「MMT」政策は、「大きな政府」「大きな負担」になるのでは? ――税負担やインフレリスクの隠蔽とその暴露
MMTで税金が不要なのは、インフレ目標に到達するまでであって、その後は税金が必要だし、長期的に大きな政府になれば、増税が必要だろう。
2020-11-14 22:51:55政府が財政拡大するのに、税負担は少なくて済むとかはありえない。それではフリーランチになるし、経済学での「公債の中立命題」にも反する(MMTでは無視するようだが)。
2020-11-14 22:54:11これは、「インフレ目標に達するまでは増税なしの国債発行だけで財政拡大できる。だから、一時的ではあれフリーランチじゃん」という考え方だ。
2020-11-14 22:56:16しかし、これはデフレ→インフレに切り替わる際のタイムラグであって、インフレ→デフレの時に緊縮財政をやっている間のタイムラグに相殺されるはず。
2020-11-14 22:57:20古代ローマの英雄カエサルは、「人は見たいものしか見ない」といったことを言ったが、MMT派も「M(見たいものだけ)M(見る)T(態度)」がよく見られる。
2020-11-14 23:02:08もし、どうしても大きな政府を実現したくて、税負担にも耐える覚悟があるなら、別にそれはそれでいい(もちろん、民主的に選挙で決めるわけだが)。
2020-11-14 23:05:00でも、MMTとか反緊縮系の話題で、あんまり税や財源の話が前面に出てこない、出てくる時も「増税不要」みたいな聞こえの良いものばかりなので、そこに実現可能性の疑いが残る。
2020-11-14 23:06:26だから、「MMTで消費税(恒久)廃止」みたいなネットのコメントを見ると、MMTを理解してないのではないかと思ってしまう。インフレ後はどうするのか? 見たいものしか見ない。
2020-11-14 23:09:08「インフレしたら増税、デフレで財政拡大、インフレしたら増税……」を繰り返したら、大きな政府になっていくし、税負担も高まっていくはず。
2020-11-14 23:11:00「経済的イノベーションを起こせば、人口減少下でも経済成長する」、というのはその通りだが、国民が高齢化すると保守的になり、イノベーションが起こりにくくなるし、現にあまり起こらなかったから、こうして今の苦境がある訳だ。
2020-11-14 23:18:37youtube.com/watch?v=TzEga_… 日銀 追加の金融緩和決定 国債買い入れ上限を撤廃(2020/4 テレ東)
2020-11-14 23:25:46diamond.jp/articles/-/118… 日銀が国債をどんどん買って行き着く先は 「永遠のゼロ」か、銀行課税か?(翁邦雄 ダイヤモンド)
2020-11-14 23:30:29「異次元」にある日銀が、国債などをガバガバ買っているため、いろいろ副作用が出ているが、「借金大丈夫論」ばかりで、ネットではぜんぜん目立たない。
2020-11-14 23:33:19「劇場型政治」なのか、「黒田バズーカ」みたいな派手な報道ばかり目立ったけれど、プロレスの実況じゃあるまいし、本当に大丈夫なのか、という気持ちも少しある。
2020-11-14 23:34:57