第1回「音楽の哲学」オンライン勉強会で、「”歌”の定義」を読んだ。 #ontetsu
- yaoki_dokidoki
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また、内容は、既成の論の批判・検討というよりも、総括的に、各論についての論文の紹介というかたちをとっています。
2011-07-10 18:03:53本日の時間やバッテリーの制約にもよりますが、とりあえず今日は前文を紹介したうえで、最初の2項目を取り上げてみようと思います。
2011-07-10 18:04:53前文の要約「歌、そして歌うことは哲学の文脈において比較的重要な問題とはみなされてこなかった。そこで、この章で歌をめぐる哲学がどのように興味をもってきたかを描きたいと思う。たとえば、歌の定義、その存在論、歌の意味論、それから、ボーカルの演奏ってなにかということ。」
2011-07-10 18:10:16@yamakenta やっぱ早稲田の学群は意図するところが、わかりにくい。そこが自由度を高めてるのかもですね。
2011-07-10 18:11:14前文要約「あと、歌うという行為がそこらに横溢していることについても。ちなみに、哲学における歌への偏見についてのまとめは、、Redleyが2004年に書いた「The philosophy of music:Theme and Variations」を読むとよいです」
2011-07-10 18:16:17まず、端に、「それは本当か?」と懐疑的になってしまうこと。まぁ、僕は音楽をめぐる哲学の歴史についてはくわしくないので知識的にはなんとも言えない。
2011-07-10 18:20:18それから、「比較的」といってるのが、音楽の哲学はけっこうあったけど、歌の哲学はあんまりなかったということをいいたいのか、哲学全体の中で、音楽的、歌的な話題があんまりなかったということをいいたいのか、ということだ。これも知識がないのでわからない。
2011-07-10 18:22:12しかし直感的には、いま、僕が初音ミクやヒャダル子やロックのボーカルの自意識の問題について考えているように、歌の哲学や美学って、民族の文化のなかで積極的に考えられているような感じはしなくもないのだが。どうでしょうね。
2011-07-10 18:24:22そして、『The routledge companion to the philosophy and music』のある章でも、インドや中東における古典的な音楽をめぐる哲学の紹介はされているっぽい。僕の学んだところによると、インドでは歌というかチャントの存在論はあるっぽい。
2011-07-10 18:26:48@yaoki_dokidoki そこまで言ってしまうと範囲を広げすぎでは>民族の文化のなかで /ここは導入であることも考えると、欧米の学問としての哲学においてって話じゃないですか。皆無ではないでしょうが、少ないのは言える気が
2011-07-10 18:29:07@sakstyle 本全体では含みますが、本は多数の著者で構成されています。なので、この文章の著者は西洋の哲学を意味してるかもしれないのですが、限定的に「西洋」とは述べられていないです。
2011-07-10 18:33:08@sakstyle でも類推的に、西洋圏、欧米圏における歌の哲学って重視されてなかったのか?というのは知識のとぼしいものとしてはすごく懐疑的に感じられます。
2011-07-10 18:34:33@sakstyle ハッシュタグが機能するほど興味ひくかな、と思ったので… #ontetsu とかでどーかな。
2011-07-10 18:37:25結論からいえば、この項目では、歌の定義を「ボーカルラインをともなったテキスト、伴奏はあったりなかったりする」としています。便宜的な手順としての定義ですね。深い話はしていません。
2011-07-10 18:39:59