認知症介護指導者ネットワーク全体研修2011/7/15 震災関連

東日本大震災による被害状況と認知症の方の支援および大規模災害時の対策について 仙台センターの指導者の所属する施設で大きな被害を受けた老健施設・特養ホーム・グループホームの現場からの報告。また、団体派遣でボランティアとして被災地に入って避難所を回った理学療法士の報告。
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大熊正喜 @ookumamasa

札幌 菊地さん■避難所での生活不活発病が問題。遊楽館、病院リハビリで生活に戻していくリハビリではなかった。問題を感じながら・・・認知症のBPSDの方あまり出会わなかった。ここでは生活できる状況ではなかったということ。毎日2.5hかけて国道45号を気仙沼へ移動。

2011-07-15 16:04:18
大熊正喜 @ookumamasa

札幌 菊地さん■気仙沼との往復。1週間で16か所の避難所と三か所の居宅を訪問。別の医療チームと連携。個別のリハビリ実施。細やかでスピーディーな連絡が必要。気仙沼保健福祉事務所が拠点。コーディネーターの動きが良かった。自衛隊はすごいなと思った。階上中学校、思い出の品を洗うボラもいた

2011-07-15 16:09:19
大熊正喜 @ookumamasa

札幌 菊地さん■生ぎる気仙沼の横断幕。居宅の訪問は陸の孤島になった高台の家。低地は破壊されつくした風景。面瀬中学。運動場が仮設住宅に。運動会。お寺の境内も避難所。段差が多い環境。理学療法士としては起き上がり立ち上がりのための環境整備が主。マッサージではない。

2011-07-15 16:13:24
大熊正喜 @ookumamasa

札幌 菊地さん■大谷公民館。国道45号ぞいのラーメン屋。水道が復旧する前からラーメン屋、コンビニ復旧。水かないので大盛りラーメン頼むと汁が少ない。本吉公民館。自衛隊の風呂。川から水をくみ上げて浄化して沸かす。すごい。「自衛隊の皆さんがいるだけで安心できます」小学校のプラカード

2011-07-15 16:17:18
大熊正喜 @ookumamasa

札幌 菊地さん■気仙沼中学 体育館の中にテント。段ボールなら中が見えて声がかけられるがテントは声がかけにくい。中の様子がわかり難い。教室避難所はそれぞれのコミュニティ。入るのに緊張する。他県医療チーム、その場でチームを作りその場で解散。鹿折中学。理学療法士としてヒットしたもの→

2011-07-15 16:22:13
大熊正喜 @ookumamasa

札幌 菊地さん■小中学校の和式トイレを様式に簡易改装する。チームの相棒。気仙沼で被災した作業療法士、リバーサイド??   40名以上の利用者がなくなった。おぼれないように水の中で抱きかかえながら亡くなっていった。■まとめ 生活不活発病予防の視点 環境整備が第一義的 

2011-07-15 16:25:58
大熊正喜 @ookumamasa

札幌 菊地さん■ボラが去っていった後も継続できる地域の力が必要。それがないと、があッと入って、があっと去っていくだけ。地元だけでは続けられない。ボランティア、熱い気持ちだけでは・・・   おわり

2011-07-15 16:28:00
大熊正喜 @ookumamasa

ちネットシンポ 後半はじまる■佐々木会長。六階建てて上の方ほどよく揺れた。エアコンや給湯機損壊で危なかった。一部損壊レベル。仙台市内、電気水道は4-5日で復旧。都市ガス復旧遅れた。お風呂が沸かせない、煮炊きができないのが困った。非常用品で熱源必要。南三陸町の実家、7割の家屋流失

2011-07-15 16:41:38
大熊正喜 @ookumamasa

ちネット佐々木代表■地下鉄とまっていた。通勤の足確保が大変。施設に泊まり込んで勤務も。でも沿岸部よりまし。地域防災協定。おんぶ隊組織して助けてもらおうと思っていたら地域の人が施設に逃げてきた。職員は対応に追われた。仙台市内の特養はすべて福祉避難所。5/8まで受け入れた。定員外利用

2011-07-15 16:44:04
大熊正喜 @ookumamasa

ちネット佐々木代表■南三陸町から5名受入。家が流された。二時間以上かかるが施設が迎えに行った。病院に入ったが変える所がないので施設へ。職員も疲弊。提携していた日本福祉大学から介護ボラ。南三陸の特養、全壊、大勢亡くなった。ネットワークで支援の申し出。北海道の老施協 三瓶会長からも

2011-07-15 16:48:21
大熊正喜 @ookumamasa

ちネット佐々木会長■マッチングを始めた。老人福祉施設協議会関係、グループホーム関係、石巻市・GHあゆかわの郷の支援。全国社会福祉施設経営者協議会関係。認知症介護指導者ネットワークなど  マッチング。ボラの方が職員より多い→事業所の自立支援、職員採用と育成。

2011-07-15 16:53:03
大熊正喜 @ookumamasa

ちネット佐々木会長■ひとつの施設を支援するにはたくさんのチームが必要。まだまだ介護ボラの必要性はある。職員、必死で四カ月走ってきたが疲弊。少しずつボラ、協力し合う。マッチングなかなか難しい。沿岸部のデイサービス、社協が担ってきた。この機関なら来れると言う介護ボラへの登録をみなさん

2011-07-15 16:57:00
大熊正喜 @ookumamasa

ちネット佐々木会長■復興のための調査に歩いている。被災した施設、市町村の復興計画立たないので計画が立てられない。しかし、やれることはすぐやる。有難いのは、いろんな方々が全国から支援物資。タイムラグなく届けたい。私はあまり縦割りに考えていない。小さな事業所にはなるべく早く届けたい。

2011-07-15 17:00:50
大熊正喜 @ookumamasa

ちネット全体研修at仙台2011/7/15  スピーカー 松原苑の尾崎さん 気仙沼のGH村伝 熊谷さん 福島・伊達市の石塚さん  札幌の指導者で理学療法士協会でボランティアに派遣された菊池さん そしてちネット佐々木会長 http://twitpic.com/5qece3

2011-07-15 17:05:35
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大熊正喜 @ookumamasa

ちネットシンポ■質疑応答■ 気仙苑では無線が役に立った。AUが他社より良くつながった。一番は伝言板。ホワイトボード。その地域で繋がり易いものを日頃から確認。ラジオで流してもらうのも一つの方法。Cメールも電話開通まで役に立った。町内会ごとに黄色いハンカチ方式も

2011-07-15 17:11:21
大熊正喜 @ookumamasa

ちネットシンポ質疑応答■いかにすみやかに避難させるか。夜間の火災避難訓練で自立度の高い利用者にも手伝ってもらう方式をとった。レビーの利用者の見守りを脳血管型で自立度の高い利用者に今回依頼した。非常時の智恵。職員を招集して勤務体制を組みなおす。ボードで確認。電話の連絡網は不通。

2011-07-15 17:14:39
大熊正喜 @ookumamasa

ちネット質疑応答■認知症の人が状況を理解できなくて避難拒否。半ば強制的に避難させた。月一回は「避難の日」を決めて習慣化すればスムーズな避難できるのでは。想定が低いと油断する。高めの想定、命を救うために。想定を超えた長期化、用意しておく物資として肌着関係の大切さがわかった。蠅の問題

2011-07-15 17:19:53
大熊正喜 @ookumamasa

ちネット質疑応答■嚥下食・栄養補助食品、紙おむつ、の用意も。非常食と水、水道が復旧するまで活用した。伊達市・川俣ホーム、業者がその地域に入りたがらなかった。気仙苑、法人全体で震災の振り返り。必要なものたくさん出てきた。じゃあどこに置くかが問題。地域と協力し合いながら準備。

2011-07-15 17:23:36
大熊正喜 @ookumamasa

ちネット質疑応答■福祉避難所。避難する時必要な物資を地域の方からも提供してもらうという方法もある。さいごに、認知症の人の対応。職員のモチベーション■精神科のフォロー。余震のたびに火事がフラッシュバック。眠れない。初めてデパスを飲んだ。ポジティブフィードバックでモチベーション維持

2011-07-15 17:27:22
大熊正喜 @ookumamasa

ちネット質疑応答■色紙にひとりひとり職員のいい所を寄せ書きして回す。介護の質を保つ最低限のマニュアル作り。長谷川和夫先生の写真とメッセージ。「頑張る」と書いていない。勇気を持って一歩進む・・・の「勇気」がキーワード。メンタルヘルス相談員、仕組みはあるが中々使えない。職員の体調不良

2011-07-15 17:31:40
大熊正喜 @ookumamasa

ちネット質疑応答■職員のストレス。自分たちだけじゃないと言う意識はある。まだ表面化していないものもあるか。自分も家を流された事務長が「家なき子」の会をやろうと飲み会を企画。指導者の同期のネットワーク 18期、支えてくれた。2回に渡って物資を運んでくれた同期指導者も。

2011-07-15 17:34:42
大熊正喜 @ookumamasa

ちネット質疑応答■職員、日頃の会話はふつう。あまり触れないようにしている。暗い顔をしても仕方がない。普段の生活に戻る。普段の職員関係が大事。地域とのつながりも大切。提携施設、ネットワークを持つことも大事。「絆」今回のシンポ参加者もネットワークを作っていきましょう。佐々木代表しめる

2011-07-15 17:38:01