原発災害と民主主義について考えてるなう
盛り上がってる脱原発論を見るに、やはり違和感が否めない。なぜ原発を止められないかは、電力需給もあるが、廃棄物の問題が大きい。これが軽視されすぎている気がする。
2011-07-10 10:55:12原発は原理的に、廃棄物を何とかするためのエネルギーと、発電されるエネルギーの差を人々に供給する。これが他の発電方法と全く違うところ。だから原発を止めると、廃棄物を何とかするエネルギーを他のエネルギー源から得なければいけない。
2011-07-10 10:56:51原子力発電を始めて廃棄物がたまればたまるほど原子力発電をやめるわけにはいかなくなる。危険だからと言っても止められなくなる。
2011-07-10 11:00:11じゃあ原子力発電を導入する意思決定に加わったのは誰か。それを維持する意思決定に加わってきたのは誰か。それは国民の大多数なのでは。その大多数が、現在の状態を招き、脱原発を困難にしている張本人なんだが。
2011-07-10 11:04:29なんか見てると、そういう反省もなく、いま脱原発支持なら正義という空気があるように感じる。そこにとても違和感をおぼえるんだよなぁ。
2011-07-10 11:06:58うーん、意思決定に必要な情報に官僚の作為的な欺瞞があったから問題になってるわけで。そもそも、米国の教書遂行に国民の意思が関与したかも怪しいデス。RT @kazutomi じゃあ原子力発電を導入する意思決定に加わったのは… (cont) http://deck.ly/~vKu7g
2011-07-10 11:10:21民主党に「騙された」と主張する人達にそんな正論が通じるわけ無い。RT @kazutomi 原子力発電を導入する意思決定に加わったのは誰か。それを維持する意思決定に加わってきたのは誰か。それは国民の大多数なのでは。その大多数が、現在の状態を招き、脱原発を困難にしている張本人なんだが
2011-07-10 11:20:35@Haruhi40 でも意思決定には責任が伴うでしょう。騙されたとかいうことがあっても、騙されないようにするのも責任のうちだと思うんですよ。その反省はあるのかなぁと。
2011-07-10 11:24:32@kazutomi でも、そういう人達に「伝わる」ようにするにはどうすればいいか、ってのが政治的に大きな問題なんですよね(´・ω・`)
2011-07-10 11:29:06@kazutomi だから今その報いを受けてるんでしょう。 日本の民主主義が似非だったことに、今放射能にまみれて気付いたんですよ。まだわかってない人たちが大多数なんでしょうけど。
2011-07-10 11:30:45@kazutomi 社会主義だろうが民主主義だろうが、あるいは君主制だろうが、結局統治構造や統治者の目的は変わらないわけで。
2011-07-10 11:42:59@kazutomi それを仕事として行なっている人たち(政治家やマスメディアや)と、生活の一端としてしか参加しない人たちの責任って違うと思うんですね。騙す騙されるの関係でもあるし。責任ってなにかと、最近つくづく思うんですよ。
2011-07-10 22:36:59@nekokabo いや、国民主権や民主主義は、原理的に同じ責任を求めてくると思う。それが負えないなら「主権」など行使すべきでない。で、だからこそ民主主義は実際には機能しないのではないかとも思います。
2011-07-11 10:42:08自分がした意思決定の責任を取らないような「民主主義」が、どうやって自分が死んだあとまで影響するような決定を正しく行えるだろう。
2011-07-11 10:44:56前に書いたけど念のため:なぜヒステリックか。元からの脱原発派から見れば、原発は昔から今と同じように危険だったし問題だった。事故も起こると思われていた。以前と今との違いは、事故が実際に起きたかどうかだけだ。だから「事故が起きたから脱原発」という反応がヒステリックに見える。
2011-07-11 10:57:09@nekokabo あ、あと菅さんが「責任を取らない」のは、やっぱり民主主義(+個人主義)の同じ結果だと思います。彼はやはり主権者として、自分に関係あることだけを気にしている。だから回りにも後世にも迷惑をかけて構わない。まったくもって「民主主義」的です(苦笑)。
2011-07-11 11:10:34普段自分だけのために「主権」を行使している人が、平等な民主主義において彼自身のために「主権」を行使している菅さんをどうして責められよう。彼こそ、そして民主党こそ、平等、民主主義、個人主義という、いま信奉されている価値の申し子では。
2011-07-11 11:15:59限られた時間しか生きない個人が、国について「主権」を持つというのがそもそもおかしいよなぁ。その個人の集まりが食い荒らした国に、あとの人間は生まれねばならない。(私は原発についてこれがとっても不満だ。)
2011-07-11 11:29:55そう考えると、以前の「家」という考え方のほうが妥当な気がしてくる。家を考えれば、先人を思い、子孫を慮って意思決定をせざるを得ない。同時代の間では戦いが起こるけど、個人主義よりよっぽどましな意思決定ができるんじゃないか。
2011-07-11 11:31:10別の言い方をすると。個人は国について行った意思決定に関して責任を原理的に取れない。責任が取れないなら権限も与えられるべきでない。そういうことになるんでは。
2011-07-11 11:34:25民主主義は平等主義を基礎にしてると思う。ならば全員が主権者でなくてはならない。そこで民主主義は間違ったのではないか。その全員は、いま生きている全員ではなく、この国に生きた、そしてこれから生きる全ての人でないと(平等を要請するならば)おかしい。民主主義はこれを解決できてないのでは。
2011-07-11 11:37:47でも、一般的には国も刹那(数世代)であったりするよ。"@kazutomi: 限られた時間しか生きない個人が、国について「主権」を持つというのがそもそもおかしいよなぁ。その個人の集まりが食い荒らした国に、あとの人間は生まれねばならない。(私は原発についてこれがとっても不満だ。)"
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