米大統領選に向けて仕様変更していたTwitterのRT機能
アメリカの大統領選挙を前に、誤った情報の拡散を防ぐため、日本時間9日深夜にポリシーと機能の一部に変更を加えると発表いたしました。一部の報道を見て変更点について誤解された方もいらっしゃるようなので、日本の皆さんに関係するポイントをまとめてお伝えいたします。
2020-10-12 08:37:46ツイートを拡散する前にもう一度考えていただくため、リツートよりもご自身のコメントを付加する「引用ツイート」を推奨いたします。この変更により、リツイートしようとすると、まずコメント入力画面が開きます。コメントなしで投稿すると通常のリツイートとなります。 pic.twitter.com/mUoxuXWrYs
2020-10-12 08:37:53単にRTしたい方にとっては面倒なステップではありますが、当該ツイートが安易に拡散されるよりも、ご自身の見解、それに対する反応など、会話の文脈が理解しやすくなりより有意義なものになることを期待しています。これはブラウザでTwitterをお使いの一部の方向けにすでにテストが始まっています。
2020-10-12 08:37:53ようやく元の仕様に戻る
TwitterのRT仕様、元に戻った理由は「“思慮深い拡散”につながらなかった」から itmedia.co.jp/news/articles/…
2020-12-17 12:45:04この仕様変更を2カ月間続けてきたが、「思慮深い拡散は起きなかった」と同社は結論付けた。引用RTの数は増えたが「45%は賛意を示す一語だけが書かれており、70%は25文字未満だった」という。 itmedia.co.jp/news/articles/…
2020-12-17 16:31:58また、RTと引用RTによる共有の合計は仕様変更前より20%減った。これらの結果を考慮して、RTの仕様を元に戻したという。
2020-12-17 16:31:59同社は「より思慮深い拡散」には「複数のソリューションが必要」と考えており、例えば、URL付きツイートを拡散する前に記事を読むように促す機能は効果的だったとしている。
2020-12-17 16:32:00