輪の国びわ湖推進協議会・輪学「『自転車競技連盟』の新しいカタチを考える−−競技一辺倒からの脱却」開催報告2020.10.30

一般社団法人滋賀県自転車競技連盟をゲストに、新しいビジネスモデルを考える、これから活動の展望を語っていただきました。
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くうのる @kuunoru

輪の国びわ湖推進協議会の公開学習会、輪学第5回は本日久しぶりに会場にてリアル開催です。Zoomでオンライン併催します。テーマは「『自転車競技連盟』の新しいカタチを考える−−競技一辺倒からの脱却」一般社団法人 滋賀県自転車競技連盟の森貴尉会長にお話しいただきます。 biwako1.jp/news/202009092…

2020-10-30 18:34:52
くうのる @kuunoru

一般社団法人 滋賀県自転車競技連盟、森貴尉氏>自己紹介。29歳から守山市議会議員6期。議長も複数回。滋賀県自転車競技連盟に8年前に出会い、3年前から会長に。守山市自転車競技連盟も。守山市の卓球連盟の会長も。#輪学2020第5回

2020-10-30 19:10:29
くうのる @kuunoru

森氏>今日の話は、1.活動、2.課題、3.課題打破について、4.めざすもの。 滋賀県自転車競技連盟は1948年4月1日に発足。2020年4月21日に一般社団法人化。会員38名。排出した主な選手。田中廣光氏など多数。#輪学2020第5回

2020-10-30 19:14:27
くうのる @kuunoru

森氏>守山野洲川クリテリウムは公道貸し切りで開催、最大700人参加。 2.課題。滋賀県は自転車競技場が存在しない唯一の県。大津びわこ競輪場が2017年に閉鎖。2018年に新自転車競技場建設に向けて滋賀県への陳情活動。しかし「競技場の建設は難しい」と三日月知事。#輪学2020第5回

2020-10-30 19:17:34
くうのる @kuunoru

森氏>知事がだめなら市長。2018年に守山市長に要望。8万人の市では財政が厳しい。競技場だけでなく広さが足りず競技も無理。次はどうする!? 登録競技者数も伸び悩み。湖南エリアの人口は増えているのに競技人口が伸びない。全国で8000人、滋賀県は110人。横ばいではあるが増えない。#輪学2020第5回

2020-10-30 19:20:59
くうのる @kuunoru

森氏>では身近な底辺を広げる。「自転車スキルアップ教室」の開催。自転車を自分の意思どおりに操作するための第一歩として。次のステップとして「補助輪そろそろ外しませんか?」教室。クリテリウム大会中に小学校の校庭を借りて実施。子どもには「外したらレースに出られるよ!」 #輪学2020第5回

2020-10-30 19:22:58
くうのる @kuunoru

森氏>身近な場所をちょっとお借りして道路上で子どもたちが練習。向日町競輪場にも借りている。交通費大変。 明るいニュースとして、滋賀県におけるサイクルツーリズム気運の高まり。H27の52,000人からH31には109,000人に。令和元年度にはナショナルサイクルルート選定も。 #輪学2020第5回

2020-10-30 19:25:06
くうのる @kuunoru

森氏>平成28年には自転車活用推進法が公布。これを後ろ盾に、競技場よりも先に活動を進めることに。「サイクル観光を『滋賀ならでは』の移動手段で楽しむ『地域の魅力再発見ツアー』の実施」守山市と東近江市にて。「NPO法人きれいなおうみを作ろうの会」が企画。 #輪学2020第5回

2020-10-30 19:27:51
くうのる @kuunoru

森氏>ツアーガイドの育成。レンタサイクルでE-bikeの実証実験。映像を撮って発信。何度も滋賀に来てもらい、自転車に乗るなら滋賀県と言ってもらいたい。この観光庁の事業を活かしていきたい。 #輪学2020第5回

2020-10-30 19:29:51
くうのる @kuunoru

森氏>一般社団法人滋賀県自転車競技連盟がめざす方向性。1.サイクルツーリズム造成事業 2.サイクリングガイドの養成、派遣事業 3.自転車スキルアップ教室、補助輪そろそろ外しませんか教室を県内各地で開催。幼少期から交通安全意識向上に。子どもが起因する交通事故防止活動。#輪学2020第5回

2020-10-30 19:32:04
くうのる @kuunoru

森氏>財源はまだないが、すすめたい。これらのことは私たちのビジョンとして策定する予定。 自転車の新しいビジネスはなかなか生まれない。琵琶湖とビワイチが有名になった。内陸をまわったり湖上交通も気運が高まっている。 #輪学2020第5回

2020-10-30 19:33:17
くうのる @kuunoru

質問>滋賀県下でのトライアスロン競技の可能性は? 森氏>ランニングと自転車、県道を止める理解が得られない。湖の掃除も必要になる。水泳場の水質が悪いところではできない。ハードル高く、自治体に手を挙げてもらいたいが、なかなか難しいよう。 #輪学2020第5回

2020-10-31 08:23:14
くうのる @kuunoru

質問>自転車競技の種類は?  連盟事務局長>室外ではロードレース。競技場でのトラック競技。未舗装路のマウンテンバイク競技。クロスカントリーやダウンヒル。BMX等。室内は、サイクルサッカー。サイクルフィギュア。草津の堀井和美さんが開拓。近藤菜月さんは4年連続全国1位。#輪学2020第5回

2020-10-31 08:23:48
くうのる @kuunoru

質問>滋賀県自転車競技連盟に参加するとどんな感じ? 森氏>今度の東近江ジュニアクリテリウムや守山野洲川クリテリウムなどの大会の運営に追われる。忙しくしているのでメンバー大募集。 #輪学2020第5回

2020-10-31 08:27:36
くうのる @kuunoru

質問>ビジネスにしたいとのことだが収入をどう得るか。 森氏>一般社団法人になったところで補助金が増えるわけではない。これで生活はできない。ただ人間関係やチャンスは得られる。たとえば映像でモデルになって雑誌と協力など。大会をすればお金は入るが最初の稼ぎ口はない。 #輪学2020第5回

2020-10-31 08:29:12
くうのる @kuunoru

連盟メンバー>スポンサー集めに企業まわりをしたら様々な提案をもらえ可能性を感じた。 森氏>企業の魅力とコラボできたらビジネスにつながるだろう。映像を撮って買ってもらう等。冠スポンサーが出るかも。東近江で支援先をバスケットから自転車へという人も。地域でWin-Winを作る。#輪学2020第5回

2020-10-31 08:35:44
くうのる @kuunoru

質問>子どもを競技に誘うための工夫は? 森氏>親が自転車バカだから子も乗るというパターンが多い。でも富裕層だけを相手にしているわけではない。小学校から乗ってもらえたら小中高と育っていける。しかし高校は指導者不足で難しい。今は瀬田工業高校ぐらい。連盟から講師の派遣も。#輪学2020第5回

2020-10-31 08:39:42
くうのる @kuunoru

質問>ヨーロッパに比べて日本は自転車競技の人気が低く、競技レベルもまだ低い。自転車ファンが増えるためには、競技に人気があることが大事。日本で地位を上げるには何が必要? 森氏>自転車競技への憧れ度はたしかに低い。ようやくツールドジャパンが始まった。 #輪学2020第5回

2020-10-31 08:46:18
くうのる @kuunoru

森氏>日本の自転車競技はスタートラインにはついた。しかしテレビ放映されない。プロ化しても、会社員だから収入もそれほどでもない。大きなものを目指さねば。素地はできている。大会も数多く出ないと。国別対抗戦があると燃えるだろう。アジア大会からやるといいのでは。 #輪学2020第5回

2020-10-31 08:48:34
くうのる @kuunoru

質問>補助輪外しの講座が人気。もっと拡充できたらいいのでは。 森氏>今は参加費500円。こういう講座が必要と認識して自治体に費用を出してもらえたら。昨今マンション住まいの子は練習の場がない。五環生活や輪の国と連携して、これが必要だ、当たり前だとしていきたい。 #輪学2020第5回

2020-10-31 08:50:36
くうのる @kuunoru

質問>ビワイチサイクルガイドの認定を考えていると聞いたが、どんな形? 森氏>講習を受けたら認定するという団体は他にある。日本サイクリングガイド協会。安全が第一。自分たちでサイクルガイドの認定をするわけではない。#輪学2020第5回

2020-10-31 08:56:58
くうのる @kuunoru

森氏>オリジナルでは、バスガイドの添乗員と同じで、その土地のガイドができる人。たとえば彦根城やヴォーリズ建築の案内に、プラス自転車で並走、グルメ、穴場スポット紹介。それに安全走行。出動機会をまず作っていく。大手の旅行会社から求められないと難しい。#輪学2020第5回

2020-10-31 08:57:05
くうのる @kuunoru

森氏>今サイクルガイドは必要性を認識してもらう運動の段階。オーダーが来るという仕組みを。たとえばびわこビジターズビューローへ注文が入り、そこに派遣するなど。安全に加え、地域のガイドは勉強してもらわねば。参加者のニーズにあわせて。#輪学2020第5回

2020-10-31 08:57:15
くうのる @kuunoru

森氏>滋賀県内の様々な団体で助け合い補い合いながら進めたい。今秋の観光庁委託事業では、いろんな要素を気にして実証実験をしてみる。データを取って検証するので、事業が終了したあかつきには報告できるようになるはず。3月以降にまた呼んでください。(了)#輪学2020第5回

2020-10-31 08:57:43
くうのる @kuunoru

#輪学2020第5回「『自転車競技連盟』の新しいカタチを考える 競技一辺倒からの脱却」、終了。広報の途中からサブサブタイトルに「自転車が展望する新しいビジネスモデルを目指して」が加わったけれど、ビジネス化までにはなかなか先が長い模様。 pic.twitter.com/QszN38aWer

2020-10-31 09:06:51
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