卵子や精子の提供を受けた子どもの親子関係を明確にする生殖医療民法特例法
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アメリカでは代理出産可能な州は多いが、だからといってそれらの州が代理出産フレンドリーなわけではない。フレンドリーなのは、カリフォルニア,テキサス,フロリダ。TXはプロライフで保守派、代理出産反対派が多いと思いきや実は容認派。
2020-11-10 10:46:34そこにコロナで外出禁止中に法案が議決されNYが加わった。会議にはNYの法案の禁止を求めた関係者2人も出席していたが、米国ならCAに行けば実施できるが、他の州が次々と倣ううえで、批判的な州としてのモデルが存在するべきなので、NYの商業的代理出産合法化に反対していた。
2020-11-10 10:50:53書いているうちにだんだん記憶があいまいになってきたので、ここで止めます。以下、内容を聞きつつ私が思った事。
2020-11-10 10:53:14pro-natalist(出産讃美者/出産増進者)やpro-family(家族讃美者)が代理出産を推し進めているというのは、初めて聞く内容だった。ただしこれって日本でいえば少子化議論の中で出てくる内容。言われてみればそうだな、と腑に落ちる。
2020-11-10 10:56:42外国の卵子提供や代理出産依頼に対する擁護論や体験談を読んでいて、そこに教条的な発想があるのは感じていたが、それがこの二つなのだとわかった。擁護論にはGift派(命の贈り物派)もあるが、それは上記2つが代理出産を勧めるエンジンとすれば、システムを動かすための潤滑油にあたる。
2020-11-10 11:05:42日本では宗教的な違いもあり、欧米的なpro-natalistが存在するとは思わない。代わりに「少子化対策」が教条化しつつあるように感じる。そもそも少子化対策が必要なのは、日本の社会システムの歪によるものだし、代理出産・卵子提供とも健康な女性の健康を損ねるから、少子化を止める効果はないのだが。
2020-11-10 11:11:51そもそも「代理出産も卵子提供も少子化対策としては効果がないこと」は、医学や人口学の専門家がその気で調べれば、すぐに数字で分かるはずだが、誰もそれを提案しないまま、何となく「少子化対策になる」と信じる思考停止に陥ってしまっている。
2020-11-10 11:14:46何の科学的根拠もないまま、政治の場で「代理出産は少子化対策になる」と信じて進めようとしているわけで。これはものすごく危険。このロジックで合法化したら、代理出産が、従来の「可哀そうな女性を救うために仕方なく行う」位置づけではなく、積極的に推進されることになる。
2020-11-10 11:20:31あと世界中にネットワークを持つ、巨大生殖産業の現状を聞いて思うのは、日本で商業的代理出産・卵子提供が合法化されたら、そこで最も利権を得るのは、日本の業者ではなく外国企業。日本の不妊クリニックがこれから有利な条件で参入するのは困難。
2020-11-10 11:54:23とりあえず昨夜の件で書けることは全て書いたつもり。深夜まで会議に参加して精神的に興奮していたのか、昨夜は眠りが浅く、今日は何となくぼんやりしている。カフェイン取って普段の仕事に戻ります。
2020-11-10 12:11:28sankei.com/politics/news/… 生殖医療で生まれてくる子どもにとって最も重要な「子どもの出自を知る権利」、精子提供者が父となる嫡出推定が切れるわけではない等の課題が存在するが、附則で「おおむね2年後を目途に」と先送りした内容のまま、国会提案に💧 来年の通常国会を目途に、改正を目指しましょう
2020-11-13 16:10:51なんでこんなに拙速に進めるんだろう、悲しい。 twitter.com/idomasae/statu…
2020-11-13 16:21:04@sachikoishi @yanagiharay 不妊治療保険適応には反対しませんが、第三者精子卵子提供の生殖医療には強い違和感があります 立民どこへ行くw
2020-11-13 21:00:54jiji.com/sp/article?k=2… ほらね。 早速、卵子提供、解禁へ、の報。 全国会議員は柳原良江先生の「収奪と利益が絡み合う卵子提供ビジネス」(『世界』2015年11月号)を読んでから、法案に賛成するか決めてほしい。 卵子提供が完全無償となっても、関わる経費や医療行為はもちろん支払い可能で、 続
2020-11-16 16:17:35そこにビジネスチャンスがあるとみた「生殖産業」や海外顧客をターゲットとした「医療ツーリズム」が手ぐすねを引いて待っているのだ。 解禁されれば日本人だけではなく、海外の富裕層が卵子を求めて日本にやってくるだろう。
2020-11-16 16:18:25結果、慢性的な卵子不足となり、経済力で市場から溢れた日本人はこれまで通り外国での購入を検討することになるだろう。 精子提供ドナーの法的地位についても、この特例法は紛争を避けるほどの効果はない。曖昧なままだ。
2020-11-16 16:19:16卵子提供により健康被害を被った方々に関するドキュメンタリー映画『卵子提供ーー美談の裏側』予告編です。卵子提供の盛んな米国では、ドナーとなった若い女性が、投薬や手術により健康被害を受けた例が報告されています。自らが不妊になったり、死亡した例もあります。youtu.be/vLiQSq6jFa8
2020-11-13 21:56:56映画の全編はこちらから有料でご覧頂けます。英語のオリジナル版を制作した、米国の生命倫理文化センターが配信しているので、登録・支払いは英語で行う必要がありますが、映画は日本語字幕版です。 vimeo.com/ondemand/eggsj…
2020-11-13 22:03:11こちらは「卵子提供、不妊になる」というタイトルの記事。生命倫理文化センターだけでなく、既に様々な人が「卵子提供」ドナーの被る問題を論じています。若いドナーが、不妊になるリスク、ガンになるリスクについて指摘されています。healthline.com/health-news/do…
2020-11-14 17:20:03日本弁護士連合会:「生殖補助医療の提供等及びこれにより出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する法律(案)」に対する会長声明 nichibenren.or.jp/document/state… @jfbasnsより
2020-11-13 21:39:10「他者の卵子で妊娠する方」の医学的リスクについて、近年調査が進んでいます.下記の論文では、現時点で、卵子提供による妊娠は自己卵子のIVFと異なり、明確なリスクを伴うと示されています。(ただし私は医学の専門家ではないので、本件に関する専門家の意見を頂きたいです)link.springer.com/article/10.100…
2020-11-14 17:42:27非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ会員「子どもの出自を知る権利について─AID(非配偶者間人工授精)で生まれた子どもの立場から」『学術の動向』 2010.5、46-52ページ jstage.jst.go.jp/article/tits/1… facebook.com/10863878772657…
2020-11-14 23:23:07二宮周平「子どもの知る権利について」『学術の動向』2010, 40-45ページ jstage.jst.go.jp/article/tits/1… facebook.com/10863878772657…
2020-11-14 23:23:41