料タンクなど基地施設の戦略的価値を認めてはいたが、戦力量の都合で見逃す事になった 限られた戦力を分割して敵艦隊と海軍工廠や燃料タンクなどの基地施設を攻撃し、どちらも破壊が不徹底となるよりも、艦艇に攻撃を集中して確実を期すべきと考えたためである。

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大西は真珠湾奇襲作戦計画案を作案したが、それを実行するのには反対だった 水深の浅い真珠湾では雷撃が難しい事と機密の保持が困難な事、戦争の早期終結のためアメリカを強く刺激する様な作戦は避けたい事が理由である 連合艦隊参謀長に「長官にあの計画を思い留まるように言って欲しい」と頼んでいる pic.twitter.com/b70LbfkDWu

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昭和16年４月10日、日本海軍は世界初の空母機動部隊となる第一航空艦隊を編成した 司令長官に南雲忠一中将、参謀長に草鹿龍之介少将、参謀に源田実中佐らが任命されている 山本五十六は連合艦隊旗艦「長門」に第一航空艦隊の幹部を呼び、真珠湾奇襲作戦構想を説明し実行計画の研究と完成を命じた

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真珠湾攻撃構想を聞いた第一航空艦隊の幹部達の意見は、真珠湾作戦の最高指揮官たるべき第一航空艦隊司令長官の南雲忠一中将と草鹿龍之介参謀長はリスクが高すぎるとして反対で、次席指揮官である第二航空戦隊司令官山口多聞少将と源田実参謀は賛成し、賛否両論にはっきりと別れ議論となった

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意見が出尽くした頃に山本五十六は「真珠湾作戦に対する諸官の見解はよくわかった。しかし、本職の見解は、あくまで真珠湾はたたかねばならぬと思う。諸官は、本職が連合艦隊司令長官の職にある限り、この作戦は決行するものとお含み願いたい。そして万全の措置を研究しおかれたい」と決意を述べた

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軍令部では、真珠湾奇襲作戦を「成否半々の大博打」とみなし、認めようとはしなかった。 しかし、昭和16年５月にハワイへスパイが送られ、６月には三菱兵器製作所に真珠湾攻撃用の魚雷を注文している 母艦航空隊も戦技の研究や訓練を開始していた 9月には特殊潜航艇部隊も真珠湾作戦参加を願い出ている

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昭和16年８月14日山本五十六連合艦隊司令長官は「連合艦隊は戦カを練成し速に戦備を完了し時局の急変に備えんとする」と命令電報を発した この命令によって、訓練中の艦隊は、8月下旬から母港に帰り修理と整備をはじめ、作戦中の艦隊も8月末で作戦を打ち切り、9月上旬には母港へ帰港している

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軍令部の情報を担当する第3部は、もしも米艦隊が演習のために真珠湾にいなければ攻撃が空振りしてしまうので、あらゆる方法で米艦隊の動静を探っている 駐米大使付武官の海軍士官・アメリカの新聞・ラジオ・雑誌・無線情報・ホノルルに寄港した船舶の乗客・乗員・貿易会社などから情報を収集した

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そしてホノルル領事館員に偽装したスパイの吉川猛夫少尉は日系人にも協力してもらい、真珠湾の艦艇を調査し米艦隊の詳報を作り上げた 吉川少尉は真珠湾攻撃直前まで、どの艦がどこで停泊中か、どの岸壁に繋留中かも調べ、その情報は領事館から暗号電文で海軍に報告され、第一航空艦隊に伝えられた

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この様に、あらゆる所から得た情報を分析した結果 アメリカ太平洋艦隊は演習では、金曜日に真珠湾に入港し、月曜日に出港が通例であるから、奇襲攻撃は日曜日に決定された。

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しかし、真珠湾奇襲の当日、優先度の高い目標であった3隻の空母は前線に飛行機を輸送などしており、不在で取り逃がす事になってしまう その後、潜水艦の雷撃により1隻を大破させ、珊瑚海海戦で1隻を沈めた 生き残った空母と大西洋から回航された空母を撃滅するためのミッドウェー作戦が実施される

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昭和16年９月に行われた真珠湾攻撃図上演習では、戦艦５隻と空母２隻を撃沈破の大戦果をあげたが、その引き換えに空母3隻が沈没１隻大破という結果に終わった 草鹿龍之介少将と大西瀧治郎少将は戦力を南方作戦に集中すべきと真珠湾攻撃に反対したが、山本五十六長官は「ハワイ奇襲作戦は断行する

KT ひまわり会 @Akhenaten001

幾多の困難はあろうが、ハワイ奇襲作戦は是非やるんだという積極的な考えで準備を進めてもらいたい」「僕がいくらブリッジやポーカーが好きだからといってそう投機的だ、投機的だというなよ。君達のいうことも一理あるが、僕のいうこともよく研究してくれ」「真珠湾攻撃は、最高指揮官たる私の信念だ

KT ひまわり会 @Akhenaten001

どうか私の信念を実現することに全力を尽くしてくれ」と説得した この間にも、真珠湾奇襲作戦を採用するかしないかで、連合艦隊司令部と軍令部の折衝が続いていたが、９月24日の討議で、作戦に使用する空母は4隻という条件で真珠湾奇襲作戦が実質的に承認される

KT ひまわり会 @Akhenaten001

作戦は承認されたが、空母を６隻使いたい山本長官は、昭和16年10月19日に参謀を軍令部へ派遣して「山本五十六は職を賭しても断行する決意であ る」という意志を伝えさせた それを聞いた永野修身軍令部総長は「それほどまでに自信があるというのなら ば」と空母６隻を使用する真珠湾奇襲を認めた

KT ひまわり会 @Akhenaten001

永野修身軍令部総長が認めた空母６隻を使用する真珠湾奇襲は、昭和16年11月５日に海軍の作戦計画の中に取り入れられ、正式に命令された 山本五十六連合艦隊司令長官が及川古志郎海相に真珠湾奇襲構想を表明してから11ヶ月後の事である

西村幸祐 @kohyu1952

Bill @oreillyfactor faces to see the code telegram written JPN struck Pearl Harbor sent by Ambassador Grue on Feb in 1941,ten months before pic.twitter.com/7tZuCigSCm

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西村幸祐 @kohyu1952

FOX-TVのビル・オライリーが日本叩きのトンデモ歴史本を書いて米でベストセラー。それで本人に色々メッセージを送った。これは米公文書資料の中から僕が見つけた、米大使グルーが真珠湾攻撃の10カ月前にルーズベルトに送った暗号電報。日米開戦の場合、日本軍は真珠湾を奇襲すると書いてある。 twitter.com/kohyu1952/stat…

西村幸祐 @kohyu1952

僕が米公文書から見つけ初公開した貴重な資料は、米大使グルーが真珠湾攻撃の約10カ月前の１/27に国務省に送った暗号電報。日米開戦の場合、日本軍は総力を挙げて真珠湾を奇襲すると明記してある。重要なのは明らかに日本人のスパイからの情報ソースであることがグルー大使の文面から窺わせる事だ pic.twitter.com/iKXgiEYei4

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西村幸祐 @kohyu1952

パンドラの箱が開いたので、グルー駐日米大使の暗号電報を公開する。 昨年夏に少しお話した米大使からの暗号電報を敢えて再公開する。真珠湾攻撃の10カ月以上前の昭和16年1月、グルー米大使はルーズベルト大統領に日本軍が真珠湾を攻撃すると暗号電報を送っていた。全篇は→nicovideo.jp/watch/sm317662… pic.twitter.com/BtJ8RRgQU2

こたママ kotamama @kotamama318

真珠湾攻撃は奇襲でなかった事を知っていますか？ 攻撃の10か月も前に駐日大使がハル国務長官に情報報告。 その電報を米国務省が公開しています。 ルーズベルト大統領はなぜ情報を隠したのか？ 是非ご一読下さい！ 駐日大使グルーの国務省あての公電報/ねずさんのひとりごと nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-773… pic.twitter.com/P0mrybXics

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石部統久 @mototchen

images.library.wisc.edu/FRUS/EFacs/193…